2000年解散のロックバンド『BLANKEY JET CITY』など数多くのバンドでドラマーとして活躍し、俳優活動もしている中村達也さん(53)が18日、傷害容疑で書類送検されたことが明らかになりました。
警視庁北沢署によると、中村達也さんは昨年11月下旬に東京・世田谷区代沢5丁目の路上で、40代男性の足などを数回蹴って打撲などのケガを負わせた疑いが持たれています。
中村達也さんはこの日、ライブの打ち上げで現場付近の飲食店を訪れており、ライブの客だった男性と遭遇した際に「男性が仲間に失言し、腹が立った」と供述し、容疑を認めているとのことです。
傷害容疑で書類送検された中村達也さんは、10代の頃からバンド活動を始め、当時活動していた様々なパンク・ロックバンドなどに所属し、1987年に浅井健一さん、照井利幸さんと共に『BLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)』を結成。
ブランキー時代には、『東京スカパラダイスオーケストラ』の楽曲に参加したり、バンド解散後にはスカパラのメンバーや俳優・サックスプレーヤーの武田真治さんらと『LOSALIOS』というソロプロジェクトで活動しました。
また、2011年にはシンガー・ソングライターの斉藤和義さんとロックユニット『MANNISH BOYS』、2012年には元『THEE MICHELLE GUN ELEPHANT』のボーカル&ギター・チバユウスケさんらと『The Golden Wet Fingers』、元『RCサクセション』のギター・仲井戸麗市さんと『the day』を結成するなどしています。
その一方で俳優としてもドラマや映画などに出演しており、2009年12月公開の映画『蘇りの血』(豊田利晃監督)で主演し、2010年放送のNHK大河ドラマ『龍馬伝』の最終回にゲスト出演しました。
<↓の画像は、『龍馬伝』出演時の中村達也さんの写真>
その他にも、『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』(テレビ朝日系)、『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜』(日本テレビ系)、『ディアスポリス 異邦警察』(TBS系)、映画『涙そうそう 』、『るろうに剣心 京都大火』、『野火』、『I’M FLASH!』、13日より公開の『悪と仮面のルール』など、数多くの作品に出演しています。
そんな中村達也さんが書類送検されたことが明らかとなり、ネット上では、
- 酔って蹴った方が悪いのかもしれないけど、客なら何言っても許されると思ってる勘違いした人も多いと思う
- ライブ中に蹴ったわけじゃないのね。でも、これは失言の内容にもよる。言ったもん勝ちじゃあ、納得いかないよ。
- この人は理不尽な事をするタイプじゃないから、結構失礼な事を言ったんだろうね。
- 蹴った側が悪いのは確かだが、蹴られた相手も暴言を吐いた可能性大。
- シチュエーションは分かんないけど、中村達也がいること分かって悪口言ったのならいい度胸してるよ。つーか、蹴られたかったんじゃない?
などのコメントが寄せられています。
中村達也さんは昔と変わらず今もコワモテで、全身にはタトゥーが入っており、昔はかなりヤンチャだったという話はあるのですが、年齢的にもかなり性格は丸くなっていると思います。
<↓の画像は、中村達也さんの若い頃とタトゥーの写真>
また、ライブの客に手を出すというのは相当頭にこない限りしないと思いますので、中村達也さんの肩を持つわけではありませんが、この事件に関しては被害者の男性もかなり酷い発言をしていたのではないでしょうかね…。
しかし、ライブの打ち上げで酒に酔い、ちょっとした発言にキレて一方的に暴行を加えた可能性もあり、被害者の男性の言い分も聞かないと何とも言えません。
今回このような事件で話題になってしまいましたが、今後もドラマー、俳優として活躍する姿を見せてほしいですね。