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元サッカー選手ロナウジーニョが偽造パスポート事件。レジェンドのトラブルにファンの反応は…

元ブラジル代表ロナウジーニョが偽造パスポート所持で逮捕。兄アシスとパラグアイに不法入国した理由は…画像あり

サッカー界のスーパースター、生きる伝説で、元ブラジル代表のロナウジーニョさん(本名=ロナウド・デ・アシス・モレイラ 39歳)が、偽造パスポートを所持し使用したとして緊急逮捕されていたことが明らかになりました。

各報道によると、ロナウジーニョさんは4日(日本時間5日)に、南米・パラグアイで行う予定だった自伝の出版イベントのため、Jリーグ『コンサドーレ札幌』などでもプレーしていた元サッカー選手の兄・アシスさん(本名=ロベルト・デ・アシス・モレイラ 49歳)と共にパラグアイに入国、その際に偽造パスポートを使用した疑いが持たれています。

<↓の画像は、ロナウジーニョさんと兄アシスさんの写真>

ロナウジーニョさんとアシスさんはホテル宿泊時にパスポートを提示し、そこで偽造パスポートだと発覚して地元警察に逮捕されたそうです。

偽造パスポートでは、ロナウジーニョさんの国籍がパラグアイに変更されていたそうで、パラグアイのユークリデス・アゼベド内務大臣は現地ラジオの取材に対して、「我々は法に則る。彼が文書を改ざんしたという情報を得ている」と報道内容は事実と認め、「まだ司法捜査中だ。彼らは事情は話さなければならない。その後、拘留するかどうかを決める」と語っています。

ちなみに、ロナウジーニョさんの兄アシスさんは2012年に、脱税やマネーロンダリングによって懲役5年5ヶ月の有罪判決を受けています。

<↓の画像は、アルゼンチンメディア『Ole』が公開したロナウジーニョさんの偽造パスポート写真>

そして、この事件に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

ロナウジーニョさんは2015年に、自身が運営する財団『Instituto Ronaldinho Gaucho(インスティトゥート・ロナウジーニョ・ガウショ)』の建築物が、自然保護区内での違法建築だと認定され、2億円以上の罰金を支払うよう命じられました。

しかし、ロナウジーニョさんとアシスさんは罰金の支払いを拒否、これによって裁判所に複数の不動産や私財が差し押さえられ、国外逃亡を防ぐためにパスポートも没収されました。

パスポートを取り戻すためには約1.6億円の支払いも命じられ、この措置を不服として裁判所に異議申し立てを行うも却下されており、昨年9月にようやく罰金を支払ってパスポートを取り戻すことで合意したとの報道があったのですが、その後も罰金を支払うことなく偽造パスポートを製造、それが今回発覚した形のようです。

なお、2人の偽造パスポートを手配したとみられる45歳の男は逮捕されていて、ロナウジーニョさんとアシスさんはホテルで拘束されているそうなのですが、現地警察に対して2人は「騙された」などと話しているといい、捜査に協力する姿勢を見せているとのことです。

ロナウジーニョさんは古巣のクラブチーム『FCバルセロナ』が主催のスタジアムツアーを体験し、その動画が2月にFCバルセロナの公式インスタグラム上で公開されていたのですが、スペインへ渡るために使用したパスポートも偽造だった可能性がありますね。

8月にはFCバルセロナのホームグラウンドであるカンプ・ノウで、ロナウジーニョさんに敬意を表したレジェンドマッチが開催予定とされていて、試合には元イタリア代表のピルロさん、マルディーニさん、元フランス代表のアンリさん、元ブラジル代表のロベルト・カルロスさん、元チェコ代表のネドベドさん、元アルゼンチン代表のサビオラさんなど、多くのスーパースターが参加するとも言われているのですが、今回の事件の影響でこのイベントも中止といったことになってしまうのでしょうか…。

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