お笑いコンビ『ドロンズ』(2003年解散)の元ツッコミ担当で、タレント・俳優の大島直也さん(おおしま・なおや 48歳)が、「脳梗塞」を発症し入院していることが明らかになりました。
元ドロンズ大島直也さんは自身のブログを更新し、【脳梗塞になった日】というタイトルで脳梗塞発症から入院するまでの経緯を綴っています。
大島直也さんはある朝、仕事へ向かおうと電車に乗り、乗り換えをしようとするものの身体に力が入らず、平衡感覚も失っている状態だったといいます。
さらに携帯電話を紛失し、その後無事に発見されたもののロック解除に必要な暗証番号や、自身の電話番号などもなかなか思い出すことができず、住所の記入を駅員に求められた際にも何度も間違うなどの症状が出ていたそうです。
また、仕事現場に向かおうとするもなかなか辿り着けず、急な眠気に襲われたり、現実世界と夢の世界が区別できないような状態で、仕事関係者からは心配するメッセージや電話があり、大島直也さんの異変を察知して一先ず帰宅するよう言われたとのことです。
そして、帰宅した大島直也さんは再び睡魔に襲われて寝ていると、人が来て救急車を呼んで病院へと搬送されたといい、その間の記憶も曖昧のようで「いつの間にか、病院にいた。」と綴っています。
このブログ投稿を受けて『デイリースポーツ』が所属事務所に容態を確認したところ、幸いにも軽い脳梗塞だったようで、症状は軽いことから1週間程度で退院できる見込みとのことなのですが、大島直也さんが脳梗塞を発症していたことが分かりネット上では、
- 母親の介護で死ぬほど大変だったって話が記事になってましたよね。
自分の健康管理をする番になったということだと思います。本当に体は正直です。 - 脳梗塞は血管の詰まりが原因で起こるって聞くから、年齢というよりも食生活を中心とした生活習慣のほうが原因って考えたほうが良いよね。自分も40代だから気をつけなきゃ。
- お母さんの介護の経験読みました。寝たきりになっても直也のご飯を作らなきゃってあれには胸を打たれた。
なんか顔色良くない様だけど家族の為にリハビリしてまた笑わせて欲しい。 - これ、一緒に働いていた49歳の同僚と同じだけど、同僚は助からなかった。
デスクで居眠りしてんのかな?と思ってて、次に見たらヨダレをすげー垂れていて、イビキも尋常じゃなくて、慌てて声をかけたが、その時にはもう遅かったみたいでね。
救急隊員が来て結構長く救命活動してくれたけど、一時間後に死亡確認でした。
パッと見ではわからないんだよね。本人だって多分そんな重篤なことと思わないんだろね。大島さんはラッキーの部類ですよ、きっと。 - 自分は2年前、36才で脳梗塞が2ヶ所見つかり入院しました。場所がよかったので後遺症はありませんが、たまたま良かったと言われました。当時は字が全く書けなかったですが、今は平気です!
医師からは『年齢は関係ない。なる人は何歳でもなる。再発もあるから気を付けるように』と言われました - 異常に眠い。っていうのは前兆であるかも。私も発症する1週間前位に異常に寝てました。
もし疑わしい症状が出たら、両腕を手の平を上にして真っ直ぐ胸の位置まで上げる。胸の位置くらいで止め、目を閉じてみる。
ダランと下がる様なら危険信号。右手が下がれば左脳、左手が下がれば右脳に問題があるかも。私はこれで自分で判断して入院しました。
初期症状から1週間程は病状が急変する事もあるので、後遺症が残るかはもう少ししないと分かりません。
私も最初は後遺症も無かったですが、急変して結局後遺症が残りました。
沢山水分補給をして、安静にされて下さい。
などのコメントが寄せられています。
大島直也さんはドロンズ解散後、東京・恵比寿に飲食店『ちりとり鍋 大島』をオープンさせ、プライベートでは2008年5月に、6歳年下で元タレントの武田夏葉子さん(たけだ・かよこ)と結婚し、2010年12月には第1子となる長男が誕生するなど公私ともに順調で、幸せな生活をしていました。
<↓の画像は、元ドロンズ・大島直也さんの元妻・武田夏葉子さん、第1子誕生時の写真>
しかし、すれ違いなどが原因で2014年11月22日に離婚したほか、月1000万円以上の売り上げがあったという『ちりとり鍋 大島』も知人に譲渡し、家族だけでなく店も失いました。
なお、大島直也さんは離婚後も元妻と連絡を取り合い、定期的に息子と会っており、昨年も息子と一緒にミニ四駆の大会に出場したり、美容院へ行ったことなどを報告していました。
<↓の画像が、大島直也さんと息子の写真>
その後2015年には、タレント・俳優活動も再開させたのですが、同年末に母親が肺ガンを患っていることが判明し、その時点で末期のステージ4だったことから大島さんは芸能活動を休止、母親の看病をしながらアルバイト生活を送り、2017年7月に母親が81歳で亡くなって以降は、講演会で母親の介護経験を語るなどの活動もしています。
このように様々な不運に見舞われている大島直也さんですが、今度は自身が脳梗塞を発症し、幸いにも軽度で1週間程度で退院できるとのことですが、脳梗塞は再発リスクが高い病気で、発症後1年での再発率が10%、5年で35%、10年で50%にも上るというデータがあります。
また、脳梗塞は助かったとしても脳の損傷によって後遺症が残る可能性があり、大島直也さんは現時点でどのような状態なのかは定かではないのですが、1週間ほどで無事退院が出来たとしても、引き続き健康管理には気をつけてほしいですね。