元ソフトバンク・美嶋隼人を不同意わいせつ容疑で逮捕。性犯罪で実刑判決の元プロ野球選手が再犯の疑い
プロ野球『福岡ソフトバンクホークス』の元捕手で、自称清掃業・美嶋隼人容疑者(旧姓名=堂上隼人 43歳)が、路上で面識のない女性に対してわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつ容疑で逮捕されたことが分かりました。
各報道によると、美嶋隼人容疑者は今年4月20日の23時35分ごろに、神奈川県横浜市保土ケ谷区の路上で、帰宅途中だった面識がない専門学生(18)の上半身を触るなど、わいせつ行為をした疑いが持たれています。
この事件は、発生直後に被害者の親族が「家族が男に襲われた」と通報したことで発覚し、現場近くの防犯カメラ映像から美嶋隼人容疑者の関与が浮上、不同意わいせつ容疑で逮捕したとのことです。
<↓の画像が、不同意わいせつ容疑で逮捕された美嶋隼人容疑者の写真>
警察の取り調べに美嶋隼人容疑者は「弁護士が来るまで話さない」などと話し、現時点で認否は明らかになっていません。
美嶋隼人容疑者は過去にも同様の事件を複数回起こしており、福岡ソフトバンクホークスに入団前の『日産自動車』時代に性犯罪で有罪判決を受け、ソフトバンクに在籍していた2012年に、面識がない当時17~20歳の女性3人に対する強制わいせつ容疑で逮捕され、球団は即契約解除を発表しました。
その後、美嶋隼人容疑者は女性2人との示談が成立して不起訴となり、17歳の少女に対する強制わいせつ罪(現・不同意わいせつ罪)で起訴されました。
裁判では起訴内容を認めたうえで犯行動機について、「(試合への出場機会に恵まれず)悔しさや不安があった。(犯行に及んだ理由は)はっきり分からないが、コーチとの人間関係がうまくいかず、原因はそれしかないんじゃないかと思った」「ストレスもあったが、原因は今も分からない。一生かけて見つけていかなくてはならない」
などと語っていました。
また、事件後に証拠隠滅を図った理由については「DNAで犯人と分かってしまうのを恐れた」と答え、被害者に対しては「被害者に恐怖や苦痛を与え、申し訳ありませんでした」と謝罪し、「二度と人の道に外れたような事件を絶対に起こしません」などと語っていました。
そして、2013年1月に懲役2年の実刑判決が下され、これを不服として控訴するも棄却されて刑が確定しました。
このように複数回、性犯罪を起こし実刑判決も受けている元プロ野球選手が、再び同様の事件を起こした疑いで逮捕されネット上では、
- 盗みと薬物と下半身は再犯率が高い
- 犯罪を犯しても名前を変えて通常に生活をできるこの世の中は本当に間違ってる
- 同じ犯罪を繰り返してるのでもうこいつはダメだ…。無期懲役にしないとまた被害者が出てくるぞ。
- 性犯罪者はGPSつけろ
- 前科者の就職を支援する企業が揃って性犯罪者をNGにする理由も解るわ
- 生きるために必要のない悪事を何度もやるのは脳の障害みたいなものだからな 更正なんか無理なんだよ
などの声が上がっています。
横浜出身の美嶋隼人容疑者は、地元のスポーツ強豪校・武相高校から横浜商科大学へ進学し、大学4年時には日本代表として日米大学野球選手権にも出場しており、強肩強打で大学時代から注目を集める存在で、大学卒業後の2004年に社会人野球の強豪である日産自動車に入社しました。
日産自動車社は入社から1年あまりで退社し、その後は大学時代の監督に勧められてプロ野球の独立リーグ・四国アイランドリーグplusの『香川オリーブガイナーズ』に入り、主力捕手として活躍し、2008年にはメジャーリーグ『ボストン・レッドソックス』が獲得交渉に動いていました。
しかし、最終交渉まで進むも日産自動車時代の性犯罪歴が原因でビザが下りず、これによってメジャー挑戦は断念し、同年のドラフトでソフトバンクから育成枠で指名を受け、2010年にようやく1軍デビューしましたが結果を残せず、2軍での調整が続いていました。
<↓の画像は、現役時代の美嶋隼人容疑者>
そうした中で“悪癖”が再発して女性3人を襲撃し、これによってソフトバンクをクビになるだけでなく、実刑判決も受けて刑務所に入りました。
裁判では「二度と人の道に外れたような事件を絶対に起こしません」と語っていたものの、再び同じような事件を起こした疑いで逮捕され、性犯罪者の更生はやはり難しいのだと感じさせられます。
法務省が発行の犯罪白書によると、性犯罪で実刑判決を受けた元受刑者が、5年以内に再犯する確率は21%で、強盗犯とほぼ同じ割合となっています。
<↓の画像は、犯罪別の再犯率データ>
ちなみに、音楽グループ『Hysteric Blue(ヒステリックブルー)』の元リーダー・ナオキさんは、2004年に強姦と強制わいせつ罪で起訴され、2006年に懲役12年の実刑判決が確定しました。
その後、2016年に出所して第二の人生を歩んでいた中で、2020年に強制わいせつ致傷容疑で逮捕、2021年に強制わいせつ未遂の罪で懲役1年2ヶ月の実刑判決が下されました。
これらの事例が性犯罪者の再犯率の高さを物語っており、美嶋隼人容疑者の場合は20年前から性犯罪を繰り返しているため、更生は非常に難しいのではないかと思いますし、再犯が事実であれば少しでも重い処分を下してほしいと思います。
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- https://www.chunichi.co.jp/article/1081310
- https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1973639
- https://web.archive.org/web/20121231090103/http://mainichi.jp/select/news/20121222mog00m040044000c.html
- https://web.archive.org/web/20130429095112/http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/04/25/kiji/K20130425005677930.html
- https://www.ctv.co.jp/voiceofsilence/content/001/index.html
最低すぎだろ
時系列おかしくない?