お笑いタレント、声優などとして活躍していた桜塚やっくん(本名=斎藤恭央)さんが、5日に山口県美祢市の中国自動車道下り線で事故を起こし、車外に出ているところを後続車に轢かれ心臓破裂が原因で亡くなりました。
これに対して一緒に活動していたお笑い芸人の方から、早すぎる死を惜しむ声が続々と届けられています。
そして、桜塚やっくんとしてピン芸人になる前に組んでいた、お笑いコンビ『あばれヌンチャク』の元相方・竹内幸輔さんが7日、ツイッターで心境を語っています。
「今日はちょっとだけ冷静になれて現実と向き合えたので今の思いを言います。恭央とは19年間一緒にいました。あばれヌンチャクはたった5年の短い活動期間でしたが、コンビ結成前も解散後もお互い刺激し合って高めあえる最高の仲間でありライバルであり親友でした。夢のような5年間でした。毎日仕事してるかネタつくってるか。楽しいだけの毎日」と当時の事を振り返りました。
また、2人が解散を決めた経緯についても触れ「今考えたらすごい気持ち悪いけど、新宿駅で恭央と最後の別れの握手をした後にお互い泣いちゃって、本当に気持ち悪いけど抱き合って、泣きながら5分ぐらいお互いの体をまさぐりあってました」と語った。
そして、あばれヌンチャク解散後、「桜塚やっくん」としてブレイクしたことを僻んだこともあったと明かし、そんな中、やっくんはいつもライブのVIP席に招待してくれたといいます。
最後に「オチはないです。オチつけないと恭央に怒られそうだけど。2人でまたコントしたい」と締めくくりました。
これにネットでは、
「感動。のツイートがなんだったのか気になってしょうがない。」
「再結成して欲しかったな」
「相方も声優やってたとは知らなかった」
「あばれヌンチャクと鉄拳といつもここからの紙芝居ネタ好きだった」
「ここまでいろんな人からコメント貰ってるってことは人望の厚い人だったんだね」
などのコメントがありました。
あばれヌンチャクは、現在NHKで放送されている『オンバト+』の前身の番組『爆笑オンエアバトル』の常連組で、やっくんとお兄さんの紙芝居を使ったブラックなネタが面白く好きなコンビでした。
またいつかあばれヌンチャクが再結成してくれたらと思っていたんですけどね…残念で仕方ありません。