倉田てつをの問題言動をファン等が告発。仮面ライダーブラック俳優が著作権侵害行為か…裏の顔発覚し物議。画像あり
1987~1989年にかけて放送の『仮面ライダーBLACK』と『仮面ライダーBLACK RX』(テレビ朝日系)で主人公・南光太郎役を演じ、その他に『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)などに出演していた俳優・倉田てつをさん(本名=柿本哲夫 52歳)が、知人やファンとの間でトラブルになっていることを週刊誌『女性自身』が報じています。
倉田てつをさんは俳優業の傍ら、2008年2月に東京都江東区にオープンしたステーキ店『ビリー・ザ・キッド 東陽町店』のオーナーを務めており、倉田さん自ら厨房に立つこともあるため、多くの仮面ライダーファンが店を訪れているといいます。
そんな『ビリー・ザ・キッド 東陽町店』には、『仮面ライダーブラック』の等身大フィギュアが飾られているのですが、この等身大フィギュアを製作した造形作家・Aさん等と倉田てつをさんがトラブルになっているといいます。
<↓の画像が、店に飾られている『仮面ライダーブラック』等身大フィギュアの写真>
『女性自身』の取材に応じた造形作家・Aさんによれば、知人の紹介で2015年に倉田てつをさんのトークショーへ行った際に造形作家だと名乗ったところ、「仮面ライダーブラックの等身大フィギュアを作れますか」と依頼されたといいます。
それに対してAさんは、「作れますが、店に置くなどしたら営利目的になるからダメです。自宅に置いて個人で鑑賞するだけなら」と答えたそうです。
それ以降、倉田てつをさんはAさんに会う度に「お願いします」と等身大フィギュアの製作を頼み、その都度Aさんは著作権に関する説明を行い、「店には置かず、自宅に持ち帰ります。もうすでに設置スペースやケースまで準備しているんです」との言葉を信じて、Aさんは1年以上掛けて等身大フィギュアを製作、2018年に完成品を無償で提供したとのことです。
<↓の画像が、造形作家・Aさんが製作した等身大フィギュアの写真>
しかし、倉田てつをさんはAさんの忠告を無視し、その等身大フィギュアを『ビリー・ザ・キッド 東陽町店』に飾り続けているとし、「(等身大フィギュアが完成する前には)開店10周年の記念日に『取材カメラが入るので間に合わせて欲しい』と催促が入るようになりました。この時も私は『フィギュアを撮影させては著作権違法になりますよ』と忠告しました。記念日だけ店に置くぐらいならまだ許せます。しかし、3年間ずっと店に置いたままなのです」
と訴えています。
Aさんはさらに、「倉田さんは、『等身大フィギュアを貰って欲しいというファンの人がいて、仕方なくもらって飾っているだけ』と、押し付けられたかのように言いふらしていると複数の人から聞いたことがあります。営業利用が酷く、ますますエスカレートしそうなので事実は違うとSNSにアップした」
と語っています。
Aさんは自身のツイッターでも事の経緯を記しており、「等身大 [仮面ライダーBlack] プライベート作品 厳密に言うと、ある方の依頼で製作しました。店に置くと“営利目的”になるので、『少しだけ店に置いたら直ぐ家に持って帰ります』と約束してくれたのですが…。非公認の造形物でお金を頂く訳にはいかないので 丁度、お店の〇周年記念と言う事もあり“運送費だけは着払で…”という事にしてプレゼントとして贈らさしてもらいました。そして、弟さんのお店にRXを置きたいから、『製作費を出すのでRXを造ってほしい』と言われたので、『それは、完全に営利目的だから公式の許可がないと造れない』と、やんわりお断りしたら、即、ブロックされました。(笑」
と明かしています。
続けて、「店に置こうが、どうしようが貰った人の責任でやってくれればいいけど、依頼されて造ったものを『ファンがどうしても貰ってくれ…と言ってきた』とか、『此方から一方的にブロックした、とか【嘘】を言われるとね。ファンから貰った物なら、店に置いてもセーフ的な計算が見え隠れしてしまうので…。貰った物をどうしようと、本人の勝手なのでどうでもいいのですが、造った経緯を嘘つかれたのが辛いんです。結局、店に置いた事で皆さんに見てもらえてるので…。ただ、店に置くなら然るべき事をした方が良いのでは?と思いますよね。」「『公式は、俺には何にも言えない』と言うなら、店に置いても良いか公式に確認したら良いのでは?と。」「本人とも話しましたが、版権という概念がないようなので。」
などと綴っています。
Aさんによれば、倉田てつをさんは2019年1月に、「弟の飲食店にも今度は仮面ライダーブラックRXの実物大フィギュアを置きたいので作って欲しい。60万円で」とAさんに製作を依頼したといい、Aさんは倉田さんに何度もお金を貰ってフィギュアを製作するのは違法だと伝えていたにも関わらず、それを全く理解していないことに呆れ、当然この依頼は断ったとのことです。
これ以降、Aさんは倉田てつをさんとの交流が無くなったとのことです。
『女性自身』によると、2月13日に『ビリー・ザ・キッド 東陽町店』で開店13周年イベントが行われたそうなのですが、その際にお客に配布されたステッカーには、Aさんが製作したフィギュアと一緒に写る倉田てつをさんの写真がプリントされていたといいます。
Aさんはこれについて、「本来はプライベート扱いのはずが、倉田さんの店の客集めにフィギュアが利用されているわけで、違法行為になります」
と訴えています。
倉田てつをさんを古くから知るBさんはさらに、「倉田氏は一時期、オンラインショップで仮面ライダーを意識した『Black Tシャツ』を1枚5,300円で販売。SNSでの炎上後は名前を『オリジナルTシャツⅠ』に変更。現在は販売を休止しています」
と明かしています。
<↓の画像が、オンラインショップで販売していたロゴマーク入りTシャツの写真>
<↓の画像は、オンラインショップで販売のロゴマーク入りマスクの写真>
これらの行為について知的財産法に詳しい松本賢人弁護士は『女性自身』の取材に、「等身大フィギュアについては、その写真を使ってDVDやステッカーを作った時点で著作権を侵害する可能性が。罰則は10年以下の懲役、1,000万円以下の罰金です。ライダーのロゴマークを勝手に使ったグッズを販売しているとすれば、商標登録や意匠登録をしていなければ著作権の問題になります」
と説明しています。
前出の知人・Bさんは、「倉田氏は著作権に対する意識が低いんです。例えばイベントに『仮面ライダー』を入れると、著作権使用料を『東映』に支払う必要があります。だが彼は『俺には東映は一切何も言ってこない。2年連続でライダーを演じたのは俺だけだ!』と言い張っていました」
と証言しています。
Bさんは倉田てつをさんについて、「彼にいま役者としての仕事が少ないのも、やはり言動に問題があるからでは。実際私もずっと前から縁を切っています。少しは反省していただきたいのですが……」
と語っています。
倉田てつをさんはこの他にも、ファンの主婦・Cさんとフェイスブックを通じて知り合ったそうなのですが、配信ライブで出演者に有料ギフトが送れる課金制度(投げ銭)を利用し、頻繁に課金するように要求していたとのことです。
Cさんは『女性自身』の取材に、「深夜の配信では非常に不機嫌で、今にも怒り出しそうな表情の倉田さんが黙って映っているだけ。『コメントもギフトもくれないってなんなの?本当に俺のファンなの?』と。ところが、課金した途端、機嫌が良くなってニコッとするんです。怖がらせてお金を出させる感じでした。抜けられない雰囲気を出され、脱出するまでの1ヶ月で30万円近くを課金してしまいました。やめた後も2~3ヶ月は下痢や突然気分が悪くなって嘔吐したり、体調を崩してしまいました。」
と明かしています。
また、別の女性ファン・Dさんは倉田てつをさんから店でメモを渡されてメールアドレスを交換、再び店を訪れた際には、帰り際に店の外で抱きしめられたといい、それ以降疎遠になったところ倉田さんから「彼女のしつこい電話とメールに困っている」などと吹聴されたそうです。
店の元常連客・Eさんは、倉田てつをさんが10年前から定期的に行っているファンとのバス旅行について、「1泊2日で2万円台。バスは補助席も使った満員状態で途中のランチも自腹。倉田さん側が直接、申込受付や宿の支払いに関わっていたようなので、代理店を通しているとは思えません」
と明かし、これらの行為は旅行業法違反に抵触する可能性があると弁護士が語っています。
そして、『女性自身』は真相を確かめるために、2月中旬に倉田てつをさんに直撃取材を敢行したところ、「あっ、ちょっと事務所を通してもらっていいですか?」と語り、改めて所属事務所に質問状を送付したところ、「ノーコメントとさせていただきます」との回答で、一連の問題行為に対して否定や反論などはしなかったとのことです。
『女性自身』はこのように倉田てつをさんと知人やファン等とのトラブルを伝えているのですが、ツイッターでは複数のファンが倉田さんの問題言動を告発しており、2018年にインドネシアで『仮面ライダーブラックRX』の30周年記念イベントを倉田さんが開催した際、参加費用が約30万円と高額だったことでファンの男性が躊躇していたところ、倉田さん本人からSNSを通じてダイレクトメッセージが届いたそうです。
その内容は、「今回のイベント 思った以上に参加率悪くて企画倒れになる可能性がある。日本の作品なのに日本人が少なかったらRXに申し訳ない!〇〇〇(ファンの名前)カード決済出来るよ!!お店の10周年の時に来なくても俺何も言わなかったよね?こういう時に力を貸してこそのファン 参加してくれ 俺からの最初で最後のお願いだ RXの為に」
といった熱いメッセージだったといいます。
しかし、ファンの男性が泣く泣く参加を断念したところ、間もなく倉田てつをさんはフェイスブック上でファンのアカウントをブロックし、その後行われたファンミーティング時に和解し、一度はブロックが解除されたものの、別の場所で行われたイベントへの参加をキャンセルしたところ、今度はフェイスブックのフォローを解除されたとのことです。
倉田てつをさんは別のファンに対しても同様の行為を度々行っているといい、自分にお金を使わないファンは本当のファンではないという考えのようで、別のファンも配信ライブの中で倉田さんが、「コメントもギフトもくれない人って何なの?本当に俺のファン?」「ここで何もしない人って何?いい大人が恥ずかしい。」「最近俺もファンに好き嫌い出てきたんだよね。」などと語っていたと明かしています。
こうした“ブラック”言動がツイッター上で拡散されており、これまで倉田てつをさんを応援していたファンが次々と離れていっている様子で、これらの問題行動については『女性自身』だけでなく、『ガジェット通信』や『TABLO』などのメディアにも報じられ、悪評が広まっています。
そして、ファンらの間で“ライダー商法”が物議を醸したからか、『ビリー・ザ・キッド 東陽町店』のオンラインショップで堂々と販売していた『仮面ライダーブラック』や『仮面ライダーブラックRX』のロゴマーク入りTシャツやマスクなど、全ての商品のオンライン販売を2月に入ってから停止しています。
倉田てつをさんの問題言動によって、『仮面ライダーブラック』と『仮面ライダーブラックRX』のイメージまで悪化してしまっているのは非常に残念です。
役者としての仕事が減っていることもあって、ファンを相手に阿漕(あこぎ)なことをしているのか何なのかは不明ながら、ファンの夢を壊すような行為を今後しないように改めてもらいたいですし、一連の問題について完全スルーを続けるのではなく、ファン等にキッチリと事情説明などを今後行ってほしいですね。
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- 女性自身 2021年3月9日号
- https://tablo.jp/archives/41642
- https://getnews.jp/archives/2937134
- https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13047042/
- http://web.archive.org/web/20201107024035/https://billytoyocho.thebase.in/
この記事で倉田氏を批判している方々には根本的に認識の誤りがいくつもあります。記事そのものに欠けている認識があるからです。
倉田てつを氏は、仮面ライダーシリーズの原作者である、石ノ森章太郎氏の生前に、BLACKとRXのイメージ利用(写真画像やロゴなども含む)を認められています。珍しいケースだったので特撮雑誌の記事にもなっています。倉田氏が「渡る世間は鬼ばかり」に出演するよりも少し前です。
これは倉田氏が商科大学付属高校出身で、当時大人のファン向けのグッズ(Tシャツ)などで商業展開もやってみたいという事で、例えば今でいう大人向け商品などの開発販売などの方向性を目指していたのだと思います。これはBLACKとRXにおいてのみです。石ノ森氏は「マンガ日本経済入門」を見ても解る通り、ライダー関連の販売展開において大人ファンへの展開も想定していましたが、当時の東映は89年のBLACK RX終了後ライダーのTV展開をやめ、94年の仮面ライダーJ以降は映画作品も作らなかった、東映がライダー作品を作らなかったから、倉田氏のそのビジネス前提の移行を組んだ形で、石ノ森氏が許諾しています。それはおそらく当時の東映の吉川PDらも容認しています。その後石ノ森氏はなくなったわけです。東映が新作仮面ライダーを作る予定も無いままにです。
仮面ライダーは昭和当時はあくまでも原作石ノ森章太郎氏であり、石森プロの許可がなければ東映は仮面ライダーを作れません。ロゴについては原作者によるコミック版でも使われているので、おそらく石森プロの版権管轄にも属します。
平成ライダーの隆盛は石ノ森氏の預かり知らない事(天国から見ているというのは希望的観測です)なので、現実的には生前の石ノ森氏が関与したライダーというのは倉田てつを氏のBLACKとRXなのです。だからそういうイメージ使用を倉田氏に石ノ森氏は託したわけです。これはRXで石ノ森子息の俳優、小野寺丈氏とも倉田氏が友人関係であり家族ぐるみの付き合いでもあった、という事もあるかと思われます。
しかしまだ倉田氏は若かったので、即ビジネスをするという事では無く、長期的にライダーのロゴなどを使ったビジネスを目ざす、というコメントががあったのみでしたが、その後倉田氏が「渡る世間」に出演した事でグッズ類の話はしばらく聞かなくなりました。その後倉田氏がドラマ出演などが少なくなってから、当初の予定通りにグッズ発売をした、というのが、BLACK開始時から倉田氏の動向を見てきたファンとしての認識です。
この認可については倉田氏の90年代の周辺人物たとえばマネージャーなどが知っているかと思われます。
・・・つまり、倉田氏は生前の石ノ森氏から、ライダーBLACKとRXのみについては、写真画像やロゴの利用についての利用許可を得ています。
つまりそれは既存の画像でも石ノ森氏のイラストや胸のマークもですが、自由に使用画像を選択して商品開発をでき商品を販売、結果として利益が出れば石森プロに払う、という形式であると思われます。
ところがそういう当初の許可というのを最近の特撮オタクは知りません。過去の特撮オタクもわざわざこの件を思い出さず、議論に介入もしないので、忘却が忘却を生んで、みんながそんな許可は元々なかったかのように思っているわけです。
更に問題としては、そもそもこのBLACKとRXのイメージ使用について、倉田氏は90年代当初から色々な大人向け展開(Tシャツなども、当然です)を考えていたにも関わらず、石ノ森氏の没後に大人向け展開をはじめたバンダイ社などのライダー関連のアパレルなどがBLACKやRXなどのアパレル商品なども売り始めてしまった。つまり、倉田氏に対して生前の石ノ森氏の許諾があったにもかかわらず、東映と石森プロが競合相手を生んでしまったわけです。
キャラクタービジネスにおいて、例えば最近のエヴァンゲリオンやシンウルトラマンのように別々の玩具会社にフィギュアを出させて競わせるケースもありますが、倉田氏のケースの場合は、いわばイメージを利用して商業利用しても構わないという原作者からの容認ですので、いわばTシャツや食器以外にも色々誰かに頼んで作ってもらえる側でもあるはずです。つまりフィギュアの試作原型開発なども可能かもしれません。ライダーのイメージを使用する上で取捨選択の自由は当然倉田氏にあるからです。
仮にフィギュア製作も許されているなら、(現在、ライダーのフィギュアは比較的多くの会社が作っています)石森プロ側で版権管理しているのは次男の小野寺章氏ですので、そういう試作品を作るのは自由ですし、そもそも、一般的に各フィギュアメーカーも(それで版権が通っても通らなくても)原型製作をしてから認可を取るのは普通ですので、倉田氏自身がフィギュア製作自体を一切してはならないという事ではありません。フィギュア開発自体は、どこのメーカーでも、最近は民間ガレージキットディーラーすらもフィギュアキットを作ったりしてから、イベント販売の当日許可を得るからです。
問題はその1/1フィギュアの原型師すらも、倉田氏に対する原作石ノ森氏による許可記事を知らないか、忘れているのではないかと思われるからです。
これは石ノ森氏と吉川プロデューサー没後の東映も同様なのですが、どちらも忘れているとも覚えているともわかりません。
つまり、本来倉田氏に許可されたBLACKとRXのイメージ使用に即した商品開発(倉田氏も俳優業で多忙でしたが)のところまで、バンダイ系アパレルなどが平成ライダーブーム後に食い込んできてしまった、その為に倉田氏がTシャツ販売を非常にしづらく追い込まれてしまった、というのが現実的な状況です。
1/1フィギュアの展示についてですが、それについては後ほど書きます。ただ簡単に書くと、現在日本中にフィギュアを展示しているタイプの模型店や飲食店はどこにでもあり、ファンや店長の自作フィギュアを展示している店もありますが、例えば模型店の模型コンテストにファン自作のフィギュアが応募されそれを展示していたとしても、それはマルCの対象にはなりません。飾っているだけで売買目的もその事実もないファンによる自作フィギュアに権利側が法律を盾に店に殴り込むなら、それはゴロつきのやる事です。これはアニメ特撮ファン向けのBARの展示フィギュアでも同様です。他にも色々書くべき点はあるのですが、手が疲れたので後ほど。
問題は、倉田氏が過去にそういうロゴ使用許可を全くもらったことが無い、と。最近の新参の特撮オタクなどが勘違いし、倉田氏を総攻撃している事に、更に悪質なネット民が乗っている、というそういう現状が最も問題だと思います。
ただ、石ノ森氏による倉田氏へのイメージの商用利用許可は事実ですので、過去の特撮雑誌など調べてみることをお勧めします。
つまり、少なくとも倉田氏は生前の石ノ森氏からライダーのイメージを使用する許可は得ています。それを全く倉田氏が得た事もない、とみんなが思っているのが間違いです。
1/1フィギュア周辺の件での、オタクたちの誤解については、また後ほど。一度書いたのですが、投稿時にデータが飛んでしまったようです。
また、1/1仮面ライダーBLACKの原型師の方が作ったBLACKフィギュアが、仮にウレタンフォーム使用物だった場合ですが、その場合は、強度的に実は経年劣化する品物であった可能性が考えられます。
この方だけでなく特撮系のスーツ造型担当者が特撮スーツを作る場合は、多くはウレタンフォーム(発泡ポリウレタンフォーム(ポリエステルフォームもしくはポリエータルフォーム))を肉付けなどに使用します。
このフィギュアはFRPのようなガラス繊維製というよりはポリウレタンフォームの造形物を塗装したように見えますが(ここは不明ですから「仮」にとします)、
ウレタンは、ウレタン靴などを見ても解るように、たとえ使用しなくても「加水分解」という化学変化で、数年でボロボロに崩れてしまいます。
これは「ウレタン 靴 加水分解」などで検索してみてください。
保存方法で完全に押さえるのは不可能で、いずれ完全に崩れます。このフィギュアは3年前から作られはじめたらしいので、つまり仮にウレタン製の部分があるならば、最も古いウレタンパーツは残り2~3年しかもたない事になります。近年は夏の湿度などがあるので完全防護は不可能と思います。また飾り続けるなら縦の自重に耐えるのも大変かもしれません。
倉田氏が自分の部屋に置くのに「耐用年数」というか賞味期限というか、そういう1/1BLACKフィギュアを望んでいたとは思えません。やはりずっと手元に置いておきたいフィギュアが欲しかったはずです。しかし仮にウレタンが使用されていたなら、その時点でこのフィギュアは、倉田氏の当初のオファー意図をかなえていない、という事になります。
仮にウレタン使用フィギュアであった場合は、「無料」の理由も、努力はしたがずっと残るフィギュアではなくウレタン使用してしまったから、という可能性はあると思います。
つまり無料の理由が、版権理由だ、というのは違うのではないか?という事です。
一応「仮」の話ですが、どうやらこの方は大型造型にはウレタンフォームを多用する方のようなので。一応。
1~5までのレスは証拠、裏がまったくないのである。
当時の特撮雑誌の雑誌名も掲載号すら指定できないお粗末さ
印象論で誘導できるほど甘くはない
しかし、倉田氏への認可については私の書いた事が当時の現実ですよ。
でなければ私が90年代から、倉田氏が商業系学校出身だった事を知るわけがないし、
ライダー系は許可されているが、怪人系は許可されていない、という事を知っているわけが無いんですからね。
事実なら証拠を示せるのに、そのチャンスもあるのになぜしないのだろうか。
Yahoo!ニュースの方から女性自身の記事が消えましたね。
調べが甘かった事についての確認が取れた可能性もありますね。
証拠っていいますが、例えば石ノ森氏の認可による事を証明するには、
記事でも契約書でも出すって事になるかもしれないけど、
今時悪用される可能性はいくらでもあるので、倉田氏もそもそもそれを提示はしないだろうし、
元々、90年代の特撮オタクなら知っていてもおかしくない事だから今更言わない、って事はありそうですよ。
いずれにしても、あの1/1フィギュアが無料だった理由は、材質劣化かそれが予期されるから、って可能性が大きいです。
その辺は、知識が無い人にいくら言っても仕方ないんですけどね。