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ひろみちおにいさんが下半身不随で歩行できない状態に…後遺症治療でリハビリ開始、ネットで驚きや応援の声

佐藤弘道が下半身マヒで芸能活動休止。病名公表し現在の状態説明。病気の発症原因と治療法は…

1993~2005年にかけて『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)で、10代目たいそうのおにいさんを務めていた“ひろみちおにいさん”こと佐藤弘道さん(55)が、病気による「下半身マヒ」を理由に芸能活動休止を発表しました。

佐藤弘道さんの所属事務所『太田プロダクション』は13日に公式サイトを更新し、「弊社所属の佐藤弘道が体調不良のため活動を一時休止し療養に専念することとなりましたのでご報告申し上げます。今後につきましては回復を最優先とし医師の判断を仰ぎ決めていく所存でございます。」と報告しています。

また、佐藤弘道さんは直筆文書を公開し、病名と病気発症の経緯、病状などについて明かしており、「6月2日(日)研修会指導に向かう機内で体調を崩し、下半身麻痺となり歩けなくなってしまいました。病名は『脊髄梗塞』です。」としています。

「脊髄梗塞(せきずいこうそく)」を発症後に緊急入院し、現在は投薬治療を受けながらリハビリをしているとし、「今後は長い闘病生活になりますが、リハビリに力を入れて復帰に向けて頑張りたいと思います。『脊髄梗塞』は残念ながら有効的な治療法が無いことは知っています。今は全く歩けません。リハビリでどこまで回復するか分かりませんが、現実と向き合い、今できることを一生懸命行い、また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。」と綴っています。

<↓の画像が、佐藤弘道さんの直筆コメント全文の写真>

この発表を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

佐藤弘道さんは脊髄梗塞を発症する前日まで、特に変わった様子は一切なく、ブログやX(旧ツイッター)、インスタグラムで仕事に関する報告を行っており、5月31日には長男が27歳の誕生日を迎えたことを報告し、家族4人で食事した際の写真を公開していました。

<↓の画像が、5月31日に公開した家族写真>

この2日後に病気で下半身マヒとなり、全く歩けなくなったというのは非常に驚きました。

佐藤弘道さんが発症した脊髄梗塞の発症原因は、脳から続く脊髄神経が収まっている脊柱管外部の動脈が何らかの原因で詰まり、脊髄虚血により脊髄がダメージを受けることで発症されるとされているものの、原因が不明な場合も多いといいます。

この病気は高齢者だけでなく若年者が発症するケースも多いそうですが、発症数は脳梗塞患者の数百分の1程度とも言われ、詳細なデータはないようですが年間発症数は数千人程度との推測から、かなり稀な病気とされています。

発症リスクを高める要因としては、糖尿病などの生活習慣病や高血糖、低血圧などが挙げられ、大動脈手術を受けた患者が発症することも多いそうですが、手術以外が原因の場合は、前触れもなく突然発症するとのことです。

そして、脊髄梗塞を発症すると上半身や下半身のマヒ、自律神経傷害などが引き起こされるため、大きな後遺症が残らないように早期のリハビリが重要といいます。

ただ、佐藤弘道さんのコメントにもあるように、この病気は原因不明な場合も多いことで明確な治療方針も定められておらず、明確な原因が特定出来ない場合には、症状を軽くするための治療やケアを行う支持療法が行われるそうです。

佐藤弘道さんは2015年に、弘前大学大学院医学研究科博士課程を修了し、名城大学薬学部特任教授なども務めていて、この病気の特徴をよく理解したうえで治療に取り組んでいるものとみられますが、今後どこまで回復するかは分からないことから非常に辛いと思います。

ただ、脊髄梗塞を発症後に首から下がマヒした女性ダンサーが、リハビリによって約1ヶ月後には補助付きで立てるようになり、2ヶ月足らずで自立歩行もできるまで回復したというケースもあることから、家族のサポートを受けながら今後も諦めることなく、仕事復帰を目指してリハビリを頑張ってほしいです。

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