両耳が聞こえない全ろうの作曲家として話題だった、佐村河内守さん(50)が実際には作曲はしていなかったことを、ゴーストライターだった桐朋学園大の非常勤講師・新垣隆さん(43)が週刊誌『週刊文春』と会見で公に明かし、さらに会見では両耳が聞こえなかったということも嘘だったとを暴露されるも、佐村河内さんの代理人弁護士は、佐村河内さんは読唇術を使って新垣さんと会話していたと反論しているのですが、実際には耳が聞こえるのか、聞こえないのかが争点になっています。
そして今ネットで、佐村河内守さんの耳が聞こえているように見える動画が話題になっています。
問題の動画は昨年4月、佐村河内氏が出演したTBS系「中居正広の金曜日のスマたちへ」の映像で、SMAP稲垣吾郎(40)が佐村河内氏の自宅を訪ね、机に向かっていた佐村河内氏の左後ろから近づき、「これが『HIROSHIMA』ですか?」と声を掛けた。
すると、間髪入れずに佐村河内氏は「そうですね」と返答するも、佐村河内氏はあわてた様子で振り返ってそばにいた手話通訳者に視線を向け、それから手話通訳者が通訳を始めたというシーンだった。
(↓の画像は、佐村河内守さんがサングラスを取った素顔の写真)
これにネットでは、
「これ手話通訳の人は知ってたってことだよな 何だかなー」
「ガチで不正受給じゃん」
「普段は耳栓でも入れてろよ」
「障害者詐欺」
「これが佐村河内式読唇術だ」
などのコメントがありました。
佐村河内さんは手話と口を見ずに稲垣さんの問いかけに即答しているように見えますが、稲垣さんが「これHIROSHIMAですか?そうですよねえ」と言っているように聞こえるため、この動画が耳が聞こえる証拠とは言えないと思われます。
ですが、もし今後佐村河内さんの耳が聞こえると言うことが証明された場合、障がい者手帳は剥奪され不正取得していたということで、詐欺の罪に問われるそうです。
それは障がい者手帳というのは持っていると、税金の免除や公共交通機関の料金割引など優遇されるためです。
(↓の画像が、佐村河内さんの障がい者手帳の写真)
現段階では、後佐村河内さん障がい者手帳を交付する横浜市の福祉保健センター担当者は、「あくまで個人の証言だけなので、証拠としては弱い。すぐに調査することはない」と語っており、今後決定的な証拠が出てくることが待たれます。