今月7日に、これまで18年間にわたり桐朋学園非常勤講師の新垣隆さんをゴーストライターとして利用し、また全ろうだと偽っていた作曲家・佐村河内守さんのお粗末な酷い内容の謝罪会見が行われましたが、また新たな情報が挙げられ話題になっています。
新しい情報を出したのは、佐村河内さんの告発記事を掲載した『週刊文春』で、その内容はズバリ新垣さん以外にもゴーストライターがいたというものです。
佐村河内さんが作曲したと主張している福島県本宮市の市民の歌『みずいろのまち』は東日本大震災から3年を迎えた本宮市が今年3月11日の「復興式典」などで披露する予定でしたが、ゴーストライター騒動が表沙汰になったことで、本宮市はこの曲の披露を見送ったそうです。
しかし、新垣さんは「自分が作曲した曲ではない」と発言しており、佐村河内さんも3月7日の会見で「私が作りました」と断言したため、その創作過程には疑問が残されていました。
そして、週間文春は、この曲に佐村河内さん以外に「編曲者」が関わっていたことを明らかにしました。
その人物は首都圏の音楽大学作曲科に通う4年生の男子学生。
男子学生は、週刊文春の取材に、「あの曲は、佐村河内さん自身が歌うメロディをテープで聴かされて、僕がその場で譜面に起こし、混声四部合唱曲として『編曲』をしました」と語っている。
昨年11月に佐村河内さんは男子学生に、2週間で編曲を完成させるように依頼し、男子学生は約束通り、合唱のパート譜とピアノの伴奏譜を作成して佐村河内氏に見せたという。
また、12月に横浜のスタジオで佐村河内さんと一緒に作業をしたことを明かしている。
これにネットでは、
「佐村の弁護士、著作権についてJASRACと話し合ってるみたいだね ごみだわー」
「新垣の代わり見つけてこれからもバンバン稼ぐつもりの詐欺師w」
「歌うメロディーねー本当に聞こえてたんだねえー」
「文春はまだまだネタ持ってるだろうな 逃亡中の佐村河内に激励メールをした 大物芸能人とかも多分知っていそうだ」
「会見時に泣きながら土下座+権利放棄ぐらいしてくれりゃ許せたが、こりぁガチの人格障害だな」
などのコメントがありました。
謝罪会見で誠実な態度を見せなかったことや、『週刊文春』に掲載された内容を一部否定する発言をするなどしたことから、これから更なる告発記事が出るという話がありましたがやはり出てきましたね。
佐村河内さんはこの期に及んで、これまで新垣さんなどに作曲してもらった曲の著作権主張を始め、JASRACに凍結されている印税の支払いを再開するよう求めており、反省が全く見られないため、二度と立ち直れなくなるようなきついお灸を据えて貰いたいですね。