ひき逃げ事件で逮捕され、10月30日に釈放された俳優・伊藤健太郎容疑者(23)の所属事務所『イマージュエンターテインメント』の社長が週刊誌『週刊新潮』の取材に応じ、事務所移籍の裏側などについて語ったことが明らかになりました。
伊藤健太郎容疑者は14歳の時に、知人の紹介で『ボン イマージュ』に入りモデル活動をスタートさせ、2014年に上戸彩さん主演ドラマ『昼顔』(フジテレビ系)で俳優デビュー、その後『aoao』という事務所に女性マネージャーと共に移籍しましたが、今年9月に退所しました。
aoaoを退所後は、ボン イマージュグループの『イマージュエンターテインメント』へ移籍したのですが、事務所移籍後に『週刊文春』によって、これまで二人三脚で歩んできたマネージャーとの決別、その背景にある様々なトラブル、悪評が報じられました。
そして、ひき逃げ事件で逮捕後には各メディアが一斉に伊藤健太郎容疑者の悪評を報じ、伊藤容疑者のイメージは著しく悪化、ネット上ではバッシングの嵐となっています。
そうした中で、週刊新潮の取材に応じたイマージュエンターテインメントの馬淵哲矢社長は、「素行が悪かったとは思いません。事実無根の報道が多いので、弁護士と対処していくつもりです」
と、伊藤健太郎容疑者の素行不良を否定し、法的措置も辞さない考えを明らかにしています。
<↓の画像が、イマージュエンターテインメント・馬淵哲矢社長の写真>
兄は立憲民主党・馬淵澄夫衆院議員
続けて、「彼がウチを出て行った時も圧力をかけていませんし、彼が戻ってきても特別優遇したことはありません。前事務所で彼がハッピーではなかったということです。ハッピーだったら辞めませんよね」
と、伊藤健太郎容疑者が前事務所に対して不満を抱いていたことを示唆しています。
事情に詳しい芸能関係者は伊藤健太郎容疑者の事務所移籍理由について、「(前事務所では)最近でも給料は40万円から50万円。CMもあるのにさすがに少なすぎると、最終的に弁護士を立てて交渉していた」
と語り、元マネージャーとの確執などではなく、給料に対して不満を抱いていたとしています。
最終的に、伊藤健太郎容疑者の要求は受け入れられず交渉は決裂、イマージュエンターテインメントへの移籍を決意したとのことです。
馬淵哲矢社長は週刊新潮の取材に対して、「被害に遭われた方と連絡をとって、謝罪の場を設けさせてもらえばと思っています」
とも語り、伊藤健太郎容疑者の処分については「無期限謹慎」とするようです。
そして、週刊新潮の報道を受けてネット上では、
- 給料40~50万でどうやったら月150万のタワマンに住めるんだ
- ハッピーって。言葉が軽いせいでもの凄く胡散臭い。一応取材なんだからもうちょっと言葉選べばいいのに。
同じ内容でも言い方1つで与える印象は大きく変わるのに。 - あれ?現事務所と前事務所って仲悪いの?給与の問題は置いといて、今まで大きな仕事を取ってこれたこと自体は前事務所の功績だと思うけどな。
あの年齢には似たようなイケメンが沢山いるから、そこから頭一つ出るのは本人の努力だけじゃ難しかったと思うよ。 - 事実無根なのか?本当に?以前テレビで明らかに年上の芸人に対して、呼び捨てでそれは偉そうに喋ってたぞ
それって芸能界なら売れたもん勝ちでいいのか?明らかに相手見て横着な態度に感じたし、素行が良いとは思えなかったけどなぁ - 何でもかんでも徹底的に厳しく報道しろと言う訳ではないけど、タレントや事務所の大きさによって、同じ不祥事や事件事故でも報道内容や報道の仕方で差が出て来るのは良くない。マスコミのダブルスタンダードという姿勢は改善するべき点
- 焦点は移籍トラブルの有無じゃなくて、事故後に逃げた本人の資質や、車を買い与えたり、4月に事故を起こしてるのに運転をやめさせないなど、事務所が事故を誘発したことだろ。
などの声が上がっています。
伊藤健太郎容疑者がaoaoの給与に対して、不満を抱いていたとの話は他のメディアも報じており、ニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じた記事ではテレビ局関係者が、「伊藤自身、かねてからaoaoの安月給ぶりを周囲に吹聴するほどで、最終的に『もっとギャラをくれる』イマージュに再所属したと言われています。本人の意思というよりは、伊藤の稼ぎに期待する家族の意向が、強く働いていたのだとか」
と証言しています。
また、『スポーツニッポン』(スポニチ)の記事では関係者が、「(伊藤健太郎容疑者の家族が)『仕事に見合った給料がaoaoから支払われていない』として、イマージュ側に移籍を相談した。その際、イマージュ側が伊藤本人から移籍の同意を得るための口説き文句が『車を買ってやるから』。給与のアップも約束し、伊藤の同意を得た上で高級SUV車を買い与えたという。aoaoとの契約期間はまだ残っていたものの、移籍も両者で強引に推し進めた。」
と語っています。
事情を知るドラマ関係者は、「伊藤も待遇には不満があったため、この話に乗った。そうして、700万~800万円ともされる高級車を手にしたと聞いている」
としています。
『女性自身』は伊藤健太郎容疑者の母親について、「お母さんが経営していたネイルサロンは一昨年に閉店しており、一家としても健太郎さんに経済的に頼らざるをえない状況になっていたようです。」
とし、今年9月には母親が代表を務める会社の取締役に、伊藤容疑者が就任していたとの情報も伝えています。
このように複数のメディアが伊藤健太郎容疑者が前事務所と給与を巡って揉めていたことを伝えており、事務所移籍の理由はお金である可能性は高いとみられます。
一方の素行不良の真相は不明ながら、伊藤健太郎容疑者が逮捕される前から調子に乗ってる、天狗になっているなどの情報が流れており、女性マネージャーとの決別などもあったので、伊藤容疑者に何か問題があるのではないかと疑いたくなります。
また、伊藤健太郎容疑者は事務所移籍を巡って揉めているとの話も出ており、サイゾーウーマンの記事では、「aoao関係者も、移籍発表に驚いていたそうですからね。これが本当だとすれば、文字通りの『ケンカ別れ』で、『円満移籍』にはほど遠い。事情を知って驚いたスポンサーもいたようで、移籍後、伊藤がCMを降板することになった企業もあります」
とテレビ局関係者が証言。
スポニチの記事でも事務所移籍について、「契約中の強引な移籍とあってaoao側は激怒した」とし、「伊藤の給与が驚くほど安かったのは事実だが、aoao側は契約期間中に移籍させたイマージュ側を提訴する姿勢も見せている」
と事情を知る関係者が語っています。
イマージュエンターテインメントの馬淵哲矢社長が週刊新潮の取材に対して、「前事務所で彼がハッピーではなかったということです。ハッピーだったら辞めませんよね」との発言をしているのも、水面下でこのようなトラブルが勃発しているからこそだとみられ、ひき逃げ事件がきっかけで今後さらに大きな騒動に発展しそうです。
さらに、素行不良などに関する事実無根の報道にも対応していくとのことで、新たにどういった展開を迎えるのか、引き続き動向を見守っていきたいですね。