車を運転し、ひき逃げ事件を起こした俳優・伊藤健太郎容疑者(23)が30日、留置先の警視庁東京湾岸警察署から釈放され、集まった報道陣に向かって謝罪の言葉を述べました。
伊藤健太郎容疑者は上下黒のスーツ姿で東京湾岸警察署の正面玄関から姿を現し、深く頭を下げた後に、「この度は、自分が起こしてしまった事故のせいで、沢山の方々にご迷惑をおかけしてしまったことを深く反省しております。本当に申し訳ありませんでした」
と謝罪しました。
<↓の画像が、釈放された伊藤健太郎容疑者の写真>
続けて、「自分のせいで、ケガをしてしまった被害者の方々にも、これから僕自身、一生かけて償っていきたいと思っていますし、これからどのように償っていくべきか、しっかりと向き合って考えていきたいと思っています」
と語り、最後に約20秒にわたって深く頭を下げました。
<↓の画像が、深く頭を下げ謝罪した伊藤健太郎容疑者の写真>
その後、玄関脇に停められた迎えの車へと向かい、一礼してから車に乗って警察署を後にしました。
伊藤健太郎容疑者は10月28日17時45分ごろ、新国立競技場近くの交差点でUターンをした際に、反対車線を直進してきた2人乗りの中型バイクと衝突し、20代の男女に重軽傷を負わせましたが、救護や警察への通報をすることなく現場から立ち去りました。
事故発生後、その現場を目撃した70代男性が車でクラクションを鳴らしながら伊藤健太郎容疑者を追いかけ、150メートル先の信号で停まった際に進路を封鎖、現場へと戻るように諭したことで、伊藤容疑者は事故現場へと戻りました。
その翌日午前に伊藤健太郎容疑者は、道路交通法違反(ひき逃げ)と自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の容疑で逮捕され、取り調べに対して「バイクとぶつかった後に、現場から離れてしまったことについては間違いありません」と容疑を認め、気が動転してパニック状態になったことで現場を離れたなどと説明していました。
30日午前には身柄が東京地方検察庁へと送られ聴取を受けましたが、検察が裁判所に勾留請求しなかったことで逮捕翌日にスピード釈放となりました。
警視庁は今後、任意の捜査に切り替えて、伊藤健太郎容疑者が現場から立ち去った経緯などを調べる方針としています。
そして、伊藤健太郎容疑者の釈放を受けてネット上では、
- もう完全アウト。世の中そんなに甘くない
- 逃げなかったら世間の反応も全然違ったのに。あまりにも失うものが多すぎたね。
- まずは関係者全てファンに謝罪してから前に進んで下さい。筋は通して欲しい。
これからバッシングされると思うが素直に受け入れて被害者に対して猛省して下さい。
- やってしまったことはしょうがない。マイナスからのスタート、大変だと思うけど、しっかりと罪を償っていって欲しい
- 今回の件で過去のことなど色々掘り出されイメージは最悪の状態。もう少なくとも運転はしないほうがいいね。1年間に2回も事故はあり得ないレベル。
本人も言ってたけど被害者の方に誠心誠意償ってください。 - ちゃんと被害者に謝罪してから罪を償って再スタートをして欲しい。売れて思い上がっていたのだとしたら、初心にかえって謙虚な姿勢で
- まあ、このセリフも事務所や弁護士が用意した謝罪なんだよな。。。これからにかかってます。
これだけの事をしでかしたのですから、周りの大人は甘やかさないで欲しい。本人の為にも。
何年かして、しっかり大人になったらまた受け入れられる時が必ずくるから。 - 改めて見て、スタイルもいいし男前。もったいない事しでかしたよな~逃げてさえいなければ、、、
このせいで性格についての記事も沢山目につく。私はあまり興味なかった俳優で、私生活なんて何も知らなかったけど、今後そういった目で見てしまうようになってしまうよねー
人に見られてなんぼの仕事だから、イメージダウンは相当なもの。しっかり罪を償って反省してください。
などの声が上がっています。
事故発生後に逃げるという誤った判断をとっさにしてしまったばかりに、ひき逃げ事件で逮捕されるという最悪の展開を迎え、もしこのまま被害者の男女との間で示談が成立しなかった場合、検察に起訴されて裁判となり、前科持ちとなる可能性があります。
もし示談が成立し略色起訴され罰金刑で済んだとしても、被害者の女性が重傷を負っていることや、イメージが著しく悪化してしまったため、最低1年以上は芸能活動を謹慎せざるを得ないのではとも言われています。
加えて、伊藤健太郎容疑者の事件によって様々な仕事に大きな影響を与え、すでに複数のテレビ番組やCMは放送中止や差し替えなどの対応を行い、主演舞台や映画については延期もしくは中止といった可能性も出てきており、これらの損害賠償金額は数億円規模になる可能性があると報じられています。
判断を間違ったことで非常に厳しい状況にありますが、今後は逃げることなく被害者や仕事関係者等に対して誠意のある対応をしていきながら、罪を償っていってほしいものです。