昨年10月に、ひき逃げ事件の容疑で逮捕された俳優・伊藤健太郎さんが3月25日に、不起訴処分となったことで仕事復帰に関する情報も早速流れていますが、6日発売の週刊誌『週刊女性』は、伊藤さんが仕事には後ろ向きとし、その理由などを報じています。
伊藤健太郎さんは昨年10月に、舞台の稽古を終えて愛車のトヨタ・ランドクルーザーを運転中に、対向車線を直進してきた2人乗りの中型バイクと接触、衝撃でバイクを転倒させましたが、救護することなく現場から離れました。
この事件で伊藤健太郎さんは、道路交通法違反(ひき逃げ)と自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の容疑で逮捕され、その後の取り調べでは、「バイクとぶつかった後に、現場から離れてしまったことについては間違いありません」「気が動転していた。パニックになってしまった」などと供述していたとされています。
その後、伊藤健太郎さんは被害者との間で示談が成立し、加えて事故現場から遠く離れることなく、約3分後には現場に戻ったことによって、検察は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)は嫌疑不十分、道路交通法違反(ひき逃げ)は起訴猶予としました。
不起訴になったことを受けて、伊藤健太郎さんは所属事務所を通じてコメントを発表し、被害者をはじめ仕事関係者やファン等に謝罪の言葉を綴っていました。
不起訴が決まる直前には『フライデー』の直撃取材に応じており、「いつかまた役者として表現できたら…」と仕事復帰への思いを明かしていました。
しかし、『週刊女性』は“トラウマ”が仕事復帰を拒んでいるようだとしています。
記事では、伊藤健太郎さんの知人が“トラウマ”について語っており、「メディアで素行の悪さや共演した俳優の悪口、さらには過去に口説いた女優まで報じられたことで、人間不信になっているそうです。彼にしてみれば、限られた人しか知らない話が表に出たことで、身近な人に“裏切られた”と感じているのでしょう。その事で復帰を恐れているようです」
と明かしています。
トラウマの原因となっているメディアの報道というのは、事件から間もなく『週刊文春』が報じた記事とみられます。
この記事では、伊藤健太郎さんが過去にモデル・女優の小松菜奈さん、馬場ふみかさんとも交際していたこと、広瀬すずさんを必死に口説いていたこと、同世代の俳優たちの活躍を見てひがみ、周囲に「あの俳優はしょうもない」「坂口健太郎はダメだ」などと語っていたと伝えています。
こうした情報に加えて、2歳年上の一般女性と2016年から交際し、2018年に妊娠が発覚するも、双方の親や事務所社長らで話し合った結果、子供を堕ろすことになったものの、伊藤さんは「芸能人だから…」と言って、病院に付き添わなかったなどと報じていました。
ただ、この報道に対して伊藤健太郎さんの所属事務所側は、「事実に反している部分が多数あり、週刊文春に対しては記事内容について厳重に抗議を行いました。」とのコメントを発表しています。
そうしたことから、『週刊文春』の報道がトラウマになり、人間不信になっているとの話は、事実なのかどうかは不明です。
また、『女性自身』が先日報じた記事では、伊藤健太郎さんが仕事関係者たちに「俳優は絶対に引退しません」と決意表明をしていたとし、すでに連続ドラマのオファーや、事故前に決まっていた大物監督が手掛ける主演映画の計画も再始動するとの情報を伝えています。
そして、伊藤健太郎さんは一連の騒動によって複数の仕事に影響を与えたことで、約7.5億円もの損害賠償が求められているとの情報も流れており、実際の金額は不明ながら賠償金はそれなりの額になるとみられます。
それを支払うためには仕事復帰する必要があるので、事務所としても来たオファーはどんどん受けていくのではないかと思いますが、自業自得ながら一連の報道に大きなショックを受け、今後もしばらく活動休止が続くことになるのでしょうかね。