現在放送中の『光る君へ』でNHK大河ドラマに初出演する俳優・伊藤健太郎さん(27)が、芸能事務所『イマージュエンターテインメント』を退所することが明らかになりました。
『スポーツニッポン』（スポニチ）によれば、伊藤健太郎さんは10日に事務所との契約が満了し、これをもって退所するといいます。
退所理由は不明ながら、スポニチの取材に親しい関係者は、「順調に再起の道を歩んでいるが、それには事務所の支えが不可欠だった。違約金の問題もサポートしてきた事務所側は、今回の決断にショックを受けているようだ」
と語ったとし、退所後は独立するのか他事務所へ移籍するのかも明らかにされていません。
伊藤健太郎さんは14歳の時に、知人の紹介でイマージュエンターテインメントの関連事務所『ボン・イマージュ』に所属し、モデル活動をスタートさせ、2014年に上戸彩さん主演ドラマ『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』（フジテレビ系）で俳優デビューしました。
その後は『aoao』という事務所へ移籍し、NHK連続テレビ小説（朝ドラ）『スカーレット』や『今日から俺は！！』（日本テレビ系）などへの出演でブレイクし、活動の幅を広げる中で2020年9月10日をもって事務所を退所、イマージュエンターテインメントへ移籍しました。
それから1ヶ月後にプライベートで車を運転中に、2人乗りバイクと接触する事故を起こして相手に大ケガを負わせながら、すぐに救護せず現場から立ち去った疑いで、自動車運転処罰法違反（過失傷害）と道路交通法違反（ひき逃げ）容疑で逮捕されました。
この事件は後に、被害者との間で示談が成立し、被害者側が処罰を望まなかったことや、犯意が認められなかったことで不起訴処分となり、伊藤健太郎さんは事務所のサポートにより2021年6月から芸能活動を再開させ、以降は再び舞台や映画、ドラマなどに出演し、今年に入って地上波の連ドラに復帰したほか、『光る君へ』の出演も決定しました。
そして、あの事件から4年で事務所を退所することが判明しネット上では、
- え？？ 健太郎くんの意志は尊重するけどどうして？ なんか複雑…
- 事故の時、めっちゃ迷惑かけた事務所をここで辞めるんだ
- Golondrinas はどうなるのだろう。健太郎くんが熟慮の末に決めたことだろうから、代わらす応援するだけだけど。でも､正直ショック受けてます。
- ちょっとショック でも色々考えて決断したんだと思う…すごく頑張ってる健太郎くんを これからも応援します
- 違約金払ってくれたのも大河にでれたのも事務所のおかげだろうに
- 恩知らずというか結局そういう人なんだね 再起は無理でしょう
- どこかいい事務所でも決まったんだろうか、、なんか、不義理な人って業界向かない気がするんだけど
- フリーでやるのか、どこか大きいところに移籍か。取るわけないでしょっていうのが言い切れないのが芸能界
- 自分から辞めるのなら、大変な不義理、今まで支えてくれた事務所は何だったのか。事務所は怒っているのでは。今辞めるなら、事務所も最初から、切っていた方が良かった。
などの声が上がっています。
今年春には、2019年から交際し結婚も囁かれていた女優・山本舞香さんと(26)破局し、山本さんもデビュー以来所属していた事務所『インセント』を7月をもって退所、『エイジアプロモーション』へ移籍しました。
＜↓の画像は、今年春に破局した元彼女・山本舞香さんの写真＞
山本舞香さんの場合は、正式発表前から複数の週刊誌などに事務所移籍の話が報じられていた一方、伊藤健太郎さんは事務所を辞めるとの情報は出ていなかったですし、ひき逃げ事件から4年で仕事が増え始め、まさにこれからというタイミングで事務所を離れるというのは驚きました。
事務所を辞める理由は定かではないものの、ひき逃げ事件によって複数の作品を降板し発生した違約金の支払いが終わり、これから役者としてさらにステップアップするために、独立やもっと大きな事務所に移籍するといったことが可能性として考えられます。
しかし、円満退所ではないのか、スポニチの取材に関係者は「違約金の問題もサポートしてきた事務所側は、今回の決断にショックを受けているようだ」と語り、今後また新たなトラブルが勃発しそうで少し心配な部分もあります。
伊藤健太郎さんは今月に『ABEMA TIMES』のインタビューで、「30歳までの残り3年間は今の自分にとってとてつもなく大事な時間になるとの自覚を持っています。この3年間でやったことが、その後40、50、60と俳優を続けていこうとする上でも相当大きなウェイトを占めていくだろうと感じています。」
とし、これからの3年間はさらに気合いを入れ、1つ1つの仕事に向き合っていくなどと語っていました。
それにあたり、現在の環境ではダメだと感じていて退所を決断したのか、詳細は不明なので何とも言えませんが、今後も周囲への感謝を忘れずに俳優として、人間としてさらに成長できるよう頑張ってもらいたいです。