明日、10月30日から公開の実写映画『とんかつDJアゲ太郎』などに出演している俳優・伊藤健太郎容疑者(旧芸名=健太郎 23歳)が、28日に自動車を運転中にバイクと衝突、重軽傷を負わせる人身事故を起こし、事故発生後に現場から一度立ち去ったとして、道路交通法違反(ひき逃げ)と自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の容疑で逮捕されたことが分かりました。
警視庁原宿警察署によれば、10月28日17時45分ごろに東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目の外苑西通り交差点で、「バイクが転んでいる」と目撃者の男性から110番通報があったといいます。
伊藤健太郎容疑者が運転する車がUターンをした際に、対向車線を直進してきたバイクに衝突し、この事故でバイクを運転していた男性(26)は腕に軽傷、後ろに乗っていた女性(27)は左足を折る重傷を負ったといい、伊藤容疑者にケガは無かったとのことです。
<↓の画像は、伊藤健太郎容疑者のひき逃げ事件報道の写真>
伊藤健太郎容疑者は事故発生直後に現場を離れましたが、事故を目撃したタクシー運転手が車を追跡し、現場へ戻るように促したといい、警視庁はひき逃げの疑いも視野に伊藤容疑者に事情聴取を行った末に逮捕し、取り調べに対して伊藤容疑者は、「バイクとぶつかった後に現場から離れてしまったことについては間違いありません」などと、容疑を認めているといいます。
ちなみに、事故現場を目撃したという人はメディアの取材に対して、「ぶつかった車は現場を立ち去って、その後ろを走っていた車がクラクションを鳴らしながら追いかけていった。(伊藤健太郎容疑者は)止まる様子はなかった」
と答えていますが、伊藤健太郎容疑者は事故発生から数分後に現場へと戻ったそうです。
一方、伊藤健太郎容疑者の所属事務所は交通事故を起こしたことを謝罪した上で、「現在、報道されている現場を立ち去ったというのは事実無根」「事故現場からは立ち去っていない。間違った報道が出ていると弁護士の方から聞いている」
と説明しています。
伊藤健太郎容疑者がこのような事故を起こしたことにより、明日から公開の『とんかつDJアゲ太郎』の関係者は対応に負われており、スポーツ紙の取材に対して映画関係者は「速報を見た段階で、事実確認をしております」とコメント。
11月6日公開の主演映画『十二単衣を着た悪魔』の関係者も、「所属事務所に事実確認をしております」と回答しています。
12月5日から開幕予定の主演舞台『両国花錦闘士』を上演する明治座の関係者は、「我々も報道で知りました。現時点で決定事項は何もないです」としています。
また、伊藤健太郎容疑者は29日にバラエティ番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系 木曜23時)に出演予定ですが、フジテレビは「事実関係を確認中で、対応についても検討しています」としています。
そして、伊藤健太郎容疑者の人身事故、ひき逃げ容疑での逮捕に対してネット上では、
- 好きな俳優だったけど残念。気が動転することもあるがすぐに救急車呼ばないとだめ。完全なるひき逃げ。
- 詳細わからんけど、現場一旦立ち去るのはまずいっしょ。こすった程度で事故に気づかず立ち去るのはあっても、相手は重傷なんだから衝撃はかなりあっただろうし
- 事故を起こしてしまったのは仕方ないにしても、介抱せず逃げてしまってはひき逃げになるでしょうね……いい俳優さんでしたが、重い処分は免れないでしょうね。
- 気が動転して、とにかくその場から逃げたい気持ちがあったんだろうけど、事故現場を勝手に離れたらどんな理由でも、ひき逃げ・当て逃げになってしまう。
事務所に諭されて現場に戻ったんだろうけど、アウトですね。
などの声が上がっています。
伊藤健太郎容疑者が出演の映画『とんかつDJアゲ太郎』では、伊勢谷友介被告が大麻所持で逮捕、続けてブラザートムさんがモラハラ・不倫スキャンダルを週刊誌にスクープされるなど、出演者のトラブルが相次いでおり、伊藤容疑者の逮捕によって公開中止となる可能性は低いとみられるものの、関係者は頭を抱えているでしょうね…。
ひき逃げ容疑で逮捕された伊藤健太郎容疑者は、以前から素行不良を指摘されており、いつか問題を起こすのではないかと懸念の声が上がっていたのですが、ひき逃げ事故は非常に印象が悪く、今後の仕事に大きな影響を与える可能性は高いです。
近年では、2016年12月にNON STYLE・井上裕介さんがタクシーに接触する事故を起こし、運転手にケガを負わせながらも現場から離れたとして、自動車運転処罰法違反(過失致傷)、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で書類送検され、相手側との間で示談が成立し不起訴処分となったものの、この問題で仕事が激減することになりました。
伊藤健太郎容疑者が起こした事故では、相手の女性が重傷を負っているとのことから非常に深刻で、今後主演映画などはもしかすると公開延期などの対応が取られるかもしれないので、引き続き関係各所の対応、事件の行方を見守っていきたいです。