性被害を主張する女性2人から1月に準強制性交罪等容疑で刑事告訴され、『AFCアジアカップ』の日本代表から離脱した伊東純也選手(30)の代理人・加藤博太郎弁護士が、虚偽告訴によって名誉を傷つけられたとして、刑事告訴に続いて民事でも損害賠償請求訴訟を起こすことを明らかにしました。
加藤博太郎弁護士に取材した『日刊スポーツ』によると、損害賠償請求額は「億単位になる見込み」で、近日中に民事裁判に向けた手続きをする予定といいます。
加藤博太郎弁護士は取材に対して、虚偽告訴であることを証明する「客観的証拠が複数ある。自信を持って虚偽告訴だと言える」と主張し、「アジア杯の妨害を目的とした“でっち上げ”。重大な影響を及ぼして伊東選手を無効化させた。これを行った女性に対する責任は必ず追及します」
と語ったとのことです。
加藤博太郎弁護士はさらに『サンデー・ジャポン』(TBS系)にもVTR出演し、伊東純也選手の現在の様子については、「私から見てもかなり憔悴していて、眠るのも難しい状況だと思います」「心身ともに疲弊されてしまったんじゃないか」
と明かしました。
そして、「(女性側は)週刊誌に書かせることを目的として、告訴に踏み切ったのではないかと。全くのでっちあげだという風に考えています」とし、女性2人がホテルで伊東純也選手等と密会後に「楽しかった」という趣旨の内容をSNSに投稿していたことや、第三者にLINEで送っていたことも把握していると説明していたのですが、週刊誌『フラッシュ』は伊東純也選手の潔白を証明するLINEや動画を独占入手したとして、その内容を明らかにしています。
伊東純也選手の性加害疑惑は『週刊新潮』が詳報し、芸能活動をしている女性2人が昨年6月に大阪・中之島のリーガロイヤルホテルで、伊東選手と専属トレーナーの男性(47)から大量の酒を飲まされ、急激な眠気に襲われて意識が混濁した状態の中で、同意なく性的な行為をされたと主張し、今年1月に女性2人が刑事告訴したことを伝えました。
また、昨年11月から弁護士を入れて協議を行い、伊東純也選手は性的な行為をしたこと自体は認めているものの、同意の上だったと主張し、そして「口外禁止条項」を条件に盛り込んで金銭による示談を提示していたこと、これまでに伊東選手側の弁護士が2回替わっているとの情報も伝え、週刊新潮の取材に対して1月28日まで代理人を務めていた弁護士は「弁護方針が折り合わなかったため、代理人を辞任しました」と回答したとのことでした。
その後、加藤博太郎弁護士が伊東純也選手の代理人に就任し、様々な客観的な証拠から女性たちの証言は虚偽とし、虚偽告訴容疑での刑事告訴に踏み切ったとしており、フラッシュの取材に対して加藤弁護士は、「同意があったとか無かったとか、そういう話ではありません。これは、完全なでっち上げの事件なんです。確かに伊東が、ホテルの部屋でA子さんとB子さん、それに専属トレーナーと過ごしたのは事実です。しかし、女性らの主張を否定する数々の決定的証拠があるんです。たとえば、伊東の部屋で“ジャージ姿”で眠るB子さんの姿を収めた動画です」
と語っています。
B子さんは週刊新潮の取材に、目が覚めた時にはワンピースをたくし上げられていた、胸などがあらわな状態だった等と語っていたものの、「A子さんもB子さんも、ホテル到着後すぐに、X氏の部屋で伊東が持っていたジャージに自ら着替えている」「『こっちのほうが楽だから』という女性たちの希望だったそうです。つまり、証拠となる動画と記事内容とは矛盾しています」
と反論しています。
フラッシュの記者は関係者を通じてその証拠動画を確認したといい、弁護士が言う通り、B子さんと見られる女性がサッカー用ジャージを着て熟睡し、そして着衣に乱れた様子も無かったとしています。
この動画を所有する関係者は、A子さんが所属事務所の社長に送ったLINEのスクリーンショットも提示したといいます。
そのLINEでA子さんは社長に、「その前のバーでマッサージがどうたらって話してたので、『私の中であれ純也さんにしろってこと?』って疑問があって 〇〇〇〇(伏せ字)の中で純也さんに いい思いさせてあげる会なのかなってちょっとなってたとこもあって、その中でホテル行って〇〇〇〇が部屋からでっていったので むしろ任せた!って捉えたところもありました どちらにせよ迷惑かけてすみません。」
と綴っています。
<↓の画像が、フラッシュが入手したA子さんと事務所社長のLINEのスクリーンショット写真>
週刊新潮によれば、A子さんが伊東純也選手と会うことになったそもそものきっかけは、A子さんの事務所社長が伊東選手のマネージメントを担当していた『D-Sports』の元社員・X氏から、伊東選手が1月2日放送の正月特番『夢対決2024 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』(テレビ朝日系)の収録に参加予定で、「その現場に女の子を見学の名目で連れて行ける」「現場には番組プロデューサーやテレ朝のお偉いさんがいるから、女の子を彼らに紹介しよう。そしたら絶対、仕事を振ってくれるから」
と言われたことでした。
<↓の画像は、『夢対決2024 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』出演の伊東純也選手(手前左)等の写真>
これを受けて事務所社長はA子さんに声をかけ、仕事に繋がることを匂わされたA子さんは同じ事務所に所属するB子さんも誘って大阪行きを決め、日本代表を観戦後にバーで伊東選手と合流し、X氏から半ば強引に車に乗せられ、ホテルに連れて行かれたといいます。
また、バーでマッサージに関する話題になった際に伊東純也選手が自ら、「メンエス(メンズエステ)によく行く。(エステティシャン相手に)本番(行為)をやったこともある」とも語っていたとA子さんが証言しています。
フラッシュによれば、A子さんとB子さんは番組収録の見学が本来の目的だったものの、寝坊によって収録を欠席したといい、その上でA子さんと事務所社長のLINEでのやり取りについて、「“寝坊” をX氏が怒っているのではないかと案じる内容だと思われます。」「何を“まかされた”と認識していたのかは分かりませんが、性加害を受けた後に送る内容としては不思議です」
と指摘しています。
別の関係者は、X氏とA子さんの間では“感情のもつれ”が生まれていたと証言し、「X氏はホテルの一件があった約1週間後、“寝坊”についてA子さんを叱責したそうです。その後しばらく疎遠になった2人ですが、2023年の9月ごろ、突如A子さんが“性被害”をX氏に訴えました。そこでX氏とA子さん、事務所の社長の3人で2回、さらにその後、A子さんの“スポンサー”を名乗る知人男性と事務所の社長、X氏の3人で2回、都合4回の会合が持たれ、謝罪を求められたそうです。伊東から性被害を受けたと、SNSで晒す可能性をA子さんに示唆されたX氏は、約100万円の解決金を提案しましたが、“知人男性”は『A子さんは、そんな額では応じないようです』と話し、決裂したそうです。こうした事情をよく知る関係者は、A子さんの告訴の背景には、X氏との衝突があるのではないかとみています」
と語っています。
フラッシュは真相を確かめるため、事務所社長と代理人弁護士を通じて、女性2人に取材を申し込んだところ弁護士が回答を寄せ、「A子さんが、所属事務所社長にそのようなLINEを送ったのは事実です。しかし、A子さんが『任された』と主張する内容は、酒盛りの場でお酒を飲むことだと認識しています。また、ジャージについては、A子さんが伊東の部屋でジャージを着ていたのは事実ですが、B子さんは記憶がおぼろげであり、(週刊新潮の記述に間違いないかは)取材期日までに確認できません。X氏とA子さんらの話し合いについては、A子さんはあくまで加害者2人とX氏の3人による謝罪を求めていたのであり、自ら金銭を要求したことは、一切ありません」
と説明したとのことです。
この報道を受けてネット上では、
- どういう経緯でジャージで寝てる女性を動画で撮るのよ 白か黒かってよりその行為が嫌だわ
- 動画ってジャージ姿だけ?てか動画撮ってどうするつもりだった なんかもっとあるんじゃないの?
- 性行為自体は認めてるんだよね? 有名人なんだから疑われるようなことすんな
- 既婚者がホテルで他の女と会うとかモラルや不貞疑われるようなこと自体がダメ
- これ見せられても、不倫してんな~手口に常習性あるな~としか感想がない
- プロとだけ相手にしてれば良かったのにね プロ意識に欠けるよまったく サッカーはチームスポーツなのに…
- 伊東純也の行動の浅はかさもあるが、タレントの女性2人の行動もどうかなぁって感じかなぁ。
伊東純也の名前だけ出されて、中心人物のXや芸能事務所社長の名前は出ない。芸能関係者なら堂々と名前を出して批判したらいいのに、新潮はそこは晒さないんだな。
警察が入った刑事事件だしその内真実も出てくるだろうが、どっちも大きな傷になりそうだ。
などの声が上がっています。
フラッシュの取材によって新たに、A子さん等が寝坊で番組収録を欠席したことにX氏が怒り、それが原因でトラブルが起きていた疑いがあること、A子さんが伊東純也選手側に謝罪を求めた際に、自称スポンサーの知人男性も入れて話し合いを行い、SNSで晒す可能性もチラつかせたことによって、X氏が金銭での解決を提案していたという経緯があったことが明らかになりました。
また、かねてから加藤博太郎弁護士が客観的証拠の1つとして挙げていた動画、LINEの一部内容も明らかになったわけですが、なぜホテルの一室で眠っている女性たちの姿を撮影していたのか、その理由もかなり気になるところですし、正直この動画やLINEなどにより性加害が虚偽だと主張するのは、証拠として弱いのではないかとも感じます。
ただ、伊東純也選手側は非常にリスクが高い逆告訴までして、積極的に弁護士がメディアの取材に応じてかなり強気な姿勢を見せていることから、この他にも女性たちの主張を覆すような証拠があるのだろうと思います。
ネット上では、既婚者でありながらホテルで性的な行為をした時点でアウト、脇が甘すぎるとして批判の声も上がっており、今後もし伊東純也選手が性加害していなかったと認められたとしても、イメージの回復はなかなか難しそうではありますが、この問題でもし起訴されたら実刑判決が下されるのが濃厚なだけに、どういった形で身の潔白を証明していくのか、引き続き動向を見守っていきたいです。