俳優・伊原剛志さん(いはら・つよし 58歳)がツイッター上で、誹謗中傷メールに対して法的措置を視野に入れていることを明かし、ネット上では様々な声が上がっています。
伊原剛志さんはかねてからツイッター上で、新型コロナウイルスに関連した投稿を定期的にしており、国内の感染者数の動向や海外の状況と比較し、マスク着用やワクチン接種の必要性に疑問を呈していました。
8月24日には、海外から日本へ帰国時に、入国前72時間以内の陰性証明書の提示が9月7日から免除されることについて、「それは良かった!!やっと!!」と反応しつつ、「しかし、3回ワクチン打ってる人に限定?ワクチン3回打っててもコロナになるし、そもそもワクチン接種は個人の自由ちゃう?何でスパッと決断出来ないのかね???もうコロナから抜けようよ!! #脱コロナ」
とツイートしていました。
<↓の画像が、伊原剛志さんのツイート写真>
その後も、フランス映画の撮影で1ヶ月半にわたってヨーロッパに滞在していたものの、自身も含めて誰もマスクを着用していなかったとし、「人混みの中にも居たし ハグもほっぺにキスもしてたし なんなら濃厚なキスシーンも何度かあったし…でもコロナにかからなかった。偶然?不思議やね!!」「マスク付けるのは個人の自由で勝手にすれば良いと思うけど いつでもこんな真夏でも大人が無意味に外でも付けたりすると いつまで経っても子供達がマスク取れないんだよ!!子供達に強制するな!!と思う #コロナ脳」「マスクしないと“もっとヤバい事になってる”と言う人達がいる。じゃ、現在マスクしてない多くの国はどうなん?しなくなって数ヶ月経ってるけど?説明してくれ!!#子供達をマスクから守る」
などと訴えていました。
8月30日のツイートでは、仕事用のメールアドレスに「安倍太郎」を名乗る人物からメールが届いたことを明かし、メールの内容については、「伊原って常識の欠片もねぇな!!!貴様に人間社会で生きる資格はねぇ!!!貴様みてぇのがいるからいつまでたってもコロナが終息しねぇんだろうが!!!!恥を知れ!!!綺麗ごとほざいてるが、要は、貴様は【てめぇの事しか考えないクズ】 日本人の恥さらし!!!!自己中心的かつ、非常識の塊!!!!周りの迷惑を一切考えないクズ!!!!」
というもので、あまりにも酷い内容だったことでツイッターで公開したとしています。
<↓の画像が、誹謗中傷メールの内容を明かした伊原剛志さんのツイート写真>
それから2日後の1日に、4回目のワクチン接種の案内が届いたことを明かしつつ、「俺はもう打たない。3回打って一回コロナに感染してるし。都合4回。だって、もう海外行くのに必要無いし、帰国時も3回打ってれば陰性証明書も必要無いし、何の為に打つのか・・・分からない。俺はもうコロナ卒業!充分でしょ。」
と、4回目は打たないと宣言していました。
<↓の画像は、“コロナ卒業”を宣言した伊原剛志さんのツイート写真>
このツイート後に再び「安倍太郎」からメールが送られてきたそうで、「ワクチン卒業とかってほざいてるが、そのまま(人間界での生活)も卒業しやがれ!!!貴様のように、てめぇのことしか考えないクズに人間社会で生きる資格はねぇ!!!!!!!!!!」
と書かれていたとのことです。
<↓の画像が、2度目の誹謗中傷メールの内容を伝えたツイート写真>
そして、2日の更新では誹謗中傷メールが今後送られてきても、自身には報告しないようマネージャーにも伝えたとした上で、「それと法的措置も視野に。さようなら、安倍太郎」と、法的措置も視野に入れていることを明かしています。
<↓の画像が、伊原剛志さんのツイート写真>
これに対してネット上では、
- ワクチン接種するしないは、現在は完全に個人の自由だと思うなあ。重症化リスクを避けたければ摂取すればいいし、自分に自信がある人は打たなくてもいい。
- 個人の信念に対してそこまで過剰に反応する必要ある?打ちたきゃ打てばいいし、嫌なら打たなきゃいい。
影響あるから発信しちゃダメとかも言われてるけど、そんな影響でる? - 以前から同調圧力ってあったけど、コロナが流行ってからものすごく浮彫になってきた気がします。
国が推奨しても、それは個人で考えることであってその考え方を他人に押し付けるのは違うと思います。 - 感染を防止するならマスクとうがい手洗いアルコール消毒がベスト!こういう批判をしてくる人って、完全にここを知らずにワクチン打たない人を批判する。人を批判する前に自分の無知を恥じろよ!
- ただただ理解力の無い人。そもそもインフルエンザのワクチンも打ったから、絶対にかからないというものでは無く、コロナワクチンも一緒。
無知なことは発信しない方がいい。法的措置がどーのっていちいちめんどくさい。 - 自分は3回目を打とうとしてる時に罹患し、打つ意味が分からなくなったから接種をやめた。人それぞれ自分で決めれば良いと思う。感染しないための予防じゃないから。
年齢や持病を考えながら打つか打たないかを個人で決めればいいと思うのに何をそんなに他人のことを怒ることがあるのか。何回打っても感染するし、打たなくても軽症の人は軽症だし。
などの声が上がっています。
伊原剛志さんは昨年7月時点で、新型コロナのワクチンを接種していないことをツイッター上で明かし、その後にある人物からメールが届いたことも報告していました。
メールの内容は、「俺はまだワクチン打たないとかカッコつけてますが、周りの人を守るためにワクチンを接種するという意識が皆無のようですね。舞台にも出演されるのに舞台は大きい会場でもかなり飛沫も飛ぶし、ドラマでもそういう機会多いだろうにな。。ご自身は良いにせよ、他者と接触する機会の多い方がそういう発想なのは逆にちょっと不思議。自分の事しか考えてないのでしょうか?別に接種をせずに感染し重症化しても個人の責任です。ですが、感染しなかったからと言って『ほらワクチン打たなくても大丈夫やろ』とか絶対に言わないで下さいね。周りの方々がワクチン接種で集団免疫獲得してる中、貴方はそれにタダ乗りしてるだけですから。」
というものだったそうです。
このメールに対して伊原剛志さんは、ワクチン接種をするかどうかは自己判断とし、「打った人が悪い、打たない人が悪いでは無い!!むしろ自由を規制する事が悪い!! #コロナ脳」
と反論していました。
ちなみに、新型コロナのワクチンは、発症の予防や重症化を防ぐ効果が確認されているものの、他のワクチンと同様に発症や重症化を完全に防げるものではなく、そもそもワクチン接種は強制ではありません。
伊原剛志さんはそれから1ヶ月後に、次の撮影に入るにあたって自己判断で1回目のワクチンを接種したと報告し、重症化リスクを減らすために打ったとしていました。
伊原剛志さんはその後も2度にわたってワクチンを接種したものの、伊原さんは4回目以降のワクチン接種に必要性が感じられず、自分は打たないと判断したまでです。
他人にもワクチンを打つなと訴えているわけでもないですし、あくまでも自己責任でそうした判断をしただけなので、これに対して激怒し、本人に誹謗中傷メールを送るというのは理解しがたいものがありますね。