1971年より開始された特撮テレビドラマの仮面ライダーシリーズは、現在でもシリーズは続いており幅広い世代から支持を得ていますが、かつて仮面ライダーを演じていた俳優が借金トラブルを起こしていると2日発売の週刊誌『週刊ポスト』が報じています。
同誌によると、借金でトラブルとなっているのは、1980年10月~1981年9月にかけて放送された7代目ライダー『仮面ライダースーパー1』の主人公・沖一也を演じた俳優の高杉俊介さん(本名=岩田直樹 65歳)で、複数の方から5000万円以上のお金を借りているとのことで、同紙では被害者の証言に加え、高杉さんが書いた借用書を掲載しています。
(↓の画像が、仮面ライダースーパー1の写真)
被害を受けた40代女性Aさんは高杉さんの元ライダーというブランドを信用し、2003年に80万円を貸したのを皮切りに総額2400万円を貸し、返済があったのはわずか40万円弱だったそうです。
Aさん以外にも40代女性のBさんも同様に2004年~2013年の間に総額2400万円を貸し、30数万円の返済のみだったと明かしています。
Aさんによると、高杉さん過去のファンレターやネット掲示板を利用してファン等と連絡を取り金を無心していたようで、他にも被害者がいる事が発覚し、被害者を集め情報交換を行い、今回同紙に打ち明けたことを語っています。
また高杉さんは、「臓器売買の裏社会の組織と交わしてしまった契約を解約するため」にお金が必要だと話していたそうで、他にも「貴方だけ」「他の人にはいえない」「命が懸かっている」など泣き落としを続けていたそうです。
これにネットでは、
- ライダー失格だな
- ヒーロー役って、子供心にカッコいい大人としてとても強く刷り込まれるんだよね。ただの1人の俳優とはいえ、今回の事件は本当に残念だ・・・。
- っていうか、なぜそこまで貸すかね。1回目も返してないのに次も貸すなんて、貸すほうもどうかしている。
- 仮面ライダーが、ショッカーに成り果てたか…世も末だな!
- ファンに集るとか絶対にやってはダメなことだろ
などのコメントがありました。
ファンの方達から借金し、それも2人の女性からは2400万円も借りたにも関わらず、返済したのは数十万円だけとはかなり悪質ですね…。
永遠のヒーローで子供達に夢を与える存在の方が、このような事をしていたことを知り大変残念です。
そして、高杉さんについて調べてみると、以前より某大手掲示板にはお金を無心しているとの書き込みがあり、ここに書かれている内容の真相は定かではありませんが、命乞いに近いメールをしつこく送ったり、電話を掛けたりしていたとのことで、それに根負けした方がお金を貸していたそうです。
今回週刊誌に告白をした被害者の方が、今後借金の返済を求めて訴訟を起こす可能性もあるため、今後どのような展開になるのかに注目ですね。