2月に、オンラインカジノで過去に賭博していたことを認め謝罪し、芸能活動を休止していた『令和ロマン』の高比良くるまさん（本名＝髙比良直樹 30歳）が、今日をもって『吉本興業』を電撃退所し、同時に芸能活動を再開しました。
吉本興業は28日に公式サイトで、「令和ロマン 髙比良くるまについて、双方合意の上、2025年4月28日付をもってマネジメント契約を終了しましたのでご報告します。」
と発表し、契約終了の理由は明らかにしていません。
＜↓の画像が、退所した令和ロマン・高比良くるまさん＞
また、高比良くるまさんが退所後も令和ロマンの活動は続けていくこと、相方・松井ケムリさん（本名＝松井浩一 31歳）は今後も吉本興業に所属し、タレント活動を続けると報告しています。
そして、退所発表と共に令和ロマンのYouTubeチャンネル（登録者数：80.3万人）で高比良くるまさんが復帰し、コンビ活動再開を発表しました。
高比良くるまさんは動画で一連の騒動を謝罪した上で、吉本興業を退所した経緯、理由を説明し、先日マネージャーから恐らく復帰に関する話し合いをするとして吉本興業の本社に呼ばれ、上層部と会って話をしたといいます。
その際に吉本興業の偉い人から、オンラインカジノ問題の謝罪動画を事務所に許可なく上げたことに対して、「こっちとしてやってほしくなかった」「どうしても会社との信頼関係が壊れてしまったからな。くるまくんが望めばやけど、契約解除に…」
などと告げられたといい、これに高比良くるまさんは驚き、何度も謝罪して食い下がったそうです。
しかし、吉本興業側からは事務所を辞めるように勧められ続け、その意向は変わらなかったことや、事務所を辞めればすぐ復帰することができ、コンビ活動をしてもいいとのことで辞めることを決断したそうです。
そして、今後はYouTubeだけでなく、コンビのラジオ番組出演やライブなども行えるといい、吉本興業を辞めたものの活動自体に大きな変化はないと説明しています。
この発表を受けてネット上では、
- タイショand復帰は予想外、おかえりー！
- M-1二連覇を吉本側から手放すとは思わなかった、自由にするためにくるまさんが決められたのかと、、びっくり
- 迅速な対応したらクビにされるんや…あれでファンは安心したのに
- 2人の姿を見られてうれしいけど、吉本への不信感が増してしまったな…こんな逸材手放すなんて…
- むしろ自由に自己責任で動き続けられる体制に感謝
- M-1連覇した翌年に退社ってかっこよすぎて伝説になるから気にすんな
- 吉本の宝のくるまさんが、、これからはお笑い界の宝として頑張ってください
- 会社のマイナスイメージに繋がると思って、くるまさんを切ったことでマイナスイメージの加速が止まらない吉本興業さんお疲れ様です
- どんな形であれ、令和ロマンがあり続けるならそれでいい。良かったーーー泣きそう
などの声が上がっています。
吉本興業は、年明け時点で高比良くるまさんのオンラインカジノ問題を把握していたとの報道もあり、令和ロマンは2023・2024年の『M-1グランプリ』で史上初の2連覇を達成していて、仕事が激増していたこともあってかテレビ局には説明せずに、そして処分なども下すことなく活動を続けていたといいます。
その後、他の複数の芸人たちもオンラインカジノで違法賭博に関与している疑いが浮上、ネット上で様々な情報が飛び交う中でも吉本興業は関与した芸人の実名は明かすことなく、「一部タレントは活動を自粛することになりました」と報告していました。
そうした中で『毎日新聞』が2月14日に、高比良くるまさんらが任意で警視庁の事情聴取を受けていたことを実名報道し、この報道翌日に令和ロマンのYouTubeチャンネルで謝罪動画を公開、2019～2020年末にかけてオンラインカジノで賭博行為をしていたことを告白しました。
毎日新聞の報道によって、令和ロマンが出演していた『東京ガス』のCMなどが非公開になったり、出演予定だった『ボクらの時代【令和ロマン・高比良くるま×バッテリィズ・エース×伊沢拓司 後編】』（フジテレビ系）の放送が中止、『ウンナン極限ネタバトル！ザ・イロモネア～笑わせたら100万円～』（TBS系）への出演が取り止めになるなど、様々な影響が及んだものの、吉本興業側はスポーツ紙の取材に「活動休止ではない」と説明していました。
しかし、高比良くるまさんは関係各所に迷惑を掛けてしまっていることを謝罪し、そして芸能活動を自粛することも発表しました。
事務所の方針に従わず、勝手にこうした対応を取ったのであれば秩序の乱れなどに繋がる恐れもあり、吉本興業側が問題視するのも理解できますが、史上初めてM-1で2連覇を達成したにも関わらず、こうもあっさりと契約を終了させたのは驚きで、ファン等の間でも吉本興業の対応を巡っては物議を醸しています。
様々な声が上がっていますが、今後は『キングコング』や『極楽とんぼ』などと同様にコンビそれぞれで事務所が異なる形になるものの、変わらずコンビ活動が出来るのは何よりで、今後また新たな笑いを届けてほしいと思います。