『SPEED』のメンバーで、復興大臣政務官と内閣府大臣政務官を務める自民党の今井絵理子・参議院議員（いまい・えりこ 41歳）が、秘書に対するパワハラ疑惑を週刊誌『週刊文春』に報じられています。
週刊文春によると、今井絵理子議員は昨年11月に第2次石破内閣で復興大臣政務官・内閣府大臣政務官に就任し、その後今年に入り事務所で異常事態が起きていたといい、「実は今年に入り、彼女を支えてきた2人の女性秘書が相次いで消えたのです。政策秘書のA子さんが今年1月に退所。公設第一秘書のB子さんも2月末に後任を連れて辞職の挨拶に回っていた。一般的に事務所運営の中核を担うのは政策秘書、公設第一秘書、公設第二秘書の3人ですが、このうち2人が連続で去った」
と、政治部デスクが証言しています。
政策秘書だったA子さんは昨年11月に体調を崩し、病院ではストレスが原因で発症する心の病気「適応障害」と診断され、公設第一秘書だったB子さんは昨年春ごろに体調を崩し、今年に入って辞職することになったといいます。
週刊文春は今井絵理子議員の事務所に取材し、政策秘書と公設第一秘書が辞めたのは事実か確認したところ、A子さんの退所と、B子さんが一時的に仕事を離れていることは認めたそうです。
2人が辞めるに至った経緯については3日発売号で詳報するとし、現時点で詳細は明らかになっていないのですが、週刊文春は【今井絵理子・内閣府政務官「非道パワハラ」 女性秘書2人が消えた！《浮気トラブルで警察出動》】と題して、今井絵理子議員が2人に伝えた“非道メッセージ”や、秘書たちが過重労働に苦しんでいたこと、恋人との大喧嘩が警察沙汰になっていたこと、加えて今井議員が“禁断スペース”で喫煙するなどヘビースモーカーぶりなどを報じると予告しています。
そして、今井絵理子議員のパワハラ疑惑、秘書2人が辞めたとの報道を受けてネット上では、
- 仕事してないのに、一丁前にパワハラ？
- この人不倫したのにいつまでも居座るよね。不愉快
- 仕事できないやつほどパワハラするよね
- 秘書じゃなくてこいつが辞めろよ
- 不倫、税金でパリ旅行、パワハラ
- 税金の無駄遣い
- 本人の勉強が足りなくて、何も分からないからイライラしてるんだろうね 偉そうに
- ただただ知識が乏しくて何でも秘書頼みのため過度の負担がかかっていたのでは。政治家は社会の仕組みや制度、あらゆる物事を広く深く知っている必要がある。
本人が知らない場合、秘書が参考書類を用意して、理解出来なければ細かくレクが必要。とんでもなく大変そうだ - 自分は何も書けないから、全部お膳立てして貰い、読むだけの簡単なお仕事をする為には彼らを縛り上げて、仕事をやらせ、言葉の鞭で叩くんでしょうね
などの声が上がっています。
政治家による秘書らに対するパワハラ問題はちょくちょく表沙汰になっており、直近では昨年8月に、国土交通大臣政務官、防衛大臣政務官・内閣府大臣政務官を歴任した元衆議院議員の木村次郎さん(57)が、元私設秘書の男性にパワハラ行為を繰り返していたことが暴露されており、車を運転中に赤信号で停車したところ、「行ってしまえ。時間がもったいない」と信号無視を強要されたり、運転席を後部から叩かれるなど高圧的な言動を取られ、ストレスによる体調不良で退職したと訴えました。
他にも複数の秘書がパワハラを受け、これまで何人も秘書が辞めていることも明らかにされています。
同じく自民党の元衆議院議員では、豊田真由子さんの秘書に対するパワハラ問題も記憶に新しく、2017年に『週刊新潮』が問題を報じ、「このハゲーーー！！」「違うだろー！！」「お前の娘が殺されてもいいのか？」などの暴言を録音した証拠音声データも流出、頭を殴るなどの暴力行為も明らかとなり、報道後すぐに自民党を離党、衆議院解散後に無所属で出馬するも落選し、それ以降はコメンテーターとして活動しています。
今井絵理子議員のパワハラ問題も事実とすれば、週刊文春はすでに証拠も入手している可能性は十分あり、もし今井議員が否定するようなことがあれば続報で言い逃れできない証拠を提示したり、女優・橋本環奈さんのマネージャーに対するパワハラ疑惑を報じた時のように、元秘書本人が問題行為の数々を暴露する可能性もあるでしょうね。
そんな今井絵理子議員はこれまでに様々なトラブルを起こしており、参議院選挙の比例区で初当選してから1年後の2017年7月に『週刊新潮』によって、元神戸市議会議員の“ハシケン”こと橋本健さん(45)との不倫疑惑スキャンダルをスクープされ大炎上しました。
＜↓の画像は、週刊新潮撮影の今井絵理子議員と橋本健さんの2ショット写真＞
橋本健さんはその後妻と離婚し、政務活動費の不正受給により詐欺事件で起訴され、2018年10月に懲役1年6ヶ月・執行猶予4年の有罪判決を受けましたが、今井絵理子議員はその後も橋本さんとの交際を続け、さらに橋本さんが事務所の運営や政務活動にも関与していると報じられ批判されました。
その後も、参院選比例区で再選を果たしてから1年後の2023年には、自民党女性局のメンバーとフランス研修旅行に参加し、現地で観光を楽しんでいるような姿を公開して「税金の無駄遣い」だと炎上。
＜↓の画像は、物議を醸したフランス研修旅行中の写真＞
昨年には突然SNSアカウントを削除後、1ヶ月以上にわたって体調不良を理由に国会を欠席していた裏側を巡って、“政策顧問”として事務所に出入りしている橋本健さんと痴話喧嘩し、それによって体調を崩して国会をサボっている疑惑を『週刊現代』に報じられ、再び炎上していました。
昨年12月に週刊文春が報じた記事によれば、橋本健さんとはその後仲直りして現在は円満な関係といい、出張先で行動をともにすることも少なくないといい、結婚の話も出ているそうなのですが、週刊文春によって新たに複数の秘書に対するパワハラ疑惑を報じられ、果たして今後どうなるでしょうかね。