議会報告書の架空発注により、政務活動費を不正請求疑惑が浮上していた神戸市会自民党議員団の橋本健元市議(37)が、市議会に姿を現すことなく速達郵便で辞職願を送付し、29日付で受理され議員辞職となりました。
同日には、自民党議員団が橋本健元市議の疑惑をめぐって調査チームを立ち上げ、今後は橋本元市議にも聞き取り調査を実施する予定しているといいます。
<↓の画像は、議員辞職した橋本健元市議の写真>
そんな橋本健元市議との不倫スキャンダルを7月にスクープされた『SPEED』のメンバーで、自民党の今井絵理子・参議院議員(33)についても、公職選挙法違反を問われる振る舞いをしていたと31日発売の週刊誌『週刊新潮』がスクープしています。
「先日、彼女の非常識極まりない行為を見聞きして、唖然としました」と語る自民党の議員によると、8月の内閣改造人事の際、今井絵理子議員は親しい議員十数名に対して「“出世”のお祝いとしてビール券を贈っていた」といいます。
人事の際に議員が地元の名産品などを贈るケースはあるそうなのですが、今井絵理子議員の場合は、全国の18歳以上が有権者となる全国区の参議院比例区当選で議員になっているため、議員宛てであったとしても公職選挙法で禁じる寄附行為にあたります。
そのため、『週刊新潮』の取材に対し総務省選挙課は、今井絵理子議員の行為について「明らかな公選法違反となります」と回答し、政治資金に詳しい日本大学法学部の岩井奉信教授も「花などの物品ではなく、換金できる金券を渡しているわけですから、かなり悪質」だと指摘しています。
なお、『週刊新潮』は今井絵理子議員の自宅で本人に直撃取材を行ったものの、コメントはなかったとのことです。
そして、この報道に対してネット上では、
- 金券の配布がダメなんて基本中の基本。一線越え過ぎていて話にならない
- もはや彼女の子育て支援や障碍者支援の言葉に信用できる要素はないと思った方がいい…やはり議員に相応しくない…辞任するのが妥当
- 参議院の比例区(全国区)の当選者だからね。公職選挙法違反。比例区じゃなく選挙区の当選者で、選挙区外ならビール券を配っても問題ないんだけどね。比例区だからoutですな
- 受け取った方も何も言わなかったんでしょうかね?知らなかったでは済まないですよ。
- 彼女自身にも問題はあるが、取り巻きの能力のなさは絶望的。
- 当選時は『勉強します』なんて言ってたけど結局何も勉強なんてしてないんだよね!政治の「せ」の字も知らない素人さん…こんな人に血税が使われてると思うと税金納めてるのがバカらしい
- 今井を担いだ自民党に責任あり。根本的に比例代表制を無くさないと、とかげの尻尾切りです。
- 決定的なのが出てきちゃったわけね。でも、橋本も同じだけど、この問題が明るみになったから辞職するのはいただけないなぁ。もっと責めるべき根本があるのに。
などのコメントが寄せられています。
橋本健元市議との不倫スキャンダル後は雲隠れし、議員辞職をするわけでもなくほとぼりが冷めるのを待っている様子の今井絵理子議員ですが、公職選挙法に違反する行為も堂々としていたとのことなので、これはもう完全にアウトで議員辞職は確定でしょうかね。
ビール券を親しい議員らに贈ると決めたのは今井絵理子議員だったのか、秘書ら周囲の人物なのかは定かではありませんが、橋本健元市議との不倫同様に、バレなければ問題無いとでも思っていたのでしょうか。
一連の報道によって、今井絵理子議員は政治家としては相応しくないと感じている国民が圧倒的多数とみられるため、今回の件を受けて、どういう身の振り方をするべきなのか考えてほしいですね。