元スノーボード・ハーフパイプの日本代表で、タレントの今井メロさん(本名=今井夢露 33歳)が1日にブログを更新し、様々なトラブルが原因で長女・真里愛ちゃん(まりあ 9歳)を施設に預けることを告白しました。
今井メロさんはこれまでに3人の男性との間に子供を3人もうけており、2010年8月に結婚と第1子となる長男・瑠偉くん(るい 10歳)の出産を発表し、2011年11月に2番目の夫との間に第2子の長女・真里愛ちゃんが誕生しました。
それから9年後の今年11月に開設した新たなブログで、3番目の夫との間に3人目の子供をもうけ、現在はシングルマザーでバツ3であることを明らかにしていました。
そんな今井メロさんが1日に【告白】と題した記事を投稿し、これまで何度も衝突してきた長女を施設に預けることを明らかにしており、ブログでは長女の問題について、「幼い頃はイタズラ事で済んでいた件も、今や結構大事になったりして、叱らざるをえない事態が続いたりしていました。その中で長女も知恵がついてきて、頻繁に嘘をつくようになった。挙句の果てには、家出からの警察に保護。私(親)の愛情が届いていないから構ってほしくて、本人なりの必死のアピールなのかなっと思い心のケアにも励みました。」
と明かしています。
続けて、「産まれた頃から保育器で育ち、他の兄弟に比べ腕の中に抱いてあげられる時間が短かったから、けど…成長するに連れて様々な悪事を働くようになり、学校でも問題を起こすように。私なりに話を優しく聞いたり、色々なやり方で接してみました。だけど直ることはなく、悪化する一方でした。毎回私なりに、まぁこ(あだ名)に想いを伝えました。だけど…ごめんなさい。もう…分からなくなったんだ。彼女はもうすぐ施設に入所します。」
と、自分の手に負えなくなったことで施設に預ける決意を固めたと説明しています。
ただ、「決して投げやりとかじゃないです。今もこの文をかきながら手が震えています。みんなに嘘をつきたくない、真実を伝えなきゃって思いで必死なんだ。」
と綴り、これまでブログでは明らかにしていなかったものの、長女が施設に入ることによってこれから一緒に生活するのは長男のみとしています。
3番目の子供については、「元旦那さんと生活しております。(おちびーぬは定期的に逢える現状)」と明かしています。
なぜ、長女を施設に預けることをブログで公表した理由は「いつかブログの記事にも無理が生じるからです」とした上で、「正直、多数の反感を買うでしょうし、なんで、そんな状態でタレント活動復帰みたいな公式ブログ始めたの?と疑問に思う方々もいらっしゃると思います。しかし、世の中には私のように向き合いたくても困難が生じるケースは多々あるのです。親だからとか、一緒に暮らすのが円満とか笑顔あふれる家庭とか、それは理想論ですよね。決して当たり前ではないんです。そういう事に悩んでる親だっているんです!だから私はこの場を借りて発信させて頂きました。」
と説明しています。
そして、今井メロさんの告白に対してネット上では、
- 親子の幸せの為の入所なら良いと思う。将来親元に戻る時もあるかもしれない。
虐待や放置、最悪殺人とかなることを考えると素晴らしい判断だと思います。 - 私は子供を虐待したり殺めたりするより、頼れるところに預けるのも愛情だと思いますよ。
子育てってそんなに外に頼ってはいけないものですか?自分で試行錯誤した結果なのだからそんなに批判しなくてもいいんじゃないですかね。。 - 先天的に障害があるのか、グレて要更生と認められたからか分からんから、施設うんぬんについてはなんとも言えんが。
ただ傍目ではちょっと親としての資質に疑問符がつく経歴だからなぁ……とりあえず投げてネグレクトみたいにするよりゃマシだけど。 - 親とのトラウマがあり、自らが愛情を受けて子供らしい幼少期を送れなかった人が母親になる。。。
温かい家庭に憧れるのはわかるけど、もぅ子供を作るのはやめて欲しい。
兄弟3人父親違う。長女は施設と家庭を行ったり来たり。短いスパンで彼氏が変わる。
彼女なりに努力してるのはわかるけど、子育てうんぬんの前に自分を見つめ直す事が大切かと。 - なぜ公表するのかな?長女を思うのなら公表せず見守るのが責任ではないの?
公表すれば居場所を突き止めようとかする奴が出てくるし何よりもネットに残ってしまう。
今井さん今一度、自身を見つめなおし生活した方が良いと思う。 - 頻繁に会いに行ってほしい。俺は登校拒否が集まる施設にいた。家から遠かったけど、うちの親は月に一回は面会来てくれた。ものすごく嬉しかった。
中には預けて放置された子もいた。長期休みでみんな迎え来てくれる中その子は何も言わずテレビを見ていた。その子の背中は今でも忘れられない。だから頻繁に面会に行って下さい。
などの声が上がっています。
今井メロさんは過去にも長女を施設に預けていたのですが、そのことを公表せずに、ブログでは長女を実家に預けているなどとウソをついていました。
そうしたウソなどを週刊誌『週刊文春』に暴かれるタイミングで、当時更新していたブログを更新し、長女を療養施設に入れていることを告白しました。
今井メロさんの話によれば、体重1000グラム未満の未熟児として誕生した長女は障害を抱えているといい、具体的にはどのような障害なのかは明らかにはしていないものの、体調を崩すことが多いとし、長男に関しても自閉症の可能性があり、医師からは療育手帳(障害者手帳)の申請を促されていることも明かしていました。
また、今井メロさん自身も「統合失調感情障害」(統合失調症と気分障害の両方が現れる病気)という心の病を患っていることを2012年出版の著書『泣いて、病んで、でも笑って』で告白しており、幼少期から父親にスパルタ教育を受けて心が病み、15歳の時に児童養護施設に駆け込み、過呼吸の発作に襲われたことで精神科へ行き、後に統合失調感情障害と診断されたと説明しています。
2012年時点では精神科に通院して治療を受け続けていることも明かし、それから8年が経った現在、この病気がどれほど回復しているのかは不明なのですが、今井メロさん自身も非常に不安定で、これまで様々なトラブルを起こしてきたことから、長女を再び施設に預けたのは良い判断とも思います。
今後は長男と2人で生活していくようですが、今後も定期的に長女と会って会話し、少しずつ理解を深め、親子の距離を縮めていってほしいですね。