声優・小笠原早紀さん(おがさわら・さき)が20日、自身のツイッター上で「舌ガンのステージ1」と診断されていることを公表し、治療のためにしばらく休業することを発表しました。
小笠原早紀さんは自身のツイッターに【いつも応援してくださる皆様へ】としてメッセージを投稿し、「4月初旬に舌がん(ステージ1)であることが発覚しました。治療のためしばらくの間休業させていただきます。」と発表した上で、今後については、「幸い早期発見でしたので治療に専念し、1日でも早く皆様に声を届けられるよう努めます。」としています。
<↓の画像が、小笠原早紀さんの舌ガン公表コメント全文の写真>
小笠原早紀さんは専門学校東京アナウンス学院を卒業し、2007年にスタートした声優界のアカデミー賞とも呼ばれる『声優アワード』の新人発掘オーディションに合格し、2009年にアニメ『東京マグニチュード8.0』に出演したほか、『神様のメモ帳』(メオ役)、『人類は衰退しました』(妖精さん役)、『黄昏乙女×アムネジア』(河東真奈子役)、『げんしけん 二代目』(重田三奈役)、『魔法科高校の劣等生』(中条あずさ役)。
『デート・ア・ライブII』(ミルドレッド・F・藤村役)、『Wake Up, Girls!』(風山唯)、『SHOW BY ROCK!!』(コリエンテ役)、『僕のヒーローアカデミア』(拳藤一佳役)、『ガールズ&パンツァー 劇場版』(ニーナ役)、ゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!(ミリマス)』(野々原茜役)など、様々な作品に出演してきました。
しかし、舌ガンと診断されたことにより、7月から出演予定だった朗読劇『シャークエンド』の降板などが決定しているのですが、小笠原早紀さんの舌ガン公表に対してネット上では、
- 声が変化しないか心配
- ちゃきちゃんの笑顔がだいすきだよ!今はゆっくり体を休めてね。いつだって笑顔で待ってる!!
- 早期発見なのが不幸中の幸い。とは言え精神的なショックは大きかった事でしょう。心身共にゆっくりと静養してください。
- まだ若いのに・・・でも早く見つかってよかったね。きっと、ステージ1なら、治療が終われば声優続けられると思います。完治お祈りしています。
- 4月のライブの時にはわかっていたはずなのにあのパフォーマンスを見せてくれたことに感謝しかありません。一日も早い快復を願います。
- 癌を患いながら仙台公演頑張ってくださったのですね 本当にありがとうございました。
必ず帰ってきてください!ミリオンライブ もプロデューサーもみんな待っています!応援しています! - GWにあったライブに行ったんですけど、とても楽しそうに元気に歌って踊ってで素晴らしかったのですが、その頃にはガンだと分かっていたなんて…
凄すぎる…ゆっくり療養して、また元気な声とダンスを見せてほしいです!
などのコメントが寄せられています。
舌ガンのステージ1で発見できたことが不幸中の幸いで、もし症状が進行していた場合には、タレント・歌手の堀ちえみさんのように舌を切除する必要もあります。
舌ガンのステージ1は、「瘍の大きさが2cm以下でリンパ節転移がない場合」を指し、5年生存率は94.5%とされ、他臓器に転移していない場合には治癒率が高く、予後良好となっています。
腫瘍の切除手術を受けることで舌の変形はあるものの、機能障害はほとんど残らないそうで、味覚障害も無いとのことから、仕事にほとんど影響なく復帰できる可能性が高そうです。
しかし、声を使う仕事だけに色々と不安があるかと思いますが、しばらくは治療に専念して病気を克服することを目指し、またいつかファンの前で元気な姿を見せてほしいですね。