プロ野球『横浜DeNAベイスターズ』が3日、乙坂智選手(おとさか・とも 本名=乙坂・ルーセロ・智・ニコラス 27歳)に対して、厳重注意と自宅謹慎処分を下したことを発表しました。
乙坂智選手は5日発売の週刊誌『週刊ポスト』によって、6月下旬の深夜に東京・渋谷のクラブに出入りし、「バレたらやばいんだよね~」などと言いつつも複数の女性と連絡先を交換し、女性2人をお持ち帰りしていたことを報じられることが明らかになっています。
<↓の画像が、渋谷のクラブに出入りしていた乙坂智選手の写真>
この報道を受けて球団は3日に、「当球団ではコロナ禍におけるチームルールとして、不要不急の外出、および外食を禁止しております。今回の当該選手の行動は誠に遺憾であり、厳重注意、および当面の間自宅謹慎処分といたします。当球団では、現在でも感染予防対策を行っておりますが、改めてチーム内で周知徹底し、感染予防に努めてまいります」
と、乙坂智選手に対して自宅謹慎処分を下したことを発表しました。
木村洋太球団社長は、「ワクチンを打ったからと言って、そこが緩んでしまわないように、引き続きチーム内に感染を持ち込まない、広げないことを注意してやっていきたいなと思います。」
と語り、乙坂智選手の行動については、「(新型コロナ)対策を取っている中では遺憾だった」としています。
なお、『週刊ポスト』の記事ではスポーツ紙の担当記者が乙坂智選手について、「5月に2軍落ちしてからは、練習の集合時間に2時間以上遅れてくるなど、ヤル気をなくしている。」
と語っているのですが、球団はこれについて「そのような事実はありません」と否定しています。
そして、乙坂智選手の謹慎処分発表を受けてネット上では、
- 乙坂は以前も未成年と問題を起こしていた。野球選手の前に一社会人としての資質が無い。
- 清田もそうだったけど、バリバリのレギュラーで凄い数字を残しているのならまだしも。危機感が全然ないね。
- 父親が亡くなった次の父の日でホームラン打ったり、父親のやってた炊き出し手伝ったりして、野球でもプライベートでも頑張ってると思ってたのに残念
- 未成年の件もあったし、今回はより重い処分になるかと思った。
チームが大変な状況の中、こういう行動は他の選手に示しがつかないよ。
人は簡単には変われないんだよね。ボランティアなど人柄はいいとは思うんだけど、残念で仕方ない。 - 1軍通算で.229 10HRと平凡な数字の割に、年俸3300万円とはなかなか高いね。
本人だけはまだクビにならないと思ってそうだけど、中途半端に年俸貰っている選手が一番危ないのを自覚しないと。 - チャンスを与えられるも結局はパッとしない成績しか残せず、後がない立場だったろうにこれではもう駄目だね。
トレードの玉になればいいけど戦力外かな。中途半端に人気あって切れなかったのだとしたら、球団にとっては良かったのかも - 今年の戦力外筆頭候補は間違いないと思う。現実は甘くないがしっかり反省し、もう一度這い上がってきてほしい。
- 力のある選手だとは思うが、気持ちが中途半端。だからレギュラーも取れない。
本業を適度にやって、後は遊ぶ事が脳裏にあるように感じる。これではライバルにも勝てない。
今後もそうなるなら、プロ野球選手なんて辞めて、ホストにでも転身する方がよいと思う。
などの声が上がっています。
プロ野球でも多くの新型コロナウイルス感染者が出ており、他球団ではクラスターの発生などによって、予定していた試合が中止になるなど様々なトラブルが起きており、感染拡大を防ぐために各球団も様々な対策をしている中で、深夜のクラブに出入りしていたのは完全アウトです。
なお、『横浜DeNAベイスターズ』は先日、選手や首脳陣、チーム関係者の一部が、新型コロナウイルスワクチンの1度目の接種を受けたことを発表しているものの、乙坂智選手もワクチンを接種したとは発表されていません。
乙坂智選手は以前から夜遊びを繰り返していたのか、それともたまたまクラブに行った際に撮られたのかは分かりませんが、プロ10年目となる今シーズンは、4月後半に1軍昇格となるも17試合出場で19打数4安打、打率.211の成績で5月後半に登録抹消となり、6月12日に2軍の試合で膝にデッドボールを受け、それ以降は実践から遠ざかっています。
このような状況の中でクラブ遊び、女性2人をお持ち帰りしたとされ、乙坂智選手は2年前にも、未成年の交際相手とのトラブルを『週刊文春』に報じられているだけに、自宅謹慎処分を受けて改めて自身の行動を振り返り、今後またトラブルを起こさないように深く反省してもらいたいですね。