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葉加瀬太郎に続き中西圭三が顔面神経麻痺を公表。ウイルス感染や免疫力低下等が要因、ファンから心配や応援の声

中西圭三が顔面神経麻痺(ベル麻痺)発症。病気の症状と原因は…顔半分が動かなくなり治療中と報告

元女優・高樹沙耶さん(61)の元夫で、『Choo Choo TRAIN』(ZOO)、『Timing』(ブラック・ビスケッツ)、『ぼよよん行進曲』を作曲したことでも有名な歌手・中西圭三さん(60)が25日にX(旧ツイッター)を更新し、「顔面神経麻痺(ベル麻痺)」と診断されたことを明かしました。

中西圭三さんは23日に大阪・泉大津で開催のイベント『ミラフェス』に出演し、その時点では異常は無かったものの、その翌日に突然症状が現れたそうで、「昨日朝起きていつものように歯磨きをして口を濯ごうとしたら、何故か歯科治療で麻酔をした時のように水が溢れ、舌の痺れもあったりで、これはただ事では無いと感じ直ぐさま救急で病院に行き検査をして頂いたところ、脳には異常は無かったものの、顔面神経麻痺(ベル麻痺)中等症と診断されました。」と報告しています。

顔面神経麻痺による症状については、「顔左半分に麻痺があり瞼(まぶた)も閉じられない状況です。現在旅先ということもありステロイド他を処方頂き治療しております。突然のことに動揺もしておりますが、病気と向き合いながら今できることで精一杯歩みを進めて参る所存です。」と綴っています。

これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

今年9月には、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さん(56)も顔面神経麻痺を公表しており、葉加瀬さんも朝起きて顔の左半分に違和感を抱き、そのまま仕事に行ったところ、顔半分が動かなくなっていたとのことでした。

その後病院で診察を受けた結果、顔面神経麻痺を引き起こす「ラムゼイ・ハント症候群」と診断されたとのことでした。

中西圭三さんが発症した「ベル麻痺(特発性顔面神経麻痺)」の発症原因は完全に解明はされていないものの、主な要因として考えられているのはウイルス感染で、単純ヘルペスウイルス、帯状疱疹など、体内に残っていたウイルスが何らかの原因で活性化し、それによって顔面神経に炎症を起こすことで顔面麻痺などの症状を引き起こすとされています。

ウイルスの活性化を引き起こす要因としては、疲労やストレス、風邪などによる免疫力低下も挙げられます。

新型コロナウイルスのワクチン接種後に、ベル麻痺を発症した例もあるのですが、発症数が少ないことでワクチン接種との因果関係は不明とされています。

そして、ベル麻痺の基本的な治療法はステロイド投与で、重症の場合には点滴治療などが行われるといいます。

ベル麻痺患者のうち8割以上は、発症から1~2ヶ月ほどで完全回復するとされる一方で、顔のこわばり、けいれんなどの後遺症が残るケースもあるそうです。

中西圭三さんはすでにステロイド薬を服用しているようですが、少しでも早く回復へと向かい、後遺症もなく完全回復となることを祈るばかりです。

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