中町兄妹の中町綾が不適切発言でピーチジョンやMERCURYDUOが広告白紙、ASUNEは新商品発売中止。小学館も対応へ?

兄妹でYouTuberとして活動している『中町兄妹』の妹・中町綾さん(24)がYouTubeで、埼玉県八潮市で発生の道路陥没によるトラック転落事故を巡り、不適切な発言をしたとして大炎上騒動に発展し、複数のブランドのモデル起用が相次いで中止になるなど、関係各所が対応に動いています。

中町綾さんは先日、兄・中町JPさん（本名＝中町純平 27歳）とのYouTubeチャンネル『中町兄妹』（登録者数：170万人）で、「最近だと、穴が開いて落ちちゃって。トラックがハマっちゃって」「でっかいトラックが通る時は一緒に走らないようにしようと思ったりとか」「だからマジで日々どう生きるかを常に学んでる」「で、秒で死んだらおもろいよね」などと発言し、八潮市で発生した深刻な事故をネタに爆笑するなど、不謹慎な言動をしていたことで大炎上しました。

その後、中町兄妹はシレッと問題の箇所をカットして動画公開を続けていましたが、それに対しても批判が寄せられて動画自体を削除した後、謝罪動画を公開しましたが、中町綾さんは謝罪コメントを棒読みしていたほか、この動画に投げ銭機能も付けて収益化しようとしていたことで反省ゼロとみなされ再炎上し、現時点でチャンネル登録者数は2万人減少しています。

この騒動による影響で、中町綾さんを新商品のキャンペーンビジュアルに起用していた下着ブランド『PEACH JOHN（ピーチ・ジョン）』や、ファッション・コスメブランド『MARY QUANT（マリークヮント）』とのコラボ商品のイメージモデルに起用していた『MERCURYDUO（マーキュリーデュオ）』も、広告掲載を取り止めたことを明らかにしました。

また、中町綾さんがプロデュースを手掛け、『ファミリーマート』等ともコラボしているスキンケアブランド『ASUNE（アスネ）』は、14日から発売予定だった新商品『Strawberry Lip Kit』の発売延期を発表するなど、関係各所対応に追われています。

そうした中で、中町綾さんが2020年11月に【中学時代ヤンキーでした】と題して公開した動画の切り抜きがSNSで拡散され、ネット上では批判が噴出しています。

中町綾さんはこの動画で、反抗期で荒れていた中学生時代のエピソードを披露しており、当時は先生に目をつけられて頻繁に叱られていたといい、中でも特に担任の女性教師が嫌いだったそうで、「だから、1回こらしめたいと思って。担任の先生が女の人だったんだけど、すごい言っちゃえばデブ。もう本当にデブ。お腹がすっごい出てて。『せっかくだし、担任の先生ダイエット企画しない？』みたいになって（笑）」と語りました。

担任をダイエットさせるためとして複数の同級生と結託し、テスト中にわざとペンを落として担任を呼び、拾わせるという悪事をしたといい、「男の子も含めて10人ぐらいでやろうとなって、ペンを落として動き回させるみたいな。今思ったらホントおかしいヤバい奴らだよ。それでペンを次々に落としていったら先生がキレちゃって、『いい加減にしなさい！！』みたいな。先生も怒り過ぎてブルブル震えちゃって（笑）。ていうことを毎日してたんですよ」と、中学時代の“集団教師イジメ”エピソードを悪びれることなく披露していました。

そして、この動画での発言に対してネット上では、

• 悪ノリじゃ済まされないくらい陰湿。こういう人がクラス牛耳っちゃうんだよね。こういう性根はよっぽど痛い目に遭わないと分からないから、今回はいい機会だったんじゃない
• 見るからに意地が悪そうな顔。性格の悪さが滲み出てる。急にチヤホヤされたら調子乗っちゃうんだろうね。余罪も山程あるんだろうな。
• 教員イジメの話も本当に酷い。こんな酷いことが当たり前にできて、それを大人になっても当たり前に人前でどころか大勢に向けて話せちゃうってめちゃくちゃ恥ずかしい…
• 成人してこんな発言するとは、頭ん中お花畑なんだな。ましてやそれを動画配信とか。もう一度小学校に通い、道徳を学び直したほうがいいな
• 企業のイメージは悪くなってるし、買いたくない人も増えてるけど、こんな人最初からわかってて採用した企業が悪い。普通に考えていつかトラブル起こすと予想できるでしょ。
• 過去の悪事が後にバレるっていうのはあるけど、周りからじゃなく自ら自慢気に語っちゃってたってもう救いようがない
  言ったらマズいラインが全くわからないのだから、こんな人は危なっかしくて広告塔なんかにできるわけがない

などの声が上がっています。

中町綾さんは今回の件に限らず度々モラルに欠けた言動をしているため、集団での教師イジメ話にも驚きはないといった反応や、中町さんをモデルに起用した企業側もその人気だけに着目し、しっかりと素行調査をせずに起用していた節があるため、企業に対しても批判や冷ややかな声が上がっています。

中町綾さんは中学2年時に、ファッション誌『Ranzuki』や『Popteen』の読者モデルを務め、2016年に「日本一かわいい高校1年生」を決めるイベント『高一ミスコン』でグランプリを獲得、翌年に恋愛リアリティ番組『真夏のオオカミくんには騙されない』（ABEMA）に出演し、2018年にYouTuberデビューという流れになっており、プライベートなどもあけすけに語るスタイルが支持されて活躍の場を広げていきました。

＜↓の画像は、高一ミスコンでグランプリ獲得当時の中町綾さんの写真＞

人気・知名度の上昇とともに国内外の有名企業と仕事をする機会も増え、昨年からファッション誌『CanCam』（小学館）の専属モデルも務め、“めるる”こと生見愛瑠さん、元『乃木坂46』の山下美月さん、元『日向坂46』の加藤史帆さん等と肩を並べる存在となっていますが、今後も過去の問題発言を掘り返され炎上状態が続くようであれば、専属モデルも早々に卒業となるかもしれません。

＜↓の画像は、CanCamの専属モデルデビューで表紙を飾った中町綾さんの写真＞

すでにネット上では、一連の騒動を受けて小学館に対しても厳格な対応を求める声が上がっています。

複数の企業が広告取り下げなどの対応を取る中で、このままスルーしてやり過ごした場合には、企業のコンプライアンス意識が問われることになりそうですが、果たして今後どういった展開を迎えるでしょうかね。