兄妹YouTuber『中町兄妹』が約1ヶ月ぶりにYouTubeチャンネル（登録者数：169万人）を更新し、埼玉県八潮市の道路陥没・トラック転落事故を巡る不適切発言を改めて謝罪したうえで、活動再開とYouTuber以外の活動自粛を発表しました。
中町兄妹は先月2日公開の動画で、1月28日に八潮市で発生した道路陥没によるトラック転落事故に言及する場面があり、妹・中町綾さん(24)が普段から事故に巻き込まれないよう注意していると話した流れで、「最近だと、穴が開いて落ちちゃって。トラックがハマっちゃって」「でっかいトラックが通る時は一緒に走らないようにしようと思ったりとか」「だからマジで日々どう生きるかを常に学んでる」「で、秒で死んだらおもろいよね」
などと言って爆笑しました。
道路陥没事故によって甚大な被害が及んでいるほか、転落したトラック運転手の男性は今もなお救出されていない状況にあり、中町兄妹の言動は大きな波紋を広げ大炎上騒動に発展し、その後公開した謝罪動画に投げ銭機能をつけていたことや、謝罪コメントも棒読みで全く反省の色が見られないとして、しばらく炎上状態が続いていました。
その結果、中町綾さんはモデル起用されていた下着ブランド『ピーチジョン（PEACH JOHN）』、ファッションブランド『MERCURYDUO（マーキュリーデュオ）』と『MARY QUANT（マリークヮント）』のコラボ商品の広告掲載が取りやめとなりました。
また、『マイナビ 東京ガールズコレクション（TGC）2025 SPRING／SUMMER』や、中町綾さんが専属モデルを務めるファッション誌『CanCam』（小学館）のイベント出演が急遽中止となっていました。
そして、炎上後から動画投稿も停止していたのですが、4日に公開した動画では冒頭で中町JPさん（本名＝中町純平 27歳）が、「改めて今回被害に遭われた方々、ご迷惑をかけてしまった方々、不快な思いにしてしまった方々、全ての方に謝罪をさせてください。大変申し訳ありませんでした」
と謝罪しました。
今回の件は「自分たちのモラルのなさが原因です」とし、再発防止のために今後制作の動画では外部スタッフにチェックしてもらうと語り、一連の騒動で自身の家族にも誹謗中傷や殺害予告がくる状態になっているそうで、誹謗中傷対策のため動画へのコメントは承認制にすると報告しています。
また、中町綾さんはモデルとしても活躍していましたが、「YouTube以外の外部のお仕事に関しては自粛、辞退させていただきました。雑誌の方も継続せずに終了しました。今後、外部のお仕事は当分、自粛しようと思っています」
と語り、CanCamモデルからの降板を発表しています。
動画の最後では中町JPさんが、「八潮市に対して、わずかではありますが募金をさせていただきました」と報告したうえで改めて謝罪しました。
中町綾さんはYouTube以外にモデルとしても活躍の場を広げ、有名ファッションブランドのキャンペーンモデルを務めたり、『ファミリーマート』等ともコラボしているコスメブランド『ASUNE（アスネ）』なども手掛けていました。
しかし、不適切な発言が原因で大炎上の末に、自業自得ながら全ての仕事を失う結果となり、今後は外部のスタッフを入れて動画のチェックを徹底していくそうですが、中町兄妹はこれまで度々炎上騒動を起こしているだけに必要な対策の1つだと思うものの、数ヶ月後には元の状態に戻っていそうな気がしてならないですね。
中町綾さんは過去の動画で、「私ってやっぱ社会不適合者」「すぐ炎上するタイプ。私YouTubeやってるけど、あと3回ぐらい炎上すると思う。リアルに。言葉のチョイスとか、言い過ぎて。炎上したらごめん。でも反省はしてない多分。理解してないと思う炎上しても」
といった発言をしているため、今回もまた深く反省していないのではと思ってしまいますが、多くの関係各所に多大な迷惑を掛けただけに、これからは言動に細心の注意を払っていってもらいたいです。