YouTubeを通じてダウンタウン・松本人志さんに対して、「審査員ちょっと何個かやめてくれないですか?」などと提言したオリエンタルラジオ・中田敦彦さんが、動画で改めてこの騒動に言及し、今になって「ミスった」として反省や謝罪の言葉を口にしたことで物議を醸しています。
“打倒・松本人志”を掲げている中田敦彦さんは5月末にYouTubeで、松本人志さんがお笑い界で権力を持ちすぎてしまったことに対する批判、お笑い界の中心、絶対的な存在として松本人志さんが君臨し、お笑いの基準に偏りが生まれるとして松本さんに審査員辞めろ等と提言し、大騒動に発展しました。
中田敦彦さんはオンラインサロンでもこの件に言及し、先輩芸人らに対しても挑発的で問題となるような言動をしていたことで大炎上状態になっていました。
この騒動勃発から1ヶ月以上経ち、中田敦彦さんは自身のYouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』(登録者数:516万人)に、『【提言後初の自宅凸】中田から藤森へ伝えたいこと』として、相方・藤森慎吾さんの自宅マンションに突撃する動画を公開しました。
この動画の中で中田敦彦さんは、「今回色々考えるとミスった」「総合的に判断してミスったなと思った」「言ったこと自体は考えてることだから、間違ってたなとか謝んなきゃなということはないんだけども、やり方であるとか弱点が凄い分かった」「足りない力が分かった。人間力と精神力。これを伸ばさなきゃいけないな」「そのことを知ることができたからサンキューです。」
と語りました。
また、「松本さんに恩がある人がすごい多いっていうことで、松本さんの人間力に私の人間力が及んでいないという現状、これを受け入れなきゃいけない。審査員をやりすぎてる云々とかっていう問題以前に、そこを私は伸ばさなきゃいけないなと思った」「意見を聞いてもらうには人間力を上げないといけない」「テレビの悪口はもう言わない」
と語り、藤森慎吾さんに対しても「謝ろうという気持ちはある。本当にご迷惑をおかけしました」「中田は必ず成長する。」などと語っています。
これらの発言を受けてネット上では、
- 日和ってんじゃねぇよ
- つまんねー 最後までやりきれよ
- ミスったんじゃなくて、自分が愚かだっただけ
- 松本の名前を出さないと何も出来ない寄生虫
- 結局、松本との対談逃げたのかこれ?wwwwヘタレ野郎
足りないのは人間力と精神力?知名度・芸人のの力量・交友関係・経済力 これも足りないわな 追加しとけ - 相方の自宅ってことはいま日本に帰ってるのか。謝罪するなら相方よりも先ず松本のところに行くのが先だろ。
- 武勇伝みたいなリズムネタは飽きられるし、芸人がダンスと歌で本職にかなうはずもない
頭の良さでは上には上がいるし、結局この人は何も成し遂げてないよね - ただただ、ダサい もう芸人引退宣言して、自分の信者とだけサロンに閉じこもっていた方がいい
などの声が上がっています。
中田敦彦さんは提言動画を公開後、松本人志さんがツイッター上で「テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん 連絡待ってる!」と反応したにも関わらず、「直接2人で会ってもそんなに面白くはない」「2人が仲良くなることに意味があるわけではない。あくまで俺の思ってることを言いたいということ。やいやいのこれからも言いたいし、2人で会ったって、みんなネタに出来ないだろ?」
などと言い訳し、直接対談をせずに“逃亡”を図るという何とも残念な対応をしていました。
その後も提言動画について「1個のアトラクション」とし、「面白いものって顰蹙(ひんしゅく)も買うもんだと思う。それはまあしょうがない。どこの層が怒りそうだなというのも分かってる。その上で楽しんでもらえたのかなと思ってる」
などと、全て計算の上で仕掛けたものだったと主張していましたが、このプライドの高さをうかがわせる発言を巡っても大きな波紋を広げました。
こうした言動に多くの人は呆れ、ファンからも批判が噴出する事態となっていて、オンラインサロンでの言動なども問題視されて大炎上していたことから、今回の動画で突然反省や謝罪の言葉を述べたのは、ファン離れの加速なども懸念してのものなのかもしれません。
しかし、今回の騒動で中田敦彦さんは口だけのダサい人という印象がついてしまったので、今後は何を言っても冷ややかな目で見られるだけで、人間力と精神力を多少上げたところで…という気は正直しますね。
中田敦彦さんは今後のビジョンについて、芸人として天下を獲るから「芸能界のドンになる」に変更し、5年後には人気タレントが所属する芸能事務所社長になることが目標などと語っていて、そうしたこともあって人間力や精神力向上を目指すなどと言い出したのではと思いますが、「人の気持ちが分かっていない」として周囲からも批判されている中田さんがこれからどう変わるのか見ものですね。