今年8月に公式サイトとツイッターアカウントを開設し、新事務所の設立を発表した歌手・中森明菜さん(57)が、年内に新たなファンクラブを設立することが決まったと20日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。
中森明菜さんは体調不良を理由に2017年末から芸能活動を休止し、表舞台から完全に姿を消しましたが、今年8月に突如ツイッターアカウントを開設してコメントを発表し、現在も体調は万全とは言えないとしながら、「ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです。」と、今後活動を再開させていくことを明らかにしました。
再始動にあたり新たな個人事務所『HZ VILLAGE』を設立し、公式サイトも公開しており、事務所が変わったことで新たなファンクラブを設立することも予告していました。
<↓の画像は、8月に中森明菜さんがツイッターに投稿したコメント全文の写真>
この突然の再始動発表に多くのファンから歓喜の声が上がった一方で、発表の裏で起きていた契約を巡るトラブルが複数の週刊誌に報じられました。
中森明菜さんが以前まで所属していた事務所『FAITH』は、中森明菜さんのマネージャーで恋人とも報じられていたX氏が代表を務めていたのですが、中森さんサイドがX氏に事前に相談することなく一方的に独立し活動再開を発表したことで、X氏も困惑しているとの報道もありました。
また、11月時点で新事務所『HZ VILLAGE』は『週刊女性』の取材に対して、「ファンクラブ移行については、前事務所へは『ファイス』のウェブサイトやファンクラブ会報での告知を提案していますが、前向きな返答をいただけていない状況です」
と回答し、話し合いが進んでいないことを明らかにしていました。
この報道から1ヶ月が経ち、ファンクラブ『FAITHWAY』の会員に年内いっぱいで運営が終了することが正式発表され、『日刊ゲンダイ』によると会報には、「1999年発足以来、長きにわたり皆さまに温かく見守りいただきました『FAITHWAY』でございますが、このたび2022年12月31日をもちまして運営を終了することといたしました」「大切な皆さまの情報を新機関へと引き継ぐことを検討してまいりましたが、現状では信頼できる機関への譲渡が困難であるという判断からこのような結論に至りました」
等と綴られていたとのことです。
そして、女性セブンが取材を進めたところ、ついに新たなファンクラブを設立することが判明したそうです。
記事では中森明菜さんを知る音楽関係者が、「近々、明菜さんが自らファンクラブを立ち上げるため、双方が事務的な処理を進めているそうです。前事務所も納得しているわけではないが、公式サイトが2つ存在する現状は混乱を長引かせるだけですからね」
と証言しています。
真相を確かめるため、中森明菜さんの取材窓口に問い合わせたところ、「今月中には新しいファンクラブのご案内を公式サイトでさせていただく予定です」
と回答したそうで、クリスマス以降に何らかの発表があるようです。
中森明菜さんは今年の『NHK紅白歌合戦』に出場し、歌手活動を再開するといった噂も流れましたが、実際にはNHKからオファーが来ていなかったことが明らかになっており、さらに活動再開時期も現時点では未定だそうで、先月に『フラッシュ』が新事務所の取材対応窓口に問い合わせたところ、「現在は、中森明菜本人の体調回復を優先させていただいており、活動予定は今のところございません。」
と回答したとのことでした。
ただ、新事務所に移行してから新たに取材対応窓口を設け、続けてファンクラブも近く設立するようで、少しずつですが再始動に向けて動いていることがうかがえます。
前事務所と契約を巡ってトラブルになっているというのは気掛かりで、今後状況がさらに悪化しないか不安ですが、本格的に活動を再開する前に全ての問題を解決した上で、またいつか元気にパフォーマンスを披露する姿を見せてほしいです。