女優・タレントの中村玉緒さん(本名=奥村玉緒 83歳)が、深夜徘徊で警察沙汰になっていたことを13日発売の週刊誌『女性セブン』が伝えています。
女性セブンによれば、7月下旬の未明に中村玉緒さんが、薄暗い住宅街をおぼつかない足取りで歩いていたそうで、なぜかサンダルは片方しか履いていなかったといいます。
その現場を目撃し声を掛けたという近隣住民は、「道に迷っていたようなので、話しかけたところ、中村玉緒さんだったので驚きました。『家がわからなくなっちゃった』と言うので交番まで案内しましたが……」
と証言しています。
<↓の画像は、女性セブン撮影の中村玉緒さんの近影>
1人での深夜徘徊はこの日だけでなく、同じ住民は8月中旬にも真夜中に、1人で歩く中村玉緒さんの姿を目撃したそうで、その時の様子については、「午前3時過ぎだったと思います。ご自宅から数百メートル離れた辺りの路地を裸足で歩いていたので、慌てて交番に通報しました。玉緒さんは去年、この近くに越してきたようで、日中はお付きの方が一緒のこともあります。ただ、マンションにひとりで暮らしており、近所付き合いもほとんどない。近くに頼れる方もいらっしゃらないようなので心配ですね」
と語っています。
近況を知る芸能関係者によれば、約2年前に中村玉緒さんの個人事務所の体制が変わり、その頃から仕事をセーブし始めたといい、現在の活動については、「主な仕事は月に1度、地方で収録するYouTubeのパチンコ番組くらいですが、会話が噛み合わなかったり、リアクションが取れずに共演者を困らせることがあるそうです。以前の玉緒さんには考えられないことですが、友人や知人に突然電話をかけて『寂しい』と弱音を漏らすこともあり、関係者も不安を募らせています」
と明かしています。
中村玉緒さんは昨年まで、元女優の長女・真粧美さん(59)も暮らす都心のタワーマンションで生活していましたが、昨年10月に『女性自身』は玉緒さんが別のマンションへ引っ越し、現在は1人で生活していることを報じました。
これにより、かねてから囁かれている不仲説が再燃しましたが、女性自身の取材に長女は玉緒さんと離れて暮らしていることを認めつつ、玉緒さんが引っ越した理由については、「本人(玉緒)が越したがったから、『どうぞ』と……。別に何もないです」と説明しています。
親子の間で気持ちのすれ違いは?との問いには「いやいやいや。ないです」と答え、現在も連絡を取っている?との問いに対しても、「もちろん。不仲?全然全然」とキッパリ不仲説を否定していました。
しかし、女性セブンの取材に長女の知人は、「かつては『一卵性母娘』といわれるほど仲のよい親子でしたが、この数年は事実上の“絶縁”状態にあります。玉緒さんがAさんと離れて暮らすことを強く望んだと聞いています」
と証言しています。
ただ、長女も1人で暮らす中村玉緒さんのことを心配しているそうで、「仕事の時の玉緒さんはスイッチが入り、矍鑠(かくしゃく)とされています。ただ、普段はひとりで自宅に籠もりきりで、最近一気に老け込んだという声も聞こえます。実はAさん夫婦もそんな状況を心配して、頻繁に玉緒さんの自宅を訪れているそうです。それでも会うことはかなわず、パチンコの軍資金やたばこ代として一万円札を数枚そっと置いていくのだとか」
と、同知人が明かしています。
<↓の画像は、昨年9月に『フラッシュ』がパチンコ店で撮影の中村玉緒さんの写真>
中村玉緒さんは今年春ごろから弱気な発言が目立つようになり、それを周囲が心配しているといいます。
中村玉緒さんは昨年12月に『婦人公論』のインタビューで、「3年後くらいにポックリ逝けたら本望です」と語り、今年6月に作家で元東京都知事・石原慎太郎さんのお別れ会に出席した際には、「ひとりは寂しいです。どんどん皆さんが亡くなられて……。私もあと、3年は頑張らないといけないと思います」と語っていました。
パチコン番組の収録でも同様の話をしているそうで、「なぜ3年なのかという問いに『ボケたら生きている意味がないからね』と話し、ほかの出演者を閉口させていました。最近、記憶力が曖昧になってきていることを自覚しているのか、本人も不安を覚えているようです。パチンコを続ける理由は熱中している間は『すべてのことを忘れられるから』だといいます」
と、芸能関係者が語っています。
そして、女性セブンは10月上旬に、自宅から出てきた中村玉緒さんに直撃取材を行い、一人暮らしについて聞くと「ぜんぜん。大丈夫ですよ」と答え、深夜徘徊で警察沙汰になっていたことについて聞くと表情が一変し、「嘘ですよ!そんなの」と真剣な表情で強く否定したとのことです。
所属事務所『長良プロダクション』にも、中村玉緒さんの深夜徘徊について事実確認を求めたところ、「ひとりで出歩いていたことは事実ですが、裸足ではありませんでした。交番の件も、ひとりで出歩いていたのを見た警官の方が心配して声をかけてくださったとのことです。中村玉緒は現状ひとり暮らしでおりますが、健康状態に特に問題はありません」
と回答したとしています。
この報道に対してネット上では、
- 認知症の可能性がかなり高そうだな…
- 先日まで元気で、明石家さんまのお笑い番組や徹子の部屋なんかにも出てたと思ってましたが・・
- 当事者らでしかわからんことがあるにせよ、せつない話
- 中村玉緒さん最近テレビで見かけないと思ってた。。。色々と大変だったんだね・・・徘徊してたとか心配
- 現在83歳の玉緒さん、仕事はYouTubeのパチンコ番組ぐらいで、暇ができたら『エスパス』赤坂見附店でスロット打ってると番組で言ってたけど、確かに共演者と話が噛み合わずヒヤヒヤしながら観てたなぁ
- 徘徊となるとやっかいだな。身内の方なりマネージャーさんなりがサポートしてあげれる環境だといいのだけど
- 83歳かぁ。ついに来たかぁ、という感じ。年寄りは本人も家族もこれが一番怖いな。本人がどんなに気を付けてても避けようがないもんな。
- 物悲しくなってしまった。ずっと独り身でも、最愛の伴侶がいても、大半は最後には独りぼっちになるのが人生か、、
家族に囲まれ布団の上で大団円を迎える人間は、ここ現代日本においては一握りの幸運者なんやろな。
などの声が上がっています。
中村玉緒さんは今年1月に、安藤サクラさんや柄本佑さん等が出演の時代劇『殺すな』(時代劇専門チャンネル)や、バラエティ特番『さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP 2022』(TBS系)に出演していました。
<↓の画像は、『さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP 2022』出演時の写真>
また、人気YouTubeチャンネル『janbaritv(ジャンバリドットテレビ)』で配信のパチンコ番組『中村家の休日』に出演するなど、以前に比べてテレビ番組への出演は減少しつつも、元気に活動を続けています。
12日には、俳優・宅間孝行さんが作・演出を手掛ける舞台『タクフェス第10弾「ぴえろ」』の東京公演を観劇しており、本編終了後にはステージに上がり、「勝新太郎の妻でございます」と挨拶する場面もあったといいます。
そんな中村玉緒さんが、深夜徘徊していたというのは非常に気になる部分で、今年5月には同じく女性セブンによって、“おすピー”の愛称で親しまれている双子のピーコさん(77)、おすぎさん(77)も認知症の兆候がみられ、おすぎさんは介護認定を受け、高齢者施設に入居していたことが報じられています。
事務所側は中村玉緒さんの深夜徘徊を認めつつ、裸足では無かったとし、健康状態にも問題は無いとしているのですが、近隣住民は玉緒さんが「家がわからなくなっちゃった」と語り、自宅周辺をさまよっていたとのことから、玉緒さんも認知症の初期段階の疑いがありますね。
今後また警察沙汰のトラブルが起こることが懸念されるので、家族や事務所関係者等がしっかりとサポートしてあげてほしいと思います。