女優・タレントの中村玉緒さん(なかむら・たまお 79歳)が、長男で俳優・鴈龍太郎さん(がん・りゅうたろう 本名=奥村雄大 54歳)と絶縁し、経済的援助を打ち切っていたことを21日発売の週刊誌『女性自身』が報じています。
<↓の画像が、中村玉緒さんの長男・鴈龍太郎さんの写真>
中村玉緒さんは1962年3月に、俳優・勝新太郎さん(本名=奥村利夫 1997年6月死去 享年65)と結婚し、同12月に長女で元女優・真粧美さん(まさみ 56歳)、1964年8月に長男・鴈龍太郎さんが誕生しました。
<↓の画像は、中村玉緒さんと故・勝新太郎さんの写真>
芸能界を引退した長女・真粧美さんは現在、中村玉緒さんの個人事務所社長を務めているそうで、『女性自身』によると5月中旬には、東京・両国国技館で玉緒さんが真粧美さんや友人たちと相撲を観戦していたといいます。
<↓の画像は、中村玉緒さんの長女・奥村真粧美さんの写真>
中村玉緒さんは相撲観戦している時には笑顔を絶やさなかったそうですが、玉緒さんは今深い悩みを抱えているといい、「実はこの2年間ほど、長男の鴈龍太郎(54)と絶縁状態にあるのです。鴈に“縁切り”を申し渡したのは、玉緒さんでした」
と古くからの知人が明かしています。
鴈龍太郎さんは勝新太郎さんが監督・脚本・主演した1989年公開の映画『座頭市』で俳優デビューを果たしました。
しかし、この作品の撮影中には鴈龍太郎さんが模造刀ではなく本物の日本刀で、斬られ役を演じた俳優・殺陣師の加藤幸雄さんの首を斬りつけ、重傷を負わせていたことが発覚し、業務上過失致死罪の疑いで事情聴取を受け、加藤さんは事件から17日目に死亡しました。
この事件によって鴈龍太郎さんは謹慎生活を送ることになりましたが、日本刀を用意したのは映画スタッフで、映像に迫力を出すために勝手に用意し、そのことを龍太郎さんは知らなかったとされており、その主張は裁判でも認められています。
そんな鴈龍太郎さんは俳優デビュー前の1982年には、真粧美さんと共に大麻密売で逮捕、さらに2年後には大麻所持で再逮捕されるという事件も起こしています。
こうしたトラブルがありながらも役者デビューを果たし、その後も映画やドラマなどに出演したり、中村玉緒さんとバラエティ番組で共演するなどしていたのですが、ここ最近は親子共演することも無くなっています。
舞台関係者は鴈龍太郎さんについて、「鴈にも“父の名に恥じないような俳優になりたい”という気持ちはあったようですが、プライドも高く、“使いやすい俳優”ではなかったと聞いています。また玉緒さんの経済的援助があるので、生活にも困らなかったために、やる気も長続きはしなかったようです」
と明かしています。
また、中村玉緒さんも2006年に女性誌『婦人公論』のインタビュー取材を受けた際に、「私はちょっと贅沢をさせて、(子供たちの)育て方を間違えたかもしれません。でも、私にとっては、大事な子供たちです。娘はいちど結婚してすぐ離婚しましたし、息子もまだ独身ですが、早くいい嫁さんに来てもらって、孫の顔が見たいですね」
と語っていました。
しかし、それから10年以上が経ち、親子関係に大きな変化があったと前出の古くからの知人が明かしており、「何十年も『きちんと仕事をしてほしい』と、息子に苦言を呈し続けていた玉緒さんも80歳という年齢が近づき、苦渋の決断を下さざるをえなくなったのです。鴈は2017年に2年ぶりに舞台に出演しましたが、その後は働くそぶりを見せませんでした。玉緒さんは『私が面倒をみているかぎり、あの子が立ち直ることはない』と考え、長女とも相談したうえで鴈を絶縁し、経済的援助を打ち切ったそうです」
と絶縁した理由を語っています。
こうした証言を得た『女性自身』の取材班は、中村玉緒さんに直撃取材を敢行したそうなのですが、鴈龍太郎さんの名前を聞いた途端、玉緒さんは口をつぐみ、同伴していた長女が代わりに「親子関係は悪くないです。それにプライベートのことですので」と回答し、自宅に入っていったとのことです。
さらに、双方の所属事務所に連絡をしたものの、担当者からの返事が無かったそうなのですが、前出の舞台関係者は、「3年以上にわたり、玉緒さんと鴈のイベントや舞台での共演が絶えているのは事実です。また玉緒さんが6月に出演する舞台にも鴈は出演しません。以前でしたら、玉緒さんが“親子共演”を望んだでしょうが……」
と語っており、親子関係に異変が見られるのは事実のようです。
<↓の画像は、鴈龍太郎さんと中村玉緒さんの写真>
『女性自身』はこのように親子の絶縁を報じているのですが、これに対してネット上では、
- 玉緒さんももう80になられるんですね。お元気に舞台でご活躍されていて、すごいなぁ。
お金があっても無くても子育ては難しいということです。子供自身の資質もあるしね。 - 三田佳子の次男のように手遅れになる前に縁を切るのは正解だと思う。いつまでもあると思うな親と金ということ。息子に自立させる最後の機会だと感じる。
- 54歳でしょ?親のコネが無かったら、まともに仕事にありつけないのでしょ?
もっと早くに芸能界で生きるには不向きだったことに、自分も玉緒さんも気が付かなきゃ。
20代、30代の頃に芸能界では無く、普通に会社員でもしてれば良かったのに。孫もできてたかもしれないよね。
親が下手に金があると、子どもはダメだね。全ての金持ちに当てはまるとは言わないけれど。 - 勝新太郎は、凄い俳優だったが、やっぱり一番凄いのは中村玉緒さんでしょう。
良いところのお嬢様だったのに勝新太郎が起こす事件や借金で相当苦労したようですが、そんなそぶりや泣き言は一切言わない。
勝さんのステージにはできる限り顔を出して、スタッフに差し入れなどもされていたようです。そんな調子で甘やかされてしまったのでしょうね。
自分の友人にも有名人の2世いますが、多くはものになっていませんね。 - 一般人で54歳のおっさんは正直きついけど、勝と玉緒の息子なら一流芸能人は無理でも、俳優で飯は食えるだろう。
あとは本人のしょうもないプライドや、どうでもいい何かの問題だけだと思うけど、余計な事は考えずに、親がくれた最後のチャンスだと思って頑張って下さい。 - 有名芸能人の家庭に生まれるって不幸なんだろうな。親を越せる人なんてほぼいない。日々プレッシャーとの戦い。
子供のうちは贅沢三昧だろうけど、長い目で見たら、可哀想な人生なんだろうね。 - 玉緒の遺産食い潰したら犯罪で名が知れなきゃいいけど。今のうちに普通の人生へ修正するべきと思うが、甘やかされて50年、、難しいでしょう。
などのコメントが寄せられています。
中村玉緒さんは以前から鴈龍太郎さんのことを気にかけており、勝新太郎さんが亡くなった後にはバラエティ番組で何度も共演し、3年前にも映画のイベントに出席した際には、龍太郎さんの結婚が夢であることを明かしており、「(嫁は)一緒にスロットやパチンコをしてくれる人がいいですね。息子の悪口を一緒に言ったりしたい」と笑顔で話しており、その前には嫁探しのために結婚相談所にも色々と相談していたようです。
しかし、鴈龍太郎さんは現在もほとんど俳優としての活動をしていない様子なので、ほとんど稼ぎは無いとみられますし、これでは結婚したとしても養うことはできないため、中村玉緒さんも今後のことを考え、心を鬼にして龍太郎さんと絶縁し、経済的援助を断つことを決意するのも分かります。
これを受けて鴈龍太郎さんは仕事に本腰を入れるようになるのか、それとも相変わらずの生活を続けるのかは分かりませんが、中村玉緒さんが元気なうちにちゃんと仕事をしている姿を見せてあげてほしいですね。