歌舞伎俳優・中村獅童さん(44)が18日、初期の「肺腺ガン」を患い手術を受けることを発表しました。
中村獅童さんは書面でコメントを発表しており、定期的に受けている人間ドックで発見されたというガンは「今見つかったのが奇跡的と言われる程の早期発見」だったといい、担当医師によればすぐにでも手術すれば完治するとのこと。
これから入院し手術を受けるため、出演予定だった6~7月に行われる博多座「六月博多座大歌舞伎」、歌舞伎座「七月大歌舞伎」は休演することになったのですが、断腸の思いで決断をしたといい、「本当に申し訳ございません。」と謝罪しています。
最後に、「病に打ち克ち、必ず元気になって今まで以上に良い舞台がつとめられますよう、より一層精進いたし、また皆様にお目にかかりたいと思っております。そのために、今しばらくお時間をください。どうか宜しくお願い申し上げます。」と記しています。
<↓の画像が、中村獅童さんの直筆コメント写真>
そして、この発表に対してネット上では、
- 初期としても肺は厄介だな…
- 癌を患う人が多いね。面倒でも定期的な健診は必要だと痛感する
- 手術してみないとステージの確定はできないけどね。レントゲンに映るくらいだからある程度の大きさはあるはず。よくなるといいね
- 初期で良かったなぁ、癌て本当に年齢も性別も関係なく、ましてその人の人生も関係なく襲ってくるよなぁ…
- 歌舞伎俳優ガン率高いイメージ…
などのコメントが寄せられています。
中村獅童さんが手術する「肺腺ガン」は、「肺大細胞ガン」、「肺扁平上皮ガン」、「小細胞肺癌」といった種類がある「肺ガン」の中の1つで、肺ガンの中でも6割を占めているとされていて、国内では最も発生頻度が高いものだといいます。
その特徴として喫煙との関連性が小さく、非喫煙者にも多く発症し、男性よりも女性の方が発症しやすいという特徴もあります。
「肺腺ガン」の主な原因は、女性ホルモンと汚染大気の2つが有力視されています。
初期段階では特に自覚症状が無いそうで、咳や胸の痛みなどが特に無い場合は、定期的なガン検診や健康診断などによって偶然見つかるケースが多いとのことです。
中村獅童さんも定期的な人間ドックで幸いにも早期に発見し、手術すれば完治するとのことから一安心ですね。
しっかりと治療を行い完治させて、再び舞台の上で活躍する姿を見せてほしいと思います。