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トニ・ブランコが死去。ドミニカのクラブで屋根転落事故が原因で亡くなり、エステバン・ヘルマンを助けたの情報も

中日ドラゴンズの元主砲トニ・ブランコが急死。クラブの天井崩落事故に巻き込まれ、44歳で亡くなる。現場画像あり

元メジャーリーガーで、プロ野球『中日ドラゴンズ』でホームラン王と打点王の2冠、『横浜DeNAベイスターズ』で首位打者と打点王の2冠を達成したトニ・ブランコさんが、出身地・ドミニカ共和国のナイトクラブで発生した天井崩落事故に巻き込まれ、44歳の若さで急死したことが明らかとなり、野球ファンから悲しみの声が上がっています。

各メディアの報道によると、現地時間8日に首都・サントドミンゴにある人気ナイトクラブ『Jet Set』で、人気ラテンシンガーのルビー・ペレスさんのライブが行われていた中で天井が崩落する事故が発生し、この事故で少なくとも79人が死亡、160人以上がケガを負ったとのことです。

<↓の画像は、崩落事故発生前のナイトクラブ内の様子>

<↓の画像が、事故発生後のナイトクラブの外観写真>

この事故にトニ・ブランコさんと、同じくドミニカ共和国出身でメジャーリーグの13球団に在籍した元投手のオクタビオ・ドーテルさん(享年51)も巻き込まれ、すでに死亡が確認されているとのことです。

天井崩落事故の報道映像

天井崩落の原因は明らかになっていませんが、50年の歴史があるJet Setではフロアの改装工事が複数回行われ、最後に行われたのは2015年との情報があるほか、2023年に電気室への落雷が原因で火災が発生し、一時休業していたとも報じられています。

現地メディア『Z101』のヘクトル・ゴメス記者の取材によると、元メジャーリーガーで『埼玉西武ライオンズ』と『オリックス・バファローズ』でもプレーしていたエステバン・ヘルマンさん(47)もクラブにいましたが、ヘルマンさんがトイレから戻って席につこうとしたところ「天井の一部が自分の上に落ちてくることに気づいた瞬間、トニ・ブランコが彼を突き飛ばした」と証言し、これによってヘルマンさんは助かったそうです。

そして、トニ・ブランコさん等の突然の訃報を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

トニ・ブランコさんはマイナーリーグでのプレーを経て、2005年に『ワシントン・ナショナルズ』でメジャーリーグデビューするも成績が伸び悩み、2009年から中日ドラゴンズでプレーし、前年に退団した主砲のタイロン・ウッズさん(55)が抜けた穴を埋める活躍を見せ、1年目から144試合に出場して打率.275、39本塁打、110打点の成績を残し、ホームラン王と打点王のタイトルを獲得、ベストナインなどにも選ばれました。

2年目は打撃不振や故障によって成績は若干落ちましたが30本以上のホームランを打ち、2013年に横浜DeNAベイスターズへ移籍し、1年目に打率.333、41本塁打、136打点をマークし、この年は当時『東京ヤクルトスワローズ』に所属していたウラディミール・バレンティン選手が、プロ野球のシーズン最多記録となる60本のホームランを打ち、3冠は逃すも首位打者と打点王のタイトルを獲得しました。

<↓の画像は、横浜DeNAベイスターズ時代のトニ・ブランコさんと中畑清さんの写真>

2014年は足の肉離れを複数回発症して成績が落ち、2015年に『オリックス・バファローズ』へ移籍しましたが故障が続き、その後もケガの影響もあり打撃不振が続いて2016年に退団、その後2021年には、独立リーグ『北海道フロンティアリーグ』に所属する『KAMIKAWA・士別サムライブレイズ』で選手兼監督を務めることが発表されましたが、個人的事情で入国ビザを発給できなかったことで契約破棄となりました。

日本で活躍した期間は短かったものの複数のタイトルを獲得し、豪快なスイングから繰り出されるホームランは多くのプロ野球ファンの記憶に残っています。

トニ・ブランコさんのホームランまとめ動画

そんなトニ・ブランコさんがナイトクラブの天井崩落事故に巻き込まれ、エステバン・ヘルマンさんは無事だった一方で、ブランコさんは逃げ切れずに44歳という若さで亡くなってしまったのは、ただただ残念でなりません。

トニ・ブランコさんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。

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