創立50周年を迎えた26日に、社長交代が正式発表された芸能事務所『オスカープロモーション』の社員やタレントの流出が相次いでおり、看板女優の米倉涼子さん(44)も3月末をもって退社し、独立することが先日発表され大きな衝撃を与えており、オスカー崩壊が始まったとも言われている中で、さらに上戸彩さん(34)と武井咲さん(26)も事務所移籍説も浮上しています。
オスカーでは昨年12月末に女優・忽那汐里さん(27)が退社、続いて草刈民代さん(54)が『ワタナベエンターテインメント』へ移籍、3月にはモデル・ヨンアさん(34)、タレント・女優の岡田結実さん(19)、そして米倉涼子さんが退社となり、こうした人材流出の背景には前社長・古賀誠一会長(77)の娘婿で、専務を務めている堀和顕さん(49)の振る舞いにあると週刊誌『週刊新潮』などによって報じられています。
<↓の画像は、オスカープロモーション・古賀誠一会長の写真>
オスカー内でのトラブルは2018年時点で『週刊文春』が報じており、2017年から2018年にかけて40人以上の社員が立て続けに退社し、その中には武井咲さんのマネージャーも含まれていたといい、こうした人材流出は堀和顕専務のパワハラ的な言動にあるとしていました。
週刊新潮が先日報じた記事でもオスカー関係者が、「ここ3年で毎年15人ほどの社員が辞めています。この3月と4月にも、役付きで屋台骨の『20年選手』3人が退社の見込み。理由は古賀社長の娘婿のパワハラとされている。彼ら社員はみな古賀社長率いるオスカーを愛してきたけれど、そうではなくなりつつある現実を悲観し、辞めていくんです」
と証言していました。
ちなみに、堀和顕専務は古賀誠一会長の長女・古賀幸子常務と結婚するまでは、「IT企業のコールセンターでバイトのまとめ役をしていたとか、タクシードライバーやバイク便の配達員をやっていたなどと聞きました」
と同関係者は語り、結婚の翌年に堀専務はオスカーに役員として入社したとのことです。
そして、ついにオスカーの看板女優だった米倉涼子さんの独立が決定し、オスカーは創立50周年の節目に危機的な状況を迎えており、上戸彩さんと武井咲さんにも事務所移籍の噂が持ち上がっています。
ニュースサイト『日刊サイゾー』の記事では大手事務所のスタッフが、「上戸の旦那は今や大手事務所に仲間入りしたLDHの社長であるHIRO、武井の夫は看板グループEXILEのボーカルTAKAHIROですからね。(中略)かねてから2人も移籍するという噂が流れていました。オスカーに酷使された武井は事務所に対して恩義を感じているわけでもなく、別に『オスカーのタレントだから』ということで起用されているわけでもない。彼女らがLDHに移籍してもなんらおかしくはない」
と語っています。
オスカーは、複数の芸能事務所が加盟している業界団体『日本音楽事業者協会(音事協)』には加盟しておらず、タレントの引き抜きに関しては協定を結んでいないため、他事務所への移籍も可能となっています。
各事務所もそこを突いて引き抜きを狙っているとの話を週刊文春も報じており、音事協関係者の間ではオスカーのタレントに注目が集まっているとして、「今年、東京プリンスホテルで行われた音事協の新年会では、其処此処でオスカーについての話題が上がりました。大手芸能事務所の重鎮たちが『オスカーは綻びが出ちゃっているよね?』と憚(はばか)ること無く話し、聞いている方も含み笑いをして頷いていた。音事協に加盟していないオスカーからは引き抜きが出来ると考えている事務所も多いようです。このままではオスカーの古賀社長が引退した後、オスカーからの大量引き抜きもあるのではないかと見られています」
と芸能関係者が語っています。
現時点では、上戸彩さんと武井咲さんの事務所移籍については具体的な話は出ておらず、その可能性もあるといった噂レベルのものなのですが、このまま事務所の経営が悪化して待遇面などにも変化があれば、人気タレントはオスカーからの離脱を検討するでしょうね。
最近独立を発表した女優・栗山千明さんに関しても、事務所の状態悪化も独立の要因になっていると週刊文春などが報じています。
もし、複数のCMに出演している上戸彩さんや武井咲さんといった稼ぎ頭が退社、他事務所へ移籍した場合にはオスカーの経営は傾き、タレント流出もさらに激しさを増しそうですが、26日に社長交代することで今後少しずつでも良い方へ向かうのか、それとも悪化の一途を辿るのか、今後の行方に注目ですね。