2017年8月以降、芸能活動を休止していた『SPEED』の上原多香子さん(うえはら・たかこ 39歳)が、13日に上演された舞台『GOHCAGO~御加護~』で5年ぶりにステージに立ち、芸能活動を再開させたとして大きな反響を呼んでいるものの、現在も完全復帰は難しい状態にあると週刊誌『週刊文春』が報じています。
上原多香子さんは時代劇ミュージカル『GOHCAGO~御加護~』に出演し、この舞台では“罪人”役を演じ、「お酒を飲むと男性と距離が近くなる」などの罪を告白しました。
さらに、黒のスーツを着用しピン芸人・ヒロシさんのモノマネも披露し、「タカコです…すでにここに立っていることを後悔してます」「タカコです…今まで経験したことのない脇汗をかいてます」「タカコです…エリコです…ヒロコです…ヒトエです…言ってみただけです」「タカコです…上原多香子、何してるの?って思った方。私も同じ思いです」
といった自虐ネタで、会場は爆笑に包まれていたといいます。
この日の会場には、SPEEDのメンバーであり自民党の今井絵理子議員(39)も観劇に訪れており、今井議員から花束を渡された際には嬉し涙を流していたそうです。
<↓の画像は、上原多香子さんと舞台共演者の写真>
舞台を終えた上原多香子さんはインスタグラムを更新し、「今の私を出し切れたと思います ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました この先は何も決まってません 何も決めていません いつも通りの日常に戻り、やっと一息ついてホッとしています」
などと綴り、女優復帰を果たしたものの、今後の活動は決まっていない状況だとしています。
上原多香子さんは2017年8月に『女性セブン』によって、俳優・阿部力さん(あべ・つよし 40歳)と過去に“W不倫”関係にあったこと、それが原因で前夫で『ET-KING』のメンバー・TENNさん(本名=森脇隆宏 享年35)が2014年9月に、自殺を図ったとみられる遺書の内容を親族が公開し大騒動となり、芸能活動を無期限休止しました。
週刊文春によると、所属事務所『ライジングプロダクション』はSPEED時代の功績により、上原多香子さんに毎月200万円ほどの給料を渡していたそうですが、一連の騒動後は固定給から歩合制に変わり、現在は収入がほとんど無い状態といいます。
そうした中で5年ぶりにステージ復帰を果たし、ヒロシさんのモノマネをしながら自虐ネタを披露していたことについて芸能デスクは、「今回の舞台の自虐ネタは観客に加えて、マスコミの反応を見る意味もあったようです」と明かしています。
しかし、上原多香子さんの芸能活動再開を巡っては現在も多くの批判が寄せられており、完全復帰はまだまだ難しいとみられているようです。
なお、上原多香子さんと同様に不倫スキャンダルを過去にスクープされ、大炎上した過去を持つ今井絵理子議員はインスタグラムで、「彼女の活動再開を私は応援しています。多香ちゃんの笑顔をステージで観ることができて、とてもとても嬉しかった。一歩踏み出すのはとても勇気が必要で、怖いかもしれない。だけど大勢の仲間たちが多香ちゃんの背中を押してくれたのだと思います。」
などと綴り、「#動かなきゃ何も始まらない」というハッシュタグも入れて、上原さんの復帰を応援しています。
<↓の画像は、2013年撮影の上原多香子さんと今井絵理子議員の2ショット写真>
あの騒動から今年で早5年となりますが、あまりにも衝撃的な内容から、今もなお上原多香子さんに関する話題には多くの批判が寄せられ、単発の舞台出演に対してもバッシングの嵐となっており、完全復帰はもう諦めた方がいいといった声も少なくありません。
上原多香子さんは騒動後に、元お笑い芸人で舞台演出・脚本などを手掛けるコウカズヤさん(本名=高山和也 45歳)と結婚、2018年12月に第1子となる長男、昨年10月頃に第2子を出産しており、本格的に芸能活動を再開させようとは思っていないようにも見えます。
ただ、今年に入ってから新たにインスタグラムの更新を開始し、ツイッターも頻繁に更新するなどしていて、少しずつ復帰に向けた準備をしているようにも感じ、年内に再び舞台に出演といった可能性はありそうですが、果たして今後どうなるでしょうかね。