女優・三田佳子さん(81)の次男で、元俳優・歌手の高橋祐也容疑者(42)が覚醒剤取締法違反（所持・使用）の容疑で逮捕され、覚醒剤事件で捕まるのは今回で4年ぶり5度目となることで大きな波紋を広げています。
そうした中で週刊誌『フライデー』が、高橋祐也容疑者が警察の職務質問を受けた際の動画を入手し公開しており、ネット上では様々な声が上がっています。
高橋祐也容疑者は9月に、東京都港区内の自宅で覚醒剤約0.1グラムを所持していた疑いで逮捕され、尿鑑定で覚醒剤の使用を示す陽性反応が出たことで、26日に使用の容疑でも再逮捕となりました。
警察の取り調べに対して、高橋祐也容疑者は容疑を認めているといい、28日に身柄が検察庁に送られました。
＜↓の画像が、28日に送検された高橋祐也容疑者の写真＞
今回で5度目の逮捕となる高橋祐也容疑者は、2018年に起こした4回目の覚醒剤事件では、同9月9日に渋谷区内の自宅で覚醒剤を使用し、その翌日に当時“愛人”関係にあった元『乃木坂46』の大和里菜さん（やまと・りな 27歳）と焼肉店で口論になり、スマートフォンを破壊するなど暴走し、危険と判断した店員が警察に通報しました。
様子がおかしかったことから警察が薬物検査をしたところ、覚醒剤の陽性反応が出たことで緊急逮捕され、取り調べに対しては「1年ほど前から覚せい剤を始めた」「やめられなかった」などと供述し、同12月に懲役2年6ヶ月・執行猶予5年（保護観察付き）の有罪判決が下されました。
フライデーは、この4度目の事件で逮捕前に、高橋祐也容疑者が撮影した職務質問時の動画を入手したとのことです。
高橋祐也容疑者は職務質問の様子を撮影しながら、「様子がおかしいなどと言っています！私は酒を2杯しか飲んでいません。私は様子がおかしいでしょうか？（中略）まったくの普通です。お断りしているのに行きましょうよ、行きましょうよと言ってきます。これが2時間半続いています」
などと訴えています。
警察の呼び掛けに対して「協力しません。警官が嫌いだからです！」「なんとなく嫌いなんです」などと主張し、高橋祐也容疑者に代わり、父親で元NHKのプロデューサー・高橋康夫さん(81)が車から出て警察と押し問答を繰り広げる中で、高橋容疑者がタバコを吸う場面もあります。
高橋祐也容疑者はその後、病院で尿検査を受けて逮捕され有罪判決も受けましたが、執行猶予があける前に5度目の逮捕となりました。
そして、この動画や5度目の薬物事件に対してネット上では、
- ただただ、覚せい剤の依存性の強さや、怖さ、高橋裕也の心の弱さのみが伝わる
- 残念なやつだなあ またやるから エンドレスだな
- 親はもう縁切って良いと思うんだけど…
- こんなのわたしクスリやってます、イッちゃってますと自白してるようなもんだろ
- 親も接していたなら、やめていない事には気付いていたね。通報してぶちこむ事をしなかったなら、親もやめさせる気は無いんだろうな
- 更生は無理でしょう。彼の存在意義は覚醒剤使用後に更生が不可能であることの証明、覚醒剤の怖さを世の中に知らしめることくらいしか残っていない。
などの声が上がっています。
高橋祐也容疑者の知人はフライデーの取材に、「以前ほどではないが、両親は最近も祐也をサポートしていたと聞いています」
と明かしているのですが、三田佳子さんはかつて高橋容疑者に月50万円ものお小遣いを渡していたと報じられ、世間から猛バッシングを浴びたことがあります。
＜↓の画像は、高橋祐也容疑者の父親・高橋康夫さん、母親・三田佳子さんの写真＞
その後、2019年に三田佳子さんは雑誌『婦人公論』のインタビューで、「私としては、すでに次男からも卒母しています」と“卒母宣言”をしていたのですが、実際はその後も両親のサポートを受けながら生活しており、2020年には家賃40万円ほどのマンションに暮らしていることが明らかになっていました。
さらに、高橋祐也容疑者は不倫相手だった大和里菜さんとの間に子供をもうけ、収入が無い高橋容疑者に代わって、三田佳子さんが子供の養育費なども援助しているとも週刊誌に報じられています。
実際のところは定かではありませんが、高橋祐也容疑者は「うつ病」などの病気を理由に仕事がほとんどできない状態といい、それによって親から援助を受け続けていた様子で、違法薬物の購入に関しても親のお金を使っていた可能性はかなり高いとみられます。
2018年に『週刊文春』が報じた記事によれば、高橋祐也容疑者は親のお金を使って夜遊びも繰り返していたといいます。
高橋祐也容疑者が薬物依存状態から脱け出すためには、やはり親が突き放すことが何よりも重要なのではと思いますが、5度目の逮捕を受けて三田佳子さんは特にコメントは出しておらず、今後についてどのように考えているのかが気になるところです。