トヨタ自動車の社会人ラグビーチーム『トヨタ自動車ヴェルブリッツ(Verblitz)』の所属選手イエーツ・スティーブン容疑者(Yates Steven 35歳)が、麻薬「コカイン」所持の容疑で逮捕されたことが明らかになりました。
<↓の画像が、イエーツ・スティーブン容疑者の逮捕報道写真>
愛知県警の発表によると、ニュージーランド出身のイエーツ・スティーブン容疑者は名古屋市名東区の自宅で、コカインを若干量所持していた疑いが持たれており、27日に家宅捜索をしたところ2階の寝室から発見されたとのことです。
取り調べに対してイエーツ・スティーブン容疑者は、「所持すると法律に違反することは十分わかっています」などと容疑を認めているといいます。
ニュージーランド出身のイエーツ・スティーブン容疑者は、7人制ラグビーのニュージーランド代表にも選ばれたこともある選手で、2008年に『トヨタ自動車ヴェルブリッツ』へ加入し、2009年1月に公式戦初出場しました。
その後2015年2月に帰化して日本国籍を取得、昨年9月にはリーグ公式戦100試合出場を達成しました。
<↓の画像は、イエーツ・スティーブン容疑者が100試合出場を達成した際の写真>
そんなイエーツ・スティーブン容疑者が27日に家宅捜索を受けた理由は、20日に同じくコカイン所持容疑で逮捕された同僚・樺島亮太容疑者(かばしま・りょうた 28歳)の捜査だったといい、樺島容疑者を捜査する中でイエーツ・スティーブン容疑者にも薬物疑惑が浮上し、自宅を捜索したところ透明な袋(パケ)に入ったコカインを発見したそうです。
『トヨタ自動車ヴェルブリッツ』は、樺島亮太容疑者の逮捕を受けてすでにチームの活動を休止しているのですが、チームから再び薬物事件での逮捕者が出たことを受けてコメントを発表しており、「この度、弊社社員が連続して重大な法令違反により逮捕されたことに対し、心よりお詫び申し上げます。」
と謝罪し、「今後の警察の捜査に全面協力していくことは勿論、当該社員および所属クラブに対しましては、捜査の状況を踏まえ厳正に対処いたします。」
としています。
<↓の画像は、トヨタ自動車が発表の謝罪コメント全文の写真>
そして、イエーツ・スティーブン容疑者の逮捕報道に対してネット上では、
- 部の解散しかないね。
- 選手全員をチェックする必要がありそう
- トヨタチームは終了じゃないの?個人の問題で終わりレベルじゃないと思うんだが。
- 他の選手も怪しいよな。チームで蔓延してるのでは?
- 芸人の闇営業みたいに、芋づる式で何人もコカイン逮捕が出てきそう
- チーム全員検査すべき。企業にはその責任がある。オリンピックスポンサーを名乗るならなおのこと
- すべてのラグビー選手の抜き打ち検査をするべし。まだまだいる可能性が。
森さんもオリンピック前に痛い話ですが、隠蔽を考えないで逆にはっきりするほうが良いと思います。 - トヨタという日本を代表する企業のチームであることを考えると、廃部もありうるな・・・
- 同じチームで2人目って事は集団でやってた可能性もあるし、詳細な調査が必要だと思う
今年は日本で初めてラグビーワールドカップが開催されるほか、来年には東京オリンピック・パラリンピックも開催されるというタイミングで、日本を代表する企業の社会人ラグビーチームから薬物事件で2人も逮捕者が出てしまったのは非常に残念な話です。
<↓の画像は、樺島亮太容疑者(左)、イエーツ・スティーブン容疑者の写真>
ネット上ではこれを受けてチーム解散とするべきなのではという声のほか、他にも違法薬物に手を出している選手がいないかしっかりと検査すべきという声も多く上がっており、チームの信用を少しでも取り戻すためには、やはり一度全員の身体検査などを行い、その結果を明らかにする必要があるように感じます。
そこまでやらなければ多くのラグビーファンも納得しないでしょうし、大手企業のチームとしてはクリーンにした上で活動を再開させるべきだと思うので、警察の捜査に協力すると共に薬物検査なども行ってから再出発を図ってほしいです。