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ONE PIECEの尾田栄一郎が最新コミックスで失言しアマゾン炎上。横井庄一や小野田寛郎をブラックジョークで笑いものに…

ワンピース89巻で作者・尾田栄一郎が問題発言し炎上、横井庄一をネタにイジり批判殺到…単行本の表紙カバーコメントが物議

人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の作者・尾田栄一郎さん(おだ・えいいちろう 43歳)が、4日発売の最新コミックス『ワンピース 第89巻』の表紙カバーで問題発言をしているとして批判が殺到し、一部で炎上状態になっています。

コミックスの表紙カバーには、作者の肖像画などと共にちょっとしたコメントが書かれているというのが定番となっていますが、『ワンピース 第89巻』の肖像部分には、無精ヒゲ姿の男性が敬礼している画と共に、食事の際のある出来事を紹介しています。

その内容に対して批判が殺到する事態となっているのですが、尾田栄一郎さんは表紙カバーで、「みんなでごはん食べる時、最後に1つ大皿にぽつんと残ってる唐揚げとかあるよね。あいつに名前を付ける事にしました。横井軍曹と。『横井軍曹残ってるよ!誰か戦争終わらせて!』的な。分からないちびっ子は調べてね。」と記しています。

<↓の画像が、『ワンピース 第89巻』表紙カバー掲載の肖像とコメントの写真>

このように尾田栄一郎さんがネタにしている「横井軍曹」というのは、1997年に亡くなった元陸軍軍曹・横井庄一さん(享年82)のことを言っているとみられ、横井さんは第二次世界大戦(太平洋戦争)の終結から約28年後の1972年1月に、派遣先のグアム島で発見された残留日本兵であり、それまで30年近くにわたってジャングルに潜伏していました。

<↓の画像が、28年ぶりに帰還した当時の横井庄一さんの写真>

横井庄一さんは命を捨てるつもりでグアム島へと向かい、「生きて本土へは戻らぬ決意」を持っていたことから、帰国後の会見では「恥ずかしながら生きながらえておりましたけど。」と発言し、その後この発言から「恥ずかしながら帰って参りました」という言葉が流行語となりました。

尾田栄一郎さんはそんな横井庄一さんをネタにしたようで、みんなが気を遣って手を付けずに大皿にポツンと残された唐揚げ(食べ物)を「横井軍曹」と称し、誰かが早く食べて片すという意味で、「横井軍曹残ってるよ!誰か戦争終わらせて!」などと使うという使用例まで述べているのですが、これが『ワンピース』の読者の間で物議を醸す事態になっており、アマゾンのレビューを見てみると、

などといった批判コメントが殺到しており、レビュー欄は炎上状態となっています。

また、ネット上でも尾田栄一郎さんのコメントコメントが物議を醸しており、批判的な声が圧倒的多数となっているのですが、コメントに綴った内容だけでなく、肖像画は横井庄一さんではなく、同じく残留日本兵の小野田寛郎さん(享年91)なのではないかと指摘する声が上がっており、それによってさらにバッシングを浴びる事態となっています。

<↓の画像が、終戦から29年後の1974年にフィリピン・ルバング島から帰還した小野田寛郎さんの写真>

<↓の画像は、尾田栄一郎さんが描いた肖像画>

尾田栄一郎さんなりのブラックジョークで、分かる人には分かるネタとしてちょっとした気持ちで書いたのだろうと思いますが、身内でネタにする程度ならば別に問題は無いものの、何万部と売れるような人気コミックの表紙カバーで、容易に特定できる故人をネタにするのはアウトでしょうね…。

アマゾンのコメント欄で指摘している方もいますが、第2版からはコメントを差し替えるなどの対応を取った方が良いとみられ、作品にも悪影響を与えかねないことから、早急に対処してほしいなと思います。

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