闇営業問題で吉本興業から謹慎処分が下されたロンドンブーツ1号2号・田村亮さん(たむら・りょう 47歳)が現在、東京都内の介護付き高級老人ホームで介護の勉強をしていることが明らかになりました。
これは30日発売の週刊誌『女性自身』が報じているもので、涙の謝罪会見から5日後の7月25日に、ロンブー亮さんが介護付き高級老人ホームに姿を現し、記者が「ご家族が入居されているのでしょうか?」などと問いかけると、「……いろいろお騒がせして申し訳ございません。いや、特に家族の誰かが入居していて、お見舞いに来たということじゃないんです。実は、こちらの施設には僕の“勉強”に協力していただいていて……」
と明かしたといいます。
<↓の画像が、『女性自身』の取材に応じたロンブー亮さんの写真>
現在はこの老人ホームで老人介護の勉強をしているそうで、現在の心境を聞かれると、「本当に(騒動が)大きくなってしまって申し訳ありません。そのことをいちばん痛感しています」と謝罪、反省の言葉を述べ、極楽とんぼ・加藤浩次さん(50)等先輩が今後を心配していることについては、「……加藤さんにはずっとお世話になっているのに、ご迷惑をかけて申し訳なく思っています。本当に加藤さん、スミマセン!」と心配をかけている先輩たちに謝罪し、加藤さんの名前を聞いた途端に涙ぐんでいたとのことです。
芸能リポーター・城下尊之さんは、ロンブー亮さんが老人ホームで老人介護の勉強を行っていることについて、「大きな過ちを犯してしまった亮ですが、以前は真面目で素直な性格で知られていました。その彼が罪を償うために選んだのが介護の勉強だったのでしょう。とても彼らしい選択のように思います。介護福祉士の資格の取得まで視野に入れているかは分かりませんが、今後は芸人復帰を目指しながら、自らの発信力を使って、介護の大切さを訴えていくことも考えているのかもしれませんね」
と推測しています。
現在、同じく大規模詐欺グループのパーティーに闇営業で参加したお笑いコンビ『ザブングル』の加藤歩さん(かとう・あゆむ 44歳)、松尾陽介さん(まつお・ようすけ 42歳)は、熊本県内にある介護施設で介護ボランティア活動をしています。
<↓の画像が、熊本の介護施設でボランティア活動しているザブングルの写真>
これは所属事務所『ワタナベエンターテインメント』の発表で明らかになったものなのですが、2人は今年2月に仕事の一環として介護施設でレクリエーション活動を行っており、闇営業問題を受けて2人が自主的に、ボランティア活動を通じて社会貢献をしていきたいと申し出たことにより、7月7日~8月2日までその施設でボランティアをすることが決まりました。
熊本の介護施設でのボランティア活動終了後の8月7日には、北海道の認知症対応型共同生活介護施設への訪問を予定し、その後も2人はボランティア活動を続けるそうで、ナベプロに問い合わせが来ている多くの介護施設でボランティア活動、レクリエーション活動を行っていくとしています。
『カイゴメディア』の取材に対してザブングルの2人も、「レクリエーションなどを通じて介護の分野に関わりながら、人手不足や待遇改善を図るための仕掛けも考えていきたい」とし、介護職が憧れの職業になるよう、介護の仕事をしたいと思ってもらえるように、「僕達も微力ですが今後も介護に関する情報が世の中に広まっていく様にお手伝いしていきたい」といい、「介護に携わり少し考え方が変わり、自分の面白さの押しつけではなく、世の中の人達を楽しませて笑顔にしてあげたいという気持ちに変わってきました。」とも語っています。
こうしたザブングルの介護ボランティア活動に影響を受けたのか、以前から興味関心を持っていたのかは定かではないものの、ロンブー亮さんも現在老人ホームで勉強を重ねていることに対してネット上では、
- 大丈夫。がんばれ。亮には頑張って欲しい。宮迫のせいでこんなになってある意味、1番の犠牲
- 彼には向いている職種だと思うけど、介護の仕事は禊の場所じゃないんだけどね。やるなら芸能界に復帰するまでじゃなくてずっと続いてほしい。
- 何か犯罪や反省する事をされた後に福祉・介護・ボランティアをされる事が多いのですが、老人介護って反省を見せるそういう為のものではありません。
そういう気持ちを持たず心から勉強したいと思っての行動だと思いたい。生半可な気持ちで足を踏み入れないでほしい。
利用者さんの人生の集大成に関わる大切な仕事なんです、そこをちゃんと理解して携わってほしい - おそらく亮の性格からして、ホントに申し訳ないという気持ちで、選んだんだと思います。
「また、介護を贖罪の場にするな。」という意見が出て来るでしょうが、何かをしようと前に進もうとする気持ちが大切だと思います。 - のりピーみたいに介護を復帰のダシにするような人じゃないと思う。
宮迫より信用があるし好感度も高い。再出発の良い足掛かりにしてもらいたいと思う。 - 亮くんが宮迫氏に「お金の事話しましょう」と言わなかったら、宮迫氏は自分から白状することはなかった。先輩に言うのは勇気がいることだったと思う。
介護の資格ってことより、色々と話を聞いてボランティアでも出来れば、って気持ちだと思う。あまり自分を責めすぎないようにしてもらいたい。 - 宮迫さんは虎視眈々と復帰できる機会をさんまさんが助けてくれると思って狙っている。
亮さんは自分を恥じて復帰できないかもと思っていろいろと考えている。
そこが宮迫さんと亮さんの違い。ある意味では亮さんの方が被害者かも。宮迫さんは何を言っても信用はできない。 - 会見の話からすると、彼はよくわからないで巻き込まれた様子であるが、罪として素直に認め、償っていこうと姿勢に好感がもてるし、応援していきたい。頑張ってください。
などのコメントが寄せられています。
介護業界は非常にハードな仕事内容ということで離職率が高い職業の1つとして知られており、以前から人手不足が叫ばれています。
そのため、少しでも多くの人に介護の現場を伝えることや、どのようなやりがいのある仕事なのかなどを、芸能人が身を持って体験して情報を発信していくことは非常に重要なことだと思いますので、ザブングルの2人やロンブー亮さんが介護の仕事をすることには賛成です。
その一方で、介護の仕事を禊として芸能界復帰を狙うということに対しては、否定的な声も多く上がっています。
過去には、薬物事件を起こした歌手・女優の“のりピー”こと酒井法子さん(48)が、介護士や音楽療法士を目指すとして専門の大学に入り勉強を始めたものの、間もなく中退して芸能活動を再開して物議を醸したことがあります。
ロンブー亮さん、ザブングルの2人には、中途半端に介護の仕事をして早々に芸能界復帰するのではなく、介護業界に貢献するような活動を続けながら芸能活動をしてもらいたいですね。