闇営業問題で芸能活動を休止していたロンドンブーツ1号2号・田村亮さんが30日、相方・田村淳さんと共に復帰舞台となるトークライブ『family』を開催し、ライブ終了後にはコンビで記者会見を行いました。
復帰ライブの会場は、昨年7月20日にロンブー亮さんと雨上がり決死隊・宮迫博之さんが謝罪会見を行った場所で、全席70名のチケットは発売と同時に完売し、会場には冠番組『ロンドンハーツ』などを手掛けるテレビ朝日の人気プロデューサー・加地倫三さんの姿もありました。
ステージに登場したロンブー亮さんは最初涙を流し、「待ってくれてありがとう、感謝しています。これからロンドンブーツ1号2号が新しい姿を見せられるように頑張ります」と意気込み、ロンブー亮さんが所属する新会社『株式会社LONDONBOOTS』を立ち上げたロンブー淳さんは、「これから、いろいろなところにゴリゴリ亮を売り込んでいきます」と語っていました。
ちなみに、ロンブー淳さんはライブ前日に約20年ぶりに髪を赤く染めており、染めた理由については、「久々に亮さんとステージに立った時に、緊張しないようにというかポップに仕上げたい。今まで通りの田村淳が隣りに行くと亮さんが『うっ』ってなったらね」「ちょっとはしゃいで赤くしちゃったんだよみたいな感じにしたい」などと説明しています。
このライブ後にコンビで記者会見を行い、ロンブー亮さんはこの日のライブ前に宮迫博之さんのユーチューブ動画を閲覧していたそうで、「前に進んでいっているなと思いました」と心境を明かし、宮迫さんに対する恨みはないのか聞かれると、「全然ないです。ボク、宮迫さん、(カラテカの)入江はみんな、1度は止めることができたはず」と答えていました。
<↓の画像が、記者会見を行ったロンブーの写真>
また、昨年の会見で訴えた吉本興業に対する不信感について聞かれると、「今はないです」「淳が吉本との間に立って動いてくれたし、吉本でもボクを戻せるように動いてくれる人がいた。感謝しています」と答え、両者を繋ぐ役割を担っているロンブー淳さんは、「100%わだかまりがなかったら専属契約だと思うんですよね(笑)。亮さんはこの(吉本との)エージェント契約が気に入らないとなったら、関係を絶ってもいいかなと思う」と説明しています。
今後の仕事については、「レギュラー番組に迷惑掛けた。まず一歩一歩、そこと向き合って進んでいきたい」といい、今後はライブ中心?との問いに対しては、「ボクは呼ばれたところ、芸人仲間から『出て』と言われているところがあるので、そういうところに出て行きたい」と明かしています。
また、トークライブで今後一番したい仕事、目標について聞かれた際に「大河か朝ドラに出たい」と答えたことを明かし、その理由は「好きなので」「お父ちゃんとお母ちゃんが一番喜ぶでしょ?」と語っていました。
<↓の画像は、会見で笑顔を見せたロンブー亮さんの写真>
そんなロンブー亮さんは、昨年7月から半年にわたる謹慎生活中に学んだことについては、「人に対する感謝は、なかったわけではないが、淳を含め、吉本が動いてくれたことも含め、待ってくれていた人も含め、これだけ自分の騒動で動いてくれて、応援してくれている人がいることに気づけた。その人たちには裏切ることなく生きていく」と答えていました。
今後の地上波テレビ番組復帰に向けてはロンブー淳さんが、「現場のスタッフの気持ちと、運営している上層部の気持ち、スポンサーの気持ちが一つにならないといけない。現場の人たちは亮を戻すために尽力してくれている。何とか前に進められればいいなとは思っている。いつその時期がやってくれるか分からないが、今は一つ一つやれることを番組を通して伝えていくしかない」
としています。
そして、ロンブー亮さんの復帰を受けてネット上では、
- 宮迫と違って亮は本当に反省していると思う。新生ロンドンブーツ1号2号で頑張って欲しいと素直に思った。
- 淳さんの髪型がデビュー当時の髪型になっている。それも含めてロンドンブーツとしてのコンビ復活を心待ちにしていたのは淳さんなんだと思う。
亮さんは本当に淳さんに助けられたし、これからはファンもそうだし淳を裏切るような事はしないでほしい。 - 相方が淳でなければ確実に消えていたし、淳の視野の広さと先見の明があってこそだと思う。でも、亮の人の良さが無ければ淳はここまで動かなかったと思う。良いコンビだね。
いろいろあると思うけど、しっかりマネジメントしてもらって欲しい。優しくて魅力的な人だということは十分以上にわかるからこそ - 舞台を選んだ金髪とインターネットを選んだ宮迫
芸人なら裸一貫キャパシティが100人前後でも自費を払って舞台から復帰するべきだった。安易な選択をした宮迫 - 同じことをした上で足掻くことが許される亮と、足掻く姿すら見たくないと思わせる宮迫。
淳の献身が大きいよなあ。感謝しなきゃいかんよ。でも亮はそれを言われんでもわかってそうな感じがする。
一方宮迫は、助けられて当たり前とふんぞり返ってそうなイメージすらある。 - 淳はコンビの原点に戻ってという意味で赤髪にわざわざしたらしい。
元々好きではなかったけど、会社を作ったり亮さんを全面的に支えてカッコいいよなぁ。見直した。
亮さんは大河に出たいとかあんま言わない方がいいと思うけど、やっぱこの天然な所は亮さんの悪いところでもあり良いところでもある。
宮迫みたいに利用するような人に巻き込まれないように注意して下さいね。
などのコメントが寄せられています。
昨年7月に吉本興業から契約解消され、ロンブー亮さんと謝罪会見を行った宮迫博之さんは29日に、自身のYouTubeチャンネルへ動画を初投稿するとともに、公式ブログを開設してソロで活動を再開させ、30日には人気YouTuber・ヒカルさんとのコラボ動画をそれぞれのチャンネルに投稿するなど、ロンブー亮さんよりひと足早く活動を再開させています。
ロンブー亮さんの場合は、ロンブー淳さんのサポートを受けての活動再開、そして吉本興業とは引き続き話し合い、専属エージェント契約という形で本格的に芸能活動を再開させるという形で、現時点ではネット上で宮迫博之さんの強引な復帰に対しては批判的な声が多く上がっている一方、ロンブー亮さんに対しては温かいコメントが多いと感じられるほか、ロンブー淳さんのサポートに対しても称賛の声が上がっていますね。
ロンブー亮さんはトークが得意ではなく、それによって芸人としての評価自体は低かった方ではあるのですが、人柄の良さなどは多くの方から評価されており、今後もロンブー淳さんのサポートを受けながら吉本興業との話し合いを進め、少しでも早く本格的に芸能活動を再開、そして『ロンドンハーツ』などのレギュラー番組に復帰を果たせるよう、今後また芸人として奮闘してもらいたいですね。