「広告収入が10分の1になっています」と告白し、家賃3万8,000円のアパートに事務所を移転した人気YouTuber・ラファエルさんが、空き巣被害に遭ったことや、合計100万円以上の価値があるというポケモンカードを盗まれたと動画で告白し、ネットでは冷ややかな声も上がっています。
10年近く前からYouTuberとして活動しているラファエルさんは、過激な動画などで注目を集め、2019年には登録者数が約240万人のアカウントが停止となるトラブルを乗り越え、現時点でメインチャンネルの登録者数は178万人という人気YouTuberながら、昨年11月に「広告収益は10分の1に落ちてます」と告白しました。
ラファエルさんは2020年5月時点で、YouTubeだけで平均月収は約4,000万円と語り、家賃170万円と120万円の物件に住んでいると明かしていました。
しかし、動画再生回数は2017~2018年ごろをピークに低下を続け、現在はメインチャンネルの動画再生回数が10~20万程度で推移し、10万回に届かないものも少なくないという状況にあり、チャンネル登録者数も落ち込んでいて、今年1月の収益は200万円ほどと明かしています。
そのため、5人のスタッフをクビにしたほか、自宅と事務所の引っ越しを行い、自宅と事務所合わせて月当たり合計約200万円の固定費が削減できたとしています。
そして、新たな事務所は東京都内で家賃相場が最も高い港区ながら、家賃3万8,000円という木造アパートの一室に構え、引っ越し後はこのアパートで動画撮影を行っていたのですが、2日にアップした動画で空き巣被害に遭ったことを明かしました。
動画は『【ガチ】許しません!住所特定で事務所に空き巣!ポケカ盗まれました!』とのタイトルで、「ムンクの叫びのポケモンカード2枚、30万とか50万円するやつですかね。価値で言うと本当に2つ合わせて100万を超えるような。すごい個人的思い入れがあったんで、置いていたんですけど、朝来たら盗まれてました」
と報告しています。
泥棒は台所上の窓を割り侵入したとみられるとし、「セキュリティーの弱いアパートに、ポケモンカードを動画上で見せびらかしてしまって…動画にしたのがよくなかったんちゃうか」「平和ボケしているところがあった」
などと語り、部屋に防犯カメラを設置するなどセキュリティ強化を検討するとしています。
この動画に対してネット上では、
- ガチなら引っ越すしかない、危ない
- このご時世にそんな安アパートに貴重品置いとくって…
- どうせ茶番やろ
- 空き巣に入ってピンポイントでポケカだけ盗る奴いないでしょ
- 視聴者集め大変なんですね…
- どこまで本当か分からないけど、まずは警察でしょ
- 長い年数見てると、この空き巣入られた動画も全て台本構成ありなんじゃないかと思ってしまうよね
- 売って現金化したけどそれだとダサいから盗まれたって事にしたのかな
- これはもう空き巣特定シリーズで300万再生を狙うしかない
- もう一度高額カード置いて、犯人捕まえる企画やって欲しい
- 100%ヤラセ あんなガラスの割り方したらすごい音するぞ
- 警察が動かないなら空き巣もヤラセと見るしかないな。仲間内に渡して売り捌けば足も付かないだろうし
などの声が上がっています。
ラファエルさんは2月に、資金繰りが苦しいとして人気YouTuber・ヒカルさんから1億円の借金をしたことを明かし、そのお金を使って豪遊する様子を動画で公開しており、先月には今後価値が上がる可能性が高いという超レアなポケモンカード2枚を約1,000万円で購入していました。
今回盗まれたそれとは別のポケモンカードだったようですが、2枚合わせて合計100万円以上の価値があるモノを、セキュリティが激甘なアパートに放置し、それだけ盗まれたというのはちょっと怪しい話ですね。
ちなみに、レアなポケモンカードは高額で取引されているため、ポケモンカードを狙ったグループによる窃盗事件が近年相次いでおり、つい最近もトレーディングカード店から合計約540枚のカード(総額約2,660万円相当)を盗んだ疑いで男2人が逮捕されています。
このような事件も発生している中での空き巣被害で、現時点では警察に通報したのかは明らかにしておらず、動画ではそれほど焦りやショックを受けている様子も無いことから、話題作りのための自作自演、ヤラセを疑う声も少なくありません。
ただ、この動画も公開から19時間経った時点で再生回数は8万回程度と、他の動画と同様に伸びておらず“オワコン”と揶揄されても仕方がない状況ですが、空き巣被害もネタにしながら今後どのように人気回復を図るのか、引き続き動向に注目していきたいですね。