人気ラッパー・MU-TON容疑者（ムートン 別名＝COCRGI WHITE 本名＝菅原勝也 30歳）が、覚醒剤取締法違反（使用）容疑で逮捕され物議を醸しています。
各報道によると、MU-TON容疑者は昨年12月に別の覚醒剤使用事件で逮捕、起訴され、保釈中だった今月上旬から16日にかけて、東京・新宿区戸山のアパートなどで覚醒剤を使用した疑いが持たれているとのことです。
MU-TON容疑者は、16日13時ごろにアパート敷地内で不審な行動を取り、近くにいた人が「全身黒色の服を着た人が徘徊している。不審者がいる」と警察に通報し、駆けつけた警官が尿検査をしたところ覚醒剤の陽性反応が出たものの、結果が出る前にMU-TON容疑者はその場から立ち去ったそうです。
そして、20日に福島県内の実家にいるところを発見し、覚醒剤使用容疑で逮捕し、警視庁の取り調べにMU-TON容疑者は、「私は覚醒剤を使用したか分かりません。自分の見えている世界が現実なのか妄想なのか分からない」
などと語り、容疑を否認しているとのことです。
MU-TON容疑者の報道を受けてネット上では、
- たとえ逮捕されたとしても空想の世界では自由でいられるからな 思う存分妄想を楽しみたまえ
- 麻薬で脳みそやられてるな 人に危害を与える前に病院で拘束だ
- ドラッグやらないとラップ出来ないの？ やらないとダサいとかなの？
- ラッパーとか反社の入り口に立ってる連中だろ ラッパー自称してる奴らは全員検査しろ
- 数年前の輝いてた頃のかっこよかったムートンはもういない。SKJにも見放されないようにだけ頑張れ。
- 福島の白河で地元の友人と楽しそうにヒップホップやってた時はこんな人相してなかったんだけどな。東京で悪い連中と関われるようになって変わっちゃったよな。
などの声が上がっています。
MU-TON容疑者の友人で、大麻事件などで逮捕歴があるラッパー・YouTuberの“かずきむぎちゃ”ことSILENT KILLA JOINTさん（本名＝河内一樹 30歳）は、X（旧ツイッター）でMU-TON容疑者の逮捕について言及し、「どんだけ嘘つかれても今までこいつと過ごした時間が楽しかった。友達がおかしくなっていくのは見てられなかったし何回も止めた。俺は後悔してる。でもここから地獄の始まりだ。頑張ろうな」「あいつはたくさん人を裏切ったし、あいつのせいでゲソつけさせられたり負債や懲役になった人もいる。借金もあり得ない額がある。けどあいつが音楽で全部まくれるように俺は協力する。手紙も書くし差し入れもする。俺は早くあいつに会いたい。面会にも行きたいと思う。もっかいHiphopでひっくり返そう」
と綴っています。
＜↓の画像は、MU-TON容疑者とSILENT KILLA JOINTさんの写真＞
MU-TON容疑者は中学卒業後にヒップホップと出会い、高校を中退して仕事をしながらラッパーとして活動し、2016年ごろからフリースタイルのラップを披露し合うMCバトルで注目を集め、『Creepy Nuts』のR-指定さんが3連覇している『Libra Records』主催のMCバトル大会『ULTIMATE MC BATTLE（UMB）』で2018年に優勝し、『フリースタイルダンジョン』（テレビ朝日系）にも出演していました。
2018年には1stアルバムもリリースし、2019年には音楽レーベル『MVP Records』を設立するなど、少し前までは精力的に活動していました。
しかし、1年前にはMU-TON容疑者のアルバムプロデュースなどを手掛けていた、ラッパー・RYKEY DADDY DIRTYさん（本名＝下田ムトアリツキー 37歳）との間で何らかのトラブルが発生し、SNSでは支離滅裂な文章を投稿するなどして違法薬物の使用を疑われていました。
そして、MU-TON容疑者は逮捕される直前にも、インスタグラムやXに支離滅裂な文章を連投しており、ファンからは心配の声が上がっていました。
＜↓の画像が、逮捕直前に投稿していた支離滅裂な文章＞
MU-TON容疑者はいつから覚醒剤に手を出していたのかは不明ながら、これまでの支離滅裂な言動、釈放中の覚醒剤使用から重度の薬物依存状態にある可能性があり、2度の逮捕をきっかけに依存からの脱却を図ってほしいものですが、周りにも大麻や違法薬物使用者がいるような環境ではなかなか難しいでしょうね。