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モト冬樹・由美夫人のすずめ飼育が物議、鳥獣保護管理法で野生鳥の保護禁止も…

モト冬樹がスズメ違法飼育・保護で騒動。野鳥捕獲ブログ公表でトラブルに…法律で罰せられる可能性も?

タレント・モト冬樹さん(本名=武東裕男 むとう・ひろお 66歳)が、野生のスズメを保護し、違法飼育していることを13日発売の週刊誌『週刊女性』が報じており、これに対してネット上では様々な声が上がっています。

2010年5月に10歳年下でバツイチ子持ちの由美さんと結婚したモト冬樹さんは昨年6月24日にブログ上で、由美さんがカラスに囲まれていた子スズメを保護したことを明かし、その写真を投稿していました。

その2日後には「チュンちゃん」と名付けたことを明かすとともに、東京都環境局自然環境部に野鳥の保護について話を聞いたところ、野鳥を飼育することは法律で禁じられていることを教えられたようです。

<↓の画像が、昨年6月にブログ投稿したスズメ・チュンちゃんの写真>

<↓の画像は、現在のチュンちゃんの写真>

担当者には「保護した場所あたりに巣みたいのを作り置いてくれば もしかしたら親が見つけてエサを持ってきてくれるかも」と言われ、これではまたカラスに襲われてしまう可能性が高いことから動物園にも相談したそうなのですが、東京都内で野鳥を保護・飼育をしている場所を見つけられず、とりあえずは預け先を探しながら自宅で保護・飼育を続けていくとしています。

モト冬樹さんと由美さんはそれぞれのブログで頻繁にチュンちゃんについて綴っており、夫婦に完全に懐いている様子で肩に乗っている写真や動画などを多数投稿しています。

保護してから間もなく9ヶ月となるのですが、ブログの記事を見ると保護しているというわけではなく、ペットとして飼育しているようにも見えます。

<↓の画像は、モト冬樹さんがブログに投稿した写真>

しかし、野鳥は飼育だけでなく保護行為すら法律で禁じられているといい、『週刊女性』の取材に対して東京都環境局の自然環境部計画課森林再生係の担当者は、「国が定めている『鳥獣保護管理法』により、野鳥を捕まえたり、一般家庭で飼育することは禁じられています。路上などで傷ついていた野鳥を保護すること自体も禁止されているので、そういった場合は、各都道府県の環境局などに連絡していただかなければなりません。『鳥獣保護管理法』の中の規定で、野鳥を許可なく捕まえた場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられます。飼育した場合は、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる可能性があります」と、法律で罰則規定もあると説明しています。

また、野鳥の保護・飼育が法律で禁じられている理由について『日本野鳥の会』に所属する葉山政治さんは、「スズメやハトのような野鳥は、日本の生態系を構成する重要な要素であり、国民全体のものなので、大切にしなければなりません。さらに、野生の生き物は野外で暮らすことが自然な姿であって、それを人間が捕まえて閉じ込めることは好ましくないと考えられています」と説明し、もしケガなどをしている野鳥を見つけた場合、各都道府県の担当局へ連絡をした上で、鳥に関する研修を受けたボランティア団体などに預けるといった方法があるとのことです。

葉山政治さんはさらに野鳥の保護・飼育を禁じている理由について、「野生の生き物を個人が勝手に捕獲し、飼育してもいいとなると、いっさいの歯止めがなくなって売買する人が出てきます。それが産業に発展して、絶滅のおそれのある状態にまでなってしまう危険性があるのです」と語っています。

専門家もこのように語っているのですが、『週刊女性』の直撃取材を受けたモト冬樹さんは、チュンちゃんを保護・飼育を続けている理由について、「元気になっても自分でエサも取れない、飛ぶこともままならない。犬や猫にも寄っていくから、放した瞬間に死ぬのはわかっているじゃない」と説明しています。

違法に野鳥を保護・飼育していることをブログで明かしていたため、過去に通報されてしまい、行政から連絡が来たこともあったそうです。

ですが、職員はスズメの命を第1に考えるのではなく、違法捕獲だという一点張りで「職員が見ている前で放せ」とも言われたことから、現在もモト冬樹さんは自宅でチュンちゃんを保護・飼育しているようです。

今後、行政の指導をもとに対応を行っていこうと考えているそうで、行政の対応や法律に対して不満を言いつつも「法律だから、何とか対応しなきゃいけないなと思っています」とコメントしています。

モト冬樹さんは情報番組『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)にも出演し、東京都から先週、野鳥を保護・飼育するのは違法だとする書面が届いたことを明かしています。

これで改めて野鳥の保護・飼育が違法だと認識したというモト冬樹さんは、 「死にそうだったスズメをなんとか生き返らせて、色んな方に相談して今まで…。そのまま元に戻せって無理でしょう、気持ちとして。でも法律は守らなきゃいけないですから…。今、妻と悩んでいる最中です。どうしようか。どうにかしなかいけないのはもちろんわかってる」と言いながら、「簡単に言うと諦めるしかないのかな…」と悲しそうな表情をしていました。

そして、この件に対してネット上の反応を見てみると、

などのコメントが寄せられています。

もしケガをしている鳥を見つけたら保護したいという気持ちにかられると思いますし、元の場所に戻したら襲われてしまう可能性もあることから、安全な場所に預けたいと思うのは当然のことだと思います。

また、飼い始めてから約9ヶ月ということからチュンちゃんは家族の一員になっている様子で、昨年8月の時点で2匹の犬たちとも寄っていくことをブログで報告し「もう家族の一員だね」と綴っており、そう簡単に手放せなくなっているのかもしれません。

<↓の画像が、ブログに投稿の愛犬との写真>

しかし、生態系の破壊や乱獲などを防ぐために野鳥の保護・飼育などが禁止されている以上はそれに従って対処するしかなく、すでに東京都側も把握しているとのことから手放すしかないですね。

今更ながら、モト冬樹さんがブログでスズメを保護したということを報告していなければ問題視されることなく…と思ってしまうのですが、今回メディアにも取り上げられ大きな注目を集めたことによって、今後良い預け先が見つかるといいなと思います。

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