合成麻薬「MDMA」を所持していたとして、麻薬及び向精神薬取締法違反(所持)で逮捕・起訴されたハーフモデル・長嶺シャノン被告(本名=ダンシー・シャノン美沙 28歳)の初公判が開かれ、懲役1年・執行猶予3年の有罪判決が下されたことが明らかになりました。
<↓の画像は、1月末に逮捕された長嶺シャノン被告の写真>
長嶺シャノン被告の初公判は27日に横浜地方裁判所で開かれ、薬物の入手経路については、クラブへ行った際に見知らぬ人から入手していたこともあるとし、違法薬物の使用を数年にわたって続けていたことについては、「逮捕されるまでバレないと思ってた。逮捕されなければやめられなかったと思う」などと説明しています。
また、薬物の認識については、「海外で友人が手を出しているのを見ていて、自分の気持ちが緩くなっていた」と話し、再犯の可能性を問われると、「もう絶対にしない」「更生した姿を見てもらって、しっかり生きていきたい」と誓っていました。
長嶺シャノン被告は昨年12月10日に東京都豊島区西池袋の自宅で、1ヶ月前に入手したというMDMAのカプセル1錠(内容物0.046グラム)をジュエリーボックスに隠し持っていたとして1月30日に逮捕されました。
長嶺シャノン被告は取り調べで、MDMAだけでなく「コカインとマリファナ(大麻)を日本で使った」とも供述しており、初めて使用したのは大麻が21歳、コカインが24歳、MDMAは24~25歳と明かしています。
大麻を初めて使用した21歳から逮捕されるまで、国内外のクラブでお酒を飲んだ時など、年1、2回の頻度で違法薬物を使用していたとのことです。
『東京スポーツ』(東スポ)によると、執行猶予付き判決が下された後には、裁判を傍聴していた所属事務所関係者らと笑顔でハグしていたそうなのですが、この報道を受けてネット上では、
- またどうせやって捕まるよこういう奴は
- 『海外で友人が使っていて自分の気持ちが緩くなってた。』はぁ?って感じだな。止めるのが普通だろ、友人なら。
こんな感覚が理解できないね。なんで、こんなのが猶予されるんだろな。 - 複数の薬物常習ですよ。執行猶予つけるのは甘い。いくつ薬やっとんねん。初犯だからといってもこんなやつ社会にのさばらせてもまた常習者に戻るだけ。
- 薬物事案は依存症という病気だからこそ猶予刑など設けずに懲役と治療を並行して行わなければいけないのではないか。刑期を定めず治療完了まで隔離しておくべき。
などのコメントが寄せられています。
長嶺シャノン被告は判決後の27日夜に、逮捕から約2ヶ月ぶりに自身のインスタグラムを更新しており、日本語と英語でメッセージを綴っています。
投稿では今回の事件を謝罪した上で、「今回沢山のことを学びました。本当に本当に大変でした。私と同じ経験は誰にもして欲しくないし、一番大事なのは応援して頂いて友達、家族。それを裏切ってしまって本当に後悔しています。今回の事を深く反省して二度目のチャンスというか、初心に戻って頑張っていく所存です。今回の経験を得て強くなり新しい私をみんなにみてほしいな、と思ってます。」
などと綴っています。
<↓の画像が、長嶺シャノン被告のインスタグラム投稿写真>
長嶺シャノン被告は違法薬物を使用していた期間が約7年にも及んでおり、今後また友人らとクラブに出入りした場合、誘惑に負けて薬物に手を出してしまう恐れがあるので、薬物が容易に手に入るようなクラブにはもう近付かない方がいいかと思いますね。
今年は、電気グルーヴのピエール瀧容疑者もコカイン使用で逮捕され、取り調べに対しては、20代のころから大麻やコカインを使用していたと供述しているほか、「使っていなかった時期もある」とも話し、間を空けて使用再開というケースも多いようなので、そうした部分にも注意をしてもらいたいです。