音楽ユニット『ミヒマルGT(mihimaru GT)』のボーカル・hirokoさん(本名=阿久津博子 34歳)が、詐欺事件で逮捕された経営コンサルティング会社社長・池田泰章容疑者(いけだ・やすあき 47歳)と離婚していたことが明らかになりました。
10日付の『デイリースポーツ』によれば、夫婦関係に亀裂が生じたことで約1年前から別居し、離婚はそれまで協議していなかったものの、池田泰章容疑者が昨年12月に逮捕されたことがきっかけで離婚を決断したといいます。
<↓の画像は、ミヒマルGT・ヒロコさんの元夫・池田泰章容疑者の写真>
池田泰章容疑者は5日までに3度逮捕されているのですが、ヒロコさんは面会にいっていないとみられ、代理人弁護士を通じて1月下旬に離婚が成立したとのことです。
ヒロコさんと離婚した池田泰章容疑者は、主要新聞各社の販促プロデュースや印刷業務などを手掛ける『株式会社シーアンドシー(C&C)』の池田佳代社長の息子で、2013年12月上旬ごろに知人を介して知り合った歯科医の男性に、「自分が作っている病院会報誌の通信販売コーナーに載せる商品を仕入れる会社をつくる」「資本金1000万で通販会社を作るので出資して下さい。出資していただければ、絶対に儲かります」
などとウソをつき、資本金名目で300万円をだまし取った疑いで、昨年12月4日に警視庁捜査2課に逮捕されました。
今年1月には、実体の無い芸能人のメールマガジン配信会社設立話を持ちかけ、自営業の男性から出資金名目で300万円をだまし取ったとして再逮捕され、この詐欺事件では人気お笑い芸人やアーティストの名前を出し、「かなりの利益が出る」などと言って自営業の男性をだましていたといい、著名人に会わせるなどして信用させ、お金をだまし取っていたとみられています。
また、5日には約7年前に起こした事件で3度目の逮捕をされており、2012年に医療機器を貸し出す実体の無い話を自営業の男性に持ちかけ、出資金名目で合計約1300万円をだまし取った疑いが持たれており、警視庁は池田泰章容疑者がこれまでに、4億円以上をだまし取ったと見て余罪を調べているといいます。
『東京スポーツ』(東スポ)の報道によれば、池田泰章容疑者は著名人との交流があることをチラつかせ、出資金話を持ちかけお金をだまし取っていたといい、特に頻繁に名前が登場したのが元民主党の鳩山由紀夫元首相で、池田容疑者は鳩山元首相と「マブダチ」だと公言し、2015年には「鳩山氏と行く中国ツアー」を計画、そのための会社設立を複数人に持ちかけて数百万円をだまし取っていたそうです。
<↓の画像が、鳩山由紀夫元首相の写真>
同ツアーには、中国の胡錦濤(こ・きんとう)前国家主席との会食も組みまれていて、日中友好に寄与するために、ソニーの出井伸之元会長、キヤノンの御手洗冨士夫名誉会長、森喜朗元首相らも賛同してくれているなどとウソをついていたといいます。
鳩山由紀夫元首相とは実際に知人を介して知り合い、何度か食事をしたことがあったそうですが、マブダチと呼べるほどの関係ではなかったといい、捜査関係者は池田泰章容疑者について、「他にも鳩山元首相の名前を出して、詐欺まがいのビジネスを行っていた。被害者から告発もされているはず。希代の詐欺師ですよ」
と指摘しています。
また、週刊誌『女性セブン』『週刊ポスト』『アサヒ芸能』の報道によると、池田泰章容疑者は2014年3月にH社を設立し、取締役には鳩山元首相(2015年6月に退任)とベテラン私設秘書が名前を連ねており、鳩山元首相はH社に1000万円を出資して200株を保有する筆頭株主でした。
池田泰章容疑者は多くの政治家たちと繋がりのあった母親のコネを利用し、詐欺行為を重ねていたといい、2014年4月には鳩山会館で横綱・白鵬関やセクシータレントのHやMなども出席の花見会を開催、同9月には鳩山由紀夫元首相と幸夫人、マイケル・ジャクソンさんの父親のジョセフ・ジャクソンさんと会食、2015年12月には鳩山会館でクリスマスパーティーを開催するなどし、詐欺被害者たちを信用させていたそうです。
しかし、鳩山由紀夫元首相は池田泰章容疑者が詐欺行為をしていたことを知らなかったといい、被害者らが鳩山元首相と面会して「出資金を返してもらえないか」と駆け寄ったところ、「皆さんに迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪した一方で、投資話のことは全く知らないような口ぶりだったといいます。
2016年に『週刊ポスト』から取材を受けた鳩山由紀夫元首相は代理人弁護士を通じて、「(池田泰章容疑者との関係は?)は知人の紹介で知り合いました」と答え、出資トラブルについては、「H社は商品の販売促進業務を行なう会社として設立しました。他の皆様から別途出資金を募集すること等、全く想定しておりません」とし、池田泰章容疑者が鳩山由紀夫元商の名前を使って出資を募っていたことについても、「全く知りません。また鳩山に対し、どなたからも投資をなされる前のお問い合わせはありませんでした」と回答しています。
一方の池田泰章容疑者側は代理人弁護士を通じて、『週刊ポスト』に対して「詐欺被害者が続出しているとの虚偽事実が流布されています」という書面を送付し、池田容疑者の代理人を通じて金銭トラブルについて質問したところ、「架空の投資・出資話で金銭を詐取した事実はありません」「(集めたお金の使途は?)詐取した事実はありません」とキッパリと否定し、「(鳩山由紀夫元首相との関係は?)お答えする必要はないと考えております」と回答していました。
『アサヒ芸能』などによれば、池田泰章容疑者はこの他にも色々とトラブルを起こしており、池田容疑者の会社の一社提供だった深夜バラエティ番組『懸賞伝説』(テレビ東京系 2005・2006年放送)では、放送1回につき500~1000万円の制作費を20回分以上踏み倒して逃げ、それによって下請けの制作会社が出演者のギャラや制作費などを立て替え、総額で2~3億円ほどの被害を受け、番組も突如終了を迎えています。
私生活では、20代前半で一度結婚し、子供をもうけたものの、当時人気絶頂のスレンダー系グラビアアイドルAと不倫し、それが原因で離婚したそうです。
その後も、有名野球選手と結婚したモデルN、超有名スポーツ選手と結婚のタレントHと交際していたと知人男性が語っています。
こうしたトラブルを起こしていたという池田泰章容疑者とミヒマルGT・ヒロコさんは2011年秋ごろから交際に発展し、2014年までに結婚、2014年12月に第1子となる長女(4)が誕生したのですが、昨年12月に池田容疑者が逮捕された時点で夫婦は別居しており、ヒロコさんの関係者の話では、池田容疑者の詐欺とは無関係で、逮捕されたことに驚いているとのことでした。
そして、逮捕報道から1ヶ月が経った1月下旬には離婚が成立し、ヒロコさんが長女の親権を持っているとのことなのですが、“希代の詐欺師”と言われるほど悪質な詐欺行為を繰り返していた池田泰章容疑者と別れ、ヒロコさんは今後どのような活動をしていくのか気になります。
ミヒマルGTはヒロコさんの結婚を機に2013年末をもって無期限活動休止、ヒロコさんはそれから子育てに専念しているようで、もう5年以上活動していない状態にあるのですが、離婚してシングルマザーになったことから、今後また歌手活動再開やミヒマルGT復活といったこともあるのかもしれないですね。
なお、『デイリースポーツ』はミヒマルGTの復活について、現時点で未定と伝えています。
<↓の画像は、ミヒマルGTメンバーのヒロコさん、miyakeさんの写真>
元夫が悪質詐欺事件で逮捕されただけに、もし復活となった際には批判の声も多く上がりそうな気がしますが、ヒロコさんが再び歌う姿を見たいものです。