音楽ユニット『globe(グローブ)』のメンバーで、DJのマーク・パンサーさん(日本名=酒井龍一 53歳)が自宅で飼っていた2歳の愛猫が、失踪の末に死んでしまったことをツイッターやインスタグラムで報告し、ネット上では飼育方法に問題があったとして批判の声が上がっています。
マーク・パンサーさんは3月11日に、「愛猫がいなくなって三日三晩 どこ探しても、どんなに静かにマンション、外に座って耳を澄ましても、猫の鳴き声が聞こえません…警察、保健所、愛護協会には連絡済みです 皆様のお力をお貸しください」「逗子、鎌倉の皆様よろしくお願いします」
と綴り、2歳の猫・ピケ(品種:ベンガル)が行方不明になってしまったことを明かしました。
<↓の画像は、マーク・パンサーさんのインスタグラム投稿写真>
その後も、「うりふたつなもう1匹の兄弟猫がずっと逗子マリーナのバルコニーから呼んでいます…朝から晩まで泣いています 心がはちきれそうな叫びです…そんな中、僕は今から関西に出張です…妻と親と友人達に今日と明日を任せます…逗子マリーナ近辺の目撃情報よろしくお願いします」
と綴り、ベランダの手すりに乗った兄弟猫・ラミの写真を投稿していました。
<↓の画像が、マーク・パンサーさんのツイート写真>
しかし、それから2日後に「ピケは…早すぎますが…僕のせいで天国に行きました…本当にごめんなさい…R.I.P PIKE」と、死んでしまったことを報告していました。
<↓の画像が、愛猫の死を報告したインスタグラム投稿写真>
これに対してマーク・パンサーさんのファン等からは、
- マークさんのせいじゃないよ!
- どうか自分を責めないで
- ご主人のところに戻れたならPIKEだって幸せだよ…きっと…。
- 悲しいですがピケはずっと近くで家族を見守ってくれますよ!しばらくはお辛いかと思いますが、どうかご自身を責めないで心穏やかにお過ごしください
- 大切な家族を失って本当に辛いと思います‥‥マークさんと過ごした時間はピケも幸せだったと思うし、マークさんの事を恨んでもいないと思います。
どうかあまりご自身を責めないでゆっくりと傷ついた心を癒して立ち直ってください
などと、慰めのコメントが寄せられていました。
その一方で、
- インスタを見る限りでは、起こるべくして起こったことだと思います。うちにもベンガルがいますが、他の子(雑種)より身体機能が高いです。運動量も違いますし、好奇心旺盛です。
猫、ベンガルの生態などを理解していれば、脱走も含めそもそも対策が必要だったと思います。 - 辛いでしょうがあなたのせいです。いなくなった後ももう一匹の猫をノーリードでベランダに出して手すりにいるインスタあげてましたね。
いなくなった子を探している...って可哀想風なインスタになってましたけど。本当に改善する気あるのかな?
自分家のベランダであろうがマンションのベランダにノーリードで猫ちゃん出してはいけませんよ。ネットかけてるわけでもなく。今残ってる子が迷子になりませんように。 - 突然相棒を失ってしまったもう1匹への影響も心配です。お願いだから、もう同じ事が起こらないように猫ちゃんを第一に考えて対策してあげてほしい。
オシャレな写真は家の中でも撮れますよね。きっと普通のお家よりも広いでしょうし、お家の中で、たくさん遊べるようにしてあげてほしい。本当にかわいそう。 - ハーネスも付けずにあのベランダに出すなんて、猫の事を全く知らずに飼い始めたの?年齢的にもまだまだヤンチャだし、驚いたりした時は外に行ってしまうと思わない事に驚く。
どれだけ注意を払っていても危ない時はある。2歳で亡くなってしまった猫を思うと、かわいそうでならない。外に出す時はハーネスが必須だと思う。
などと、マーク・パンサーさんの飼育方法に問題があったとして非難の声も上がっていました。
週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』の取材に応じた動物保護団体の代表も、「インスタの写真を見て、こういう飼い方をしてしまっては……と猫ちゃんを可哀想に思いました」「写真は『これじゃあ脱走してもしょうがない』というものばかりでした。リードも付けず、バルコニーの柵には脱走を防止する設備などは一切ありませんでした。兄弟猫も悲しんでいるという投稿の写真も……。脱走するのも仕方がない環境下で育てていて、結果的に1匹が行方不明になっているなかで、兄弟猫も同じ環境で当然リードもなく、バルコニーの柵の上を歩いていて……。 『今の環境・飼い方が良くない』という自覚はないと感じ、兄弟猫も同様の事態になってしまうのではないかと心配になりました。」
と語っています。
また、「猫は敏捷性が高く、また高いところから落ちても大丈夫なイメージを持っている人もいるでしょうが、高いところから落ちたことによる死亡例も少なくありません。」「ベンガルは猫の中でもトップクラスの身体能力があると言われており、人間の肩までジャンプできます。猫種の能力的にも脱走してしまいやすい猫といえるので、もっと注意を持って接してほしかったです」
と語っています。
マーク・パンサーさんは愛猫が死んだことを報告後の投稿で、「1日中ラミ君とミーティングして、いろいろ考え、反省しました。」「安全第一で頑張って行く事を誓います」「家の中をもっと楽しめるように色々改造して行きます!これからは猫と犬とウサギとハリネズミと人間と一緒に、安全第一に自由に気持ちよく過ごしながらやって行きます!とりあえずラミ君のために古くなったキャットタワーを新しくします」
と綴っており、自身の飼育方法に問題があったことを自覚している様子です。
マーク・パンサーさんが飼っているベンガルは大人しく温厚な性格ながら、運動量が多い品種であるため、十分に運動できる環境が必要とされているのですが、マークさんの投稿を見る限りでは飼育環境をしっかり整えられていなかったようですね。
さらにネット上でも指摘されている通り、脱走する危険性があるにも関わらず、ハーネス等も付けずにバルコニーの手すりに登らすといったことをしており、飼い主に問題があったと言われても仕方がないと思います。
猫は好奇心旺盛なことや、ストレス発散などで外に出たがることがあり、そして一度屋外に出たことがある場合、縄張りの確認等でも外に出たがるようになってしまうことから、室内で猫を飼う際には安易に猫を外に出さず、室内でストレスを発散させることが重要といいます。
また、脱走防止のために玄関に柵を設け、ベランダにネットを張り、窓や網戸にストッパーを付けるといった対策も必要とされています。
マーク・パンサーさんは死んでしまった猫以外にも、犬、ウサギ、ハリネズミを飼っていることを明かしており、大切な家族がまた失踪して死んでしまうということがないように、これから出来る限りの対策を行っていってほしいですね。