画像はマリエさん
女優・沢尻エリカ容疑者の薬物事件が大きな話題になる中、ハーフタレントでファッションデザイナー・マリエさん(本名=玉木パスカルマリエ 32歳)の長姉で、モデルやピラティスインストラクターとして活動の玉木カリーヌ桂被告(37)が、大麻・覚醒剤事件で逮捕、起訴されていたことが分かったと『東京スポーツ』(東スポ)がスクープしています。
東スポによれば、裁判では玉木カリーヌ桂被告がこれまでに7回の逮捕歴があり、重度の薬物依存状態にあることなどが明らかになったそうです。
<↓の画像が、マリエさんの姉・玉木カリーヌ桂被告の写真>
玉木カリーヌ桂被告は小学校から慶應に通い、エスカレーター式で大学へ進学し、嵐・櫻井翔さんの同級生だったことが明らかになっており、マリエさんが過去に『嵐の宿題くん』(日本テレビ系)にゲスト出演した際、「櫻井さんのことは知ってるんです。お姉ちゃんが同級生。カリーヌ」と明かしたところ、櫻井さんが「おー、そっくりじゃん」とリアクションする場面があったといいます。
<↓の画像は、玉木カリーヌ桂被告と妹・マリエさんのツーショット写真>
玉木カリーヌ桂被告は幼少期からモデル活動をしており、ファッション誌『CUTiE』で専属モデルを務めていたほか、『VOCE』などの美容ファッション誌、『ダイハツ』や『日産』のCMなどにも出演し、2005年にヨガインストラクターの資格を取得、2017年からヨガのパフォーマンス向上を目指し、エクササイズ「ピラティス」のインストラクターとしても活動をしています。
そんな玉木カリーヌ桂被告の初公判が先日行われ、今年8月中旬から同27日の間に、東京都内もしくはその周辺で覚醒剤を使用したとされており、交際中の男性と同居している自宅に家宅捜索が入り、自宅から大麻が発見されたほか、尿鑑定で覚醒剤の陽性反応が出たとのことです。
<↓の画像は、今年1月にラジオ番組出演時の玉木カリーヌ桂被告の写真>
裁判では2度の離婚歴、7回の逮捕歴があることが明らかにされ、玉木カリーヌ桂被告は大麻や違法薬物に手を出した経緯について、「19歳ぐらいのときに、父が住むカリフォルニアへ行った時に大麻を使った」「必ず交際相手が持っていて、それを勧められた」「(なぜ使用した?)相手から暴力を受けないため。大麻を吸うと優しくなる」
などと語り、その後も当時出入りしていたクラブで好意を持った男性からの勧めで薬物を使用、23歳の時に交際していた男性からは小さな塊を口に入れられ、後に覚醒剤だと言われたといいます。
<↓の画像は、20代の頃の玉木カリーヌ桂被告の写真>
自身でお金を出して薬物を購入したのは1度だけで、「相手に勧められたから。交際相手に嫌われるのが嫌だった」ことから薬物の使用を続けていたといい、1度購入した理由についても「暴力を振るわれたくないから、交際相手の同級生の男から買った」と供述したそうです。
玉木カリーヌ桂被告には10代後半の息子がいるそうですが、現在は祖母と母親との3人で生活しているといい、母親は自宅ビルのテナント管理などをしていて、証人として出廷した母親はカリーヌ被告の性格について、「感情の起伏が激しくて、人に頼る。寂しがり屋でもある」と語り、これまでカリーヌ被告が違法薬物を使用し、依存状態にあることを知らなかったとのことです。
これまで7回も逮捕されたにも関わらず1度も起訴されず、8度目の逮捕で初めて起訴されたとのことですが、その理由について東スポは、「『売人でない』『自ら購入していない』『交際相手の影響で断れない』などの事情から起訴猶予なり不起訴なり判断されてきたのだろう。」
と推測しています。
そして、初公判で検察側は「19歳から使用するなど違法薬物に対する親和性・依存性が認められる」として懲役1年6ヶ月を求刑し、玉木カリーヌ桂被告の38歳の誕生日である11月28日に判決が言い渡されるそうです。
女性の場合は特に交際相手の影響で薬物使用を始め、薬物依存状態になったという話をよく耳にしますが、これまでに7回逮捕され、それでも止められなかったというのは何とも恐ろしい話です。
8回目の逮捕で初めて起訴され、これによって改めて反省をしているかと思いますが、約20年にわたって交際相手と大麻や違法薬物を使用してきたとのことで、先日薬物事件で4度目の逮捕となった田代まさし容疑者、過去十数回逮捕されている元体操日本代表の岡崎聡子受刑者などと同じく、今後も同じ過ちを繰り返してしまいそうな気もします。
しかし、玉木カリーヌ桂被告は裁判で「子供にも言えないようなことをして、恥ずかしいと思っている…」と述べ、同居している母親は今後の更生を支えると約束していたとのことで、妹のマリエさんにもこれ以上迷惑をかけないためにも、今回の逮捕・起訴を受けて薬物からの脱却を目指してほしいですね。
【追記 11/28 21時10分】
玉木カリーヌ桂被告の判決公判が28日に横浜地方裁判所で行われ、懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決が下されたことが明らかになりました。
東スポによれば、裁判長は玉木カリーヌ桂被告に対して、「こういった使用歴に鑑みると、初犯とはいえ、違法薬物に対する親和性、依存性がそれなりに進行しているとうかがわれる」と指摘した上で、「(本件犯行は)被告人が正直に供述したからこそ判明したこととはいえ、被告人の周囲には違法薬物に関わる者が相当数おり、被告人が誓っている通り、交友関係や生活環境を改めなければ、再犯の恐れも認められる」
と述べていたとのことです。