インスタグラムのライブ配信で、元お笑いタレント・島田紳助さんから過去に性的な関係を求められたと告白し、大きな注目を集めているモデル・タレントのマリエさん(本名=玉木パスカルマリエ 33歳)が、14日深夜に行ったインスタライブでこの件に再び言及すると共に、週刊誌『週刊文春』の取材に応じていたことが明らかになりました。
マリエさんは4日未明に行ったインスタライブで、18歳の頃に島田紳助さんから体の関係を求められ、それを断ったことでレギュラー番組を降板したと衝撃告白をすると共に、紳助さんに加担していた人物として、人気お笑いタレントの出川哲朗さん、お笑いコンビ『やるせなす』などの名前を挙げたことで大騒動に発展しました。
マリエさんは、その場に居合わせた島田紳助さんの取り巻きタレント達から、紳助さんの要求に応じるようしつこく説得されたと主張していました。
しかし、出川哲朗さんが所属する芸能事務所『マセキ芸能社』、やるせなすが所属する『ワタナベエンターテインメント』は公式サイト上で、マリエさんが話した内容は事実では無いとキッパリ否定しました。
<↓の画像が、出川哲朗さん所属『マセキ芸能社』のコメント写真>
<↓の画像が、やるせなす所属『ワタナベエンターテインメント』のコメント写真>
一方のマリエさんはその後更新したインスタグラムで、「I never lie Yes it’s happened in that day. Thank u for your memory. そうですその日の打ち上げでの出来事でした。私は嘘をつきません。」
とのコメントを投稿し、インスタライブで話した内容は事実だと主張しました。
<↓の画像が、マリエさんのインスタグラム投稿写真>
そして、あの告発から10日後の14日深夜にインスタライブを行ったマリエさんは、過去の事を今になって話した理由については、「マリエちゃん、断ったんだ。断ってもいいんだ、というシチュエーションを伝えたかった。笑ったっていい、どれだけディスったっていい。私は強いから。もう2度と、同じ経験をする子たちが少しでもいなくなって欲しいと思って発言しています。それだけです」
と説明しました。
また、「告発とかではない」とし、「誰が誰を…じゃないと思っている。でも、自分が見たおぞましい光景は、2度と誰にも見せたくない」「炎上させて、喜んでいないから。炎上させるつもりもないし…させたのはYouTuber。私は何もしていない。これ以上…嫌だよ、私も。面倒くさい」「私は、いつまでも愛を伝え続けるわ…それだけ。未来への愛を、ずっとデザインし続けるわ。それだけです。誰ともケンカするわけでもないし、真実を伝え、問題をデザインしていくだけ」
などと語っていまいた。
インスタライブではこの他に、この騒動によって自宅周辺に複数の記者が張り込んでいることを明かしていたのですが、マリエさんは12日に『週刊文春』の直撃取材に応じたようです。
15日発売の『週刊文春』によると、出川哲朗さん等の否定によって、マリエさんがウソをついているのではとの指摘もあるが?と質問すると、「私は嘘を言ってない」「インスタも『全部真実です』って言っているので」と答えたといいます。
なぜ今になって、15年も前の話をした?との問いには、「これからの未来ある女性だったり、もちろん女性だけじゃなくて、次の世代、彼らが生きる世界をもっとリベラルに残してあげたいという思いで、自分のブランドも立ち上げてやってきたので。私としてはもう、それだけです」と語ったとしています。
『週刊文春』はさらに、島田紳助さんの自宅を訪ね、妻と思しき女性に話を聞いたところ、「事実ではないですから」と答え、本人がそう言った?との問いには「もう私、知りません」と話したそうです。
さらに、マリエさんの所属事務所『レプロエンタテインメント』に見解を求めたところ、「担当者が確認中」として回答が得られなかったといいます。
15年前にマリエさんのチーフマネージャーを務めていた人物にも話を聞いたところ、「(制作会社のことは)知ってますが、謝りに行ったかは分からない」と答えたとしています。
また、同日発売の『女性セブン』もマリエさんの告発騒動について報じており、記事に登場するテレビ局関係者が、「紳助さんは関係者に『2人で酒を飲んだことも無いし、電話番号すら知らん。誘ったことなんて無い』と完全否定しているようです。」
と語っています。
続けて、「マリエさんが名前を出した『やるせなす』の中村豪さんは、紳助さんがMCだった『世界バリバリ☆バリュー』(TBS系)の打ち上げで会ったことは認め、さらに『確かにその日、ソファ席で下ネタを話したし、席にマリエさんがいたことも覚えている』と話している。一方で、『マリエさんに向けて枕営業の話をしていた事実はない』と、やはり否定しています」
と語り、マリエさんの告発の真相は闇の中だとしています。
なお、『女性セブン』によれば、マリエさんは昨年9月にもインスタライブ中に同様の告発をしていたそうで、以前から“芸能界の闇”を語っていたとのことです。
マリエさんは4日未明のインスタライブで実名を出して、島田紳助さん、出川哲朗さん、やるせなす等を非難し、これらの人物の言動によって精神的な苦痛を受けたと言いつつも、争うのは面倒だから別に訴えるつもりも無いとも語っています。
一方の出川哲朗さん、やるせなす側は、仕事への影響を懸念してマリエさんの主張を否定しつつ、現時点では法的措置を講じるとの発表は特にありません。
そのため、このまま騒動は収束へと向かっていきそうな気もしますが、特に出川哲朗さんは今後の活動に影響が及ぶ可能性が高いだけに、何かしらのアクションを起こすことも考えられます。
もしそうなった場合に、マリエさんはどのような対応をするのか見ものですが、果たしてこの騒動は今後どういった展開を迎えるのでしょうかね。