歌手・森進一さん(76)と森昌子さん(65)元夫妻の3男で、ロックバンドの“マイファス”こと『MY FIRST STORY』のボーカル・Hiroさん(本名=森内寛樹 29歳)が、様々な番組で共演している『ダウンタウン』の松本人志さん(60)の性加害疑惑スキャンダルについて持論を展開し、ネット上で物議を醸しています。
週刊文春は、被害を訴える女性らの証言を基に松本人志さん等の性加害疑惑を報じ、その手口については、後輩芸人たちが飲み会と称して複数の女性を高級ホテルのスイートルーム等に集めて、松本さんに女性たちを斡旋していたとしています。
こうした報道を受けて、『ワイドナショー』『人志松本の酒のツマミになる話』『ダウンタウンDX』など数多くの番組で松本人志さんと共演し、松本さんと仲が良いマイファスHiroさんは自身のYouTubeチャンネル『森ちゃんねる』(登録者数:15.1万人)を更新し、松本さんの性加害疑惑について言及しました。
マイファスHiroさんはまず問題の飲み会について、「飲み会が事実だったのかどうなのか?みたいなのは、あんま俺は関係ないと思ってる。あんな会は死ぬほどあるしさ。誰かが女の子を連れてきて、バーで飲もうよとか、どっかの部屋で飲もうよなんて死ぬほどあるし、余裕で俺も経験したことある。別に、(女性側に)覚悟して行けとは思わないけど…松本さんが『完全にハメられたんだな』って感じ」「時系列を見てみると、そもそもなんで8年前のこと言ってんの?みたいな。」
と語っています。
また、被害を訴える女性が飲み会後にLINEで、“アテンド役”を務めた『スピードワゴン』の小沢一敬さんに対して、「今日は幻みたいに希少な会をありがとうございました。会えて嬉しかったです 松本さんも本当に本当に素敵で、佐田さんも最後までとても優しくて 小沢さんから頂けたご縁に感謝します。」
といったメッセージを送っていたことが判明した件についても言及しています。
<↓の画像が、ネットに流出したA子さんと小沢一敬さんのLINEトーク写真>
マイファスHiroさんはこのメッセージについて、「その女の『詰め甘っ!』みたいな。『お前、詰め甘いな。やるんだったら、ちゃんとしっかりやりきれよ?』みたいな。文春サイドも、もちろん絶対調べておくべきだしね。俺は完全に、その子が悪意を持ってやっていると思っている。俺は“浅はかな女”だなって思う。」
と持論を展開しています。
さらに、松本人志さんが女性に対して「俺の子ども産めや!」等と言い放ったとされることについては、「文字にしたらイカついけどさ、なんかあの人が言うの想像できるじゃん? ギャグでふざけて。言われた側は『そんな冗談じゃないんだよ』って思うかもしれないけど、飲み会にそんなマジメなヤツ来んなよ」「率直に言うと、『(松本さんが)可哀想だな』って感じ」「いいだろもう…(活動を)続けさせろよ」
などと語り、松本さんには早く復帰してもらいたいとの思いを明かしています。
この動画に対してネット上では、
- 素直でストレートで率直に思った事言ってて好き
- 松ちゃんについての動画の中で、一番人間らしい意見を聞けて嬉しい
- 女性ですが、同意です!私の気持ちを代弁してくれてて最高です!
- そんなまじめなやつくんなよ 本当その通りって思いました!!普通に生きてたらそんな場面に遭遇する機会すらないです 本音で話してくれて見ててスカッとしました
- 無神経にもほどがある。被害者はその気もないのに逆らえないような状況に追い込まれ、素っ裸で筋骨隆々の超大物芸人が現れ、いきなり求められてそんなこと言われたら恐ろしくて仕方ない
- この人、女性妊娠させて堕胎させた件で数年前スキャンダルにならなかったっけ? やっぱり感覚が少しおかしいんだろうと思ってしまう。
兄の方も色々女性の話はあるけど、もう少し気を付けて言動してるみたいね。 - 「同じ穴の狢」なのかなというのが率直な印象。近いことを自身や周囲の人間も行って感覚がマヒしてるんじゃないの。
恵まれた家庭に育ち、好き放題に生きてこれた結果、多少の無茶くらいは自分なら通ると。
松本人志は「裸の王様」と書かれてたが、彼もまたそうなのかもしれないと感じた。
などの声が上がっています。
マイファスHiroさんの意見に対して賛同する声も多く、そもそもホテルでの飲み会に参加したこと自体が問題とし、そして飲み会終了後のお礼メッセージから女性の告発は信用ならないとの声は少なくないですね。
ただ、問題のお礼メッセージについてA子さん本人は週刊文春の取材に対して、「飲み会だと言われていたにもかかわらず、当日になって場所がホテルに決まり、女性陣だけ携帯電話を没収されていた」「お礼LINEを送った時はパニック状態にありました。全裸で高圧的に迫ってきた松本氏を拒否したため、男性陣が謝罪する姿を目の当たりにした直後であり、最後まで対応しなかったことをむしろ自分の非であるかのように感じていました。しかも数時間前には、小沢氏から『失礼があったら、この辺りを歩けなくなっちゃうかもしれないからね』と脅されてもいた。芸能人の卵として駆け出し中だった私は『どうか穏便に見逃してほしい』と、反射的にお礼の文言を書いてしまいました。」
と説明しています。
また、性暴力の被害者支援活動を行っているNPO法人の代表・望月晶子弁護士によれば、性加害を受けた後に加害者に対して“迎合メール”を送るのは「性被害者特有の自己防衛行動に他ならない」とし、こうしたメールがあったからと言って同意があったという証明にはならないといいます。
実際に、裁判に発展したフリージャーナリスト・伊藤詩織さんの性被害事件では、TBSの元ワシントン支局長・山口敬之さんから被害を受けた後に、性暴力を受けた後とは思えない内容のメールを送っていたことが明らかになっているものの、裁判所はそうしたやり取りを性的同意の根拠とは見なさず、「酩酊状態で意識がない伊藤さんに合意がないまま行為に及んだ」として、伊藤さんは民事訴訟で勝訴しました。
ちなみに、この事件を当時『ワイドナショー』で取り上げた際に松本人志さんは、「後日、彼女の方が『嫌だった』『納得してない』って、思いだすのが嫌になるっていうことは間違いないですよね。そうなると男は謝るしかないですよね。」「これまた控訴したところで、これでもし逆転で勝ったとしても格好よくないですよね。どこまでいってもこうなっちゃうと格好よくない」
と語っていました。
こうした事例もある中で、マイファスHiroさんは被害を告発した女性の言動を痛烈批判し、松本人志さんは「完全にハメられた」と語っており、個人的にこの問題をどう受け止めようが自由ではあるものの、松本さんにあまりにも肩入れし過ぎていると感じますし、被害を訴える女性への配慮は一切感じられず、さらに追い込むような発言をYouTubeを通じて発信するのはどうなのかと思います。
マイファスHiroさんも過去に週刊文春によって二股交際スキャンダルを報じられたり、元暴露系YouTuber・国会議員の“ガーシー”こと東谷義和被告によって、元グラビアタレントで子持ちの女性と交際し、妊娠が発覚後に中絶を強要、人工妊娠中絶手術を受けさせていたことが明らかになっています。
マイファスHiroさんも女遊びが非常に激しく、女性をモノのように扱っているフシがあるので、今回動画で語ったような考えになってしまうのではないかとも思いますが、自身も今後また女性関係のトラブルを起こして、周囲に大迷惑を掛けるようなことがないよう注意してもらいたいです。