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高山善廣がDDT豊中大会で頸髄損傷・変形性頚椎症の大ケガ、現在の状態は首から下が麻痺、一生車イス生活の可能性も…

プロレスラー高山善廣のケガの状況「頸髄完全損傷で回復見込み無し」と発表…現在はリハビリも復帰は厳しい状態

プロレスラー・総合格闘家で、俳優としても活動していた高山善廣さん(たかやま・よしひろ 50歳)が、「頸髄(けいずい)完全損傷」「回復の見込みは無い」と診断されていたことが明らかになりました。

高山善廣さんは今年5月4日、大阪・豊中市で開催された「DDT豊中大会」第4試合の6人タッグマッチに出場し、ヤス・ウラノ選手(41)に前方回転エビ固めという技をかけた際に、頭を強打して動けなくなり、大阪府内の病院に緊急搬送されました。

<↓の画像が、DDT豊中大会でのワンシーン>

同6日には試合を開催したプロレス団体『DDT』が会見し、高山善廣さんのケガの状態について説明を行い、「検査の結果、頸髄損傷および変形性頚椎症という診断が下りました(病名等は現時点で考えられるものであり、今後の検査等を進めていくにより変わることがあるとのことです)。」とし、5月8日には手術を受けていました。

そして、9月4日に高山善廣さんの現状についての会見が行われ、会見には『DDT』の高木三四郎社長、さらに有志代表としてプロレスラーの鈴木みのる選手、高山善廣さんのマネージャー・石原真さんが出席。

石原真マネージャーは高山善廣さんの現状について、「意識はあるが、首から下の感覚がなく、人工呼吸器をつけて呼吸をする状況でした。現在、自分で呼吸できるようになり、ICU(集中治療室)からHCU(準集中治療室)に移り、8月中旬に関東の病院に転院しました。自分で呼吸のできる状況です。ただ、肩から下の感覚が戻っておりません。お医者様からは『回復の見込みは現状ない』と言われております。本人も絶望を口にしている状況でしたが、少しでも望みを持って、リハビリを行っております」と、非常に厳しい状態であると明かしました。

これに対して鈴木みのる選手は、「昨日、本人に会ってきまして、いろんな話をしてきました。俺の顔を見て第一声が『G1(G1 CLIMAX 27)誰が優勝した?』って。自分は体動かない状態なのに、プロレスのこと気にしていた」と明かし、「10何年か前、オレが体もよくないし、プロレスできないなと思ってた時に、彼とドン・フライの試合を見て、オレは何やってんだろうと思って。その後、戦って意気投合して、新日本プロレス、全日本プロレス、各メジャー団体を一緒に暴れ回って、同じ時間を共有した、自分の親友です」と涙ながらに語りました。

<↓の画像が、会見に出席した鈴木みのる選手の写真>

続けて、「普段、『バカヤローッ』って、人のことぶっ飛ばしてるクソ野郎が何を言っても皆様には響かないと思いますが、ぜひ高山善廣に…勇気をたくさんもらったと思うので、力を貸して下さい。前田日明さん、彼の一番最初の師匠である高田延彦さん、ぜひ、力を貸して下さい」と、協力を呼び掛けていました。

また、高木三四郎社長は高山善廣さんの支援団体『TAKAYAMANIA』の立ち上げを発表し、各プロレス団体に呼び掛けて各試合会場には募金箱を設置するほか、応援グッズの販売、高山善廣さんプロデュースのプロレス興行を今後開催し、活動の収益金は全て治療費などに充てられるとしています。

今回の会見に合わせて、高山善廣さんのコメントも発表されており、「この度は私、高山善廣を支援していただく会を発足していただき、また、その発表にお集まりいただきました皆さんに、感謝いたします。」と感謝の言葉を述べた上で、「去る5月4日、試合中、頚椎を痛めてしまい首から下が全く動かず、また呼吸もできなくなってしまいました。首の手術を受けた後、心臓停止などのトラブルもあり、術後の経過が思わしくなく、なかなか皆さんにご報告できる状況にありませんでした。」と、これまでの経緯について説明。

続けて、支援団体『TAKAYAMANIA』の設立などについて「私のために仲間たちが集まって、私のために色々とやってくれると聞き、感謝の気持ちしかありません。みなさん、どうもありがとうございます。」と感謝し、「私もどんどんアイデアを出していこうと思っております。リハビリ頑張りますので今後ともよろしくお願いします」としています。

そして、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

高山善廣さんのケガの症状がかなり重いことは、週刊誌『週刊文春』が8月に報じており、高山さんは事故から2日後の5月6日に、脊髄の専門医がいる大阪府内の病院へ転院し、緊急手術を受けたそうです。

しかし、プロレス関係者は「回復の気配は一向に見られません。首から下が麻痺して全く動かず、自力で食事や排泄を行うことができない状態なんです。周囲の呼び掛けには応じるなど意識はあるのですが、会話もままならない。奥さんは、夏休み中の子供を親戚に預け、大阪にウィークリーマンションを借りて、高山の看病を続けています」と語っています。

また、高山善廣さんの知人は今後について、東京都内の病院で再手術をするプランもあると明かしているのですが、大阪からの長距離移動になるため、命がけになると語っています。

このようにかなり厳しい状況にあるとのことなのですが、福岡徳洲会病院の人工関節・リウマチ外科センター長・長嶺隆二氏は、頸髄損傷には完全型と不完全型があり、もし完全型だとすると、車イス生活をしいられることになり、普段の生活も人の手を借りなければならない状況が一生続くと説明しているのですが、これからリハビリなどを行い、せめて普通の生活が送れるようになるまで回復し、またいつか元気な姿を見せてほしいですね…。

プロレスは屈強な選手たちがぶつかり合い、様々な技をキメ合う激しいスポーツということから、試合中に大きなケガを負うことも珍しくはなく、今年3月には、タレントとしても活動していた新日本プロレスの本間朋晃選手が「頚椎損傷」で入院しました。

4月には同・柴田勝頼選手が「硬膜下血腫」で手術を受けるなど、大きなケガが相次いでいることから、新日本プロレス出身で現在はアメリカの『WWE』で活動している中邑真輔選手は、「日本のトレンドが危険な技の応酬になったところで重傷者が出ているので、考えたり、変えていくことが必要な時期じゃないかと思う」と語るなどしています。

2009年には、プロレス団体『ノア』の社長兼選手だった三沢光晴さんが、対戦相手からバックドロップをかけられ、頭を強打したことによる「頸髄離断(けいずいりだん)」で46歳という若さで亡くなるなど、プロレスは一歩間違えば死に繋がる危険なスポーツで、高山善廣さんのケガなどを受けて、今後プロレス界全体でこうした事故を少なくするためにはどうしたら良いのか、しっかりと協議を行っていく必要があるのかもしれないですね。

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