堀米雄斗選手(ほりごめ・ゆうと 24歳)や白井空良選手(しらい・そら 21歳)らと共に、東京五輪の強化指定選手にも選出されていたプロスケートボード選手・池田大亮容疑者(いけだ・だいすけ 22歳)が、大麻取締法違反の容疑で逮捕されていたことが明らかになりました。
日本テレビやTBSの報道によると、池田大亮容疑者は昨年11月に神奈川県川崎市内の自宅で、大麻を所持した容疑で今月9日に警視庁に逮捕されたとのことです。
警視庁は池田大亮容疑者の認否を明らかにしていませんが、大麻を所持していた経緯、動機などを調べているといいます。
そして、池田大亮容疑者が大麻所持で逮捕されていたことが判明しネット上では、
- 池田選手もロサンゼルスに度々行ってたみたいだし、驚きは全くない
- エクストリームスポーツそしてサーファー全員に抜き打ちで薬物検査して見な どうなるかわかるでしょ
- 大麻所持=スケボー、ラッパー、スノボー 他の選手がどんなに頑張っても一部の輩で印象が悪くなる
- こういつやつがおるから、みんな同じ目で見られる。頑張ってる選手がかわいそう
- 国内で吸う快楽と見つかった時に失うものの大きさを比べれば、どちらがいいかはすぐにわかるのに…
- Xスポーツ系のスポーツ選手は、「米国を拠点として、大麻を常習的に使用するのは普通なのかな?」と思います。
どうやって持ち込むのか、日本の売人と接触しているのか、そうなると大きな問題でしょ。 - スノボとスケボはこの手のルール・礼儀無用の手合いが多いイメージ。アスリートとかスポーツマンという印象は全く無い。
- 特に驚くことでもないよね。やっぱりそんな連中なんだなって再認識するだけ。これがフィギュアスケート選手とかだったら衝撃だけどね。
- 滑る系ってチャラついたのが多いんだよな。こういう奴のせいで全員の印象がさらに悪くなる。
五輪競技にしてTVでも持ち上げまくってるから図に乗るのも出る。関係者はもっと危機感を持たないと駄目だよ。
などの声が上がっています。
池田大亮容疑者は父親の影響で3歳からスケボーを始め、東京五輪・男子ストリートの金メダリストで2歳年上の堀米雄斗選手は友人でライバルでもあり、幼少期から共に切磋琢磨し、11歳でプロとなりました。
<↓の画像は、堀米雄斗選手、池田大亮容疑者、西村碧莉選手の写真>
2015年には14歳以下の世界選手権で優勝、2016年に『一般社団法人 日本スケートボード協会(AJSA)』の大会でグランドチャンピオンとなり、2018年にAJSAのプロスケボーツアー年間ランキングで1位を獲得し、2019年には東京五輪に向けた強化指定選手に選出されました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で先行きが不透明な状況で、モチベーションも上がらず代表を決める選考会の大会に出場せず、これによって東京五輪には出場とはなりませんでしたが、その後も国内外でプロスケーターとして活躍を続けています。
ちなみに、弟の池田大輝選手(いけだ・だいき 16歳)もプロスケートボード選手で、国内外の様々な大会で優勝するなど好成績を残しており、昨年に日本で初開催されたエクストリームスポーツの大会『X Games(エックスゲームズ)』の男子ストリートで初出場ながらも銀メダルを獲得し、今後のさらなる活躍に期待が寄せられています。
このように兄弟揃ってプロスケートボード選手として活躍する中で、大麻事件で逮捕されたというのは非常に残念です。
3年半前には、プロスノーボーダーでトリノ五輪、バンクーバー五輪にも出場した国母和宏さん(34)が大量の大麻を密輸したとして逮捕、2020年1月に懲役3年・執行猶予4年の有罪判決が下されました。
国母和宏さんは中学生の時(14歳)に北米で初めて大麻を使用、その後もアメリカで長く生活する中で感覚が麻痺し、日本でも大麻を所持・使用していた等と裁判で語っていたのですが、池田大亮容疑者も度々アメリカに渡っており、それがきっかけで日本でも大麻を使用していたのかもしれません。
ただ、現時点で警視庁は認否を明らかにしておらず、今後の捜査の行方を見守っていきたいですね。